第9節はデータの通信速度とストレージの性能指標I/O・IOPS・レイテンシについて解説しました。
今回はストレージの提供形態と保守サポートについて解説します。
メリット |
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デメリット |
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資産購入した場合、購入金額をそのまま経費と計上せず、購入したものの耐用年数に分けて経費計上すること。節税効果が高いので、費用の大きな固定資産を購入した時は減価償却を行った方がお得です。一方、減価償却資産として処理するには経理担当者にとっては結構手間であり、償却資産税にも影響があるデメリットもある。
今回はストレージの提供形態とストレージの保守を解説しました。
HWのアプライアンス型だけでなくクラウド、HCI、SDS、フルマネージドサービスまで多様な選択肢をストレージメーカー各社は用意しています。性能や耐久性だけでなく、ユーザー企業の管理・運用方法も考慮し適切なストレージを選択しましょう。
次回はいよいよ第2章「ストレージ機能編」です。まずは基本のスナップショット・レプリケーションから学びましょう。