第1節ではストレージのデータを守る機能、スナップショット・アプリ連携・暗号化・認証などを解説しました。 今回はストレージの容量効率を上げる機能について解説します。
多数の仮想サーバーが稼働し、重複するデータブロックが多いほど重複排除率は高くなる。
差分/増分/永久増分バックアップする際、前のブロックデータとの重複が多いほど重複排除率は高くなる。
圧縮とは、元のデータを保持したままファイルサイズを小さくする機能。
ストレージに保存する前に重複排除・圧縮
ストレージに保存完了後に重複排除・圧縮
階層化(ティアリング)とは、よく使うデータをSSD上など高速にアクセスできる場所へ、あまり使わないデータをコストを抑えて配置できる場所へ配置すること。
今回はストレージの容量効率を上げる機能、重複排除・圧縮・階層化を解説しました。
増え続けるデータに対し、ストレージを効率よく使うために適切な製品を選ぶようにしましょう。
次回はストレージの性能をアップする機能・拡張する機能を解説します。次のページに進んでみましょう。