IBM(Software) watsonx
0
MCP(ModelContext Protocol)という新しい技術を利用することにより、汎用性や知識の広さといった軽量LLMにはない大規模LLMの良さを補うことができます。
これはAI同士やAIとシステムが連携するためのインターフェースで、軽量LLMと大規模LLMは連携できるようになりました。
つまり、「どちらかを選ぶ」のではなく「両方を使い分ける」ことが可能です。
たとえば、社内の機密データを扱う部分はオンプレミスの軽量LLMが担当し、一般的な業務計画や文書作成は大規模LLMが担当する、といった「いいとこどり」ができるようになります。
watsonxのメリット
- 業務の用途に応じて適切なAIを選択できる
- 社外用途等には信頼性の高いAI (IBMモデル)を、社内業務の効率化には多様な業務に幅広く使えるAI(Llama 2等)を、信頼性機能(.governance)で守られた1つのプラットフォームの上で選択することができる
- 機密性の高いデータも安全に扱える
- watsonxはクラウドだけでなくオンプレでも動くため、機微情報などクラウドに置けないくらい機密性の高いデータを扱う業務でも、安全にデータを扱える
watsonx.ai
生成 AI、基盤モデル、および機械学習機能のトレーニング、検証、チューニング、導入を行うAI 開発者向けの次世代エンタープライズ・スタジオ
SaaSおよびソフトウェアで機能を提供(SaaSでは、2024年1月より東京リージョンでの提供を開始)
- watsonx.ai のコンポーネント
- 基盤モデル・ライブラリー: IBM とオープンソースのモデルを提供
- プロンプト・ラボ: 基盤モデルを試し、さまざまなユースケースやタスクのためのプロンプトを構築
- チューニング・スタジオ: ラベル付きデータで基盤モデルをチューニング
- データサイエンスと MLOps: モデルのトレーニング、開発、ビジュアル・モデリング、および合成データ生成で機械学習モデルを自動で構築
watsonx Orchestrate
生成AIとIntelligent Automationを組み合わせ、業務効率化を実現する企業向けAIエージェント基盤。
複数LLMの選択、ガバナンス・オンプレ対応、ノーコード/プロコード開発や豊富なテンプレートを備える。
- 特徴
-
- すぐに使えるテンプレートエージェント
セールス、調達、人事など業務に特化したPrebuilt Agentsが利用可能
パートナーエコシステムAgent ConnectによるPrebuilt Agentsの提供 - ユーザーに適したエージェント開発体験
ノーコードでエージェントを作れるAgent builder+Langflow統合
主要エンタープライズアプリとの連携ツールを500近く提供
コーディングによる開発環境Agent Developlent Kit(ADK) - 複数エージェントのシームレスな連携
Multi-Agent Orchetrationによるエージェントインターフェースの統一で既存エージェントを有効活用
- すぐに使えるテンプレートエージェント
watsonx.data
構造化・非構造化データを統合的に管理・活用し、生成AIや高度な分析を支えるデータ基盤
- 特徴
-
- PrestoやSparkなどマルチエンジンに対応(価格・性能最適化)
- Iceberg、DeltaLakeなどのオープンなデータ形式に対応(ベンダーロックインの回避)
- ストレージとコンピューティングの分離(スケーラビリティとコスト効率)
- 非構造化データの取り込み、分類、意味付けに対応
- PII/HAPの検出・マスキング等のデータガバナンス機能搭載
- Vectorデータストア(Milvus)による生成AI対応(RAG精度の向上)
- 向いているユースケース
-
- 生成AI/RAGを用いたドキュメント検索・レポート自動生成
- 請求書・契約書・発注書など非構造化データからの情報抽出と利活用
- 構造化と非構造化の複合データ分析
- チャットBIでの自然言語問い合わせ対応(watsonx BIとの連携)
watsonx.governace
信頼できるAIの構築を支援する、データとAI双方のガバナンスを包含したツールキット。
責任ある、透明性・説明可能性を確保したAIのワークフローを実現する
- 特徴
-
- IBMがこれまで長年積み上げてきたAIガバナンス運用に関するフレームワークを、標準ワークフロー、並びに評価テンプレートという形式にして製品に組み込んで提供。
- AI開発プラットフォームはwatsonx以外も対応。Azure、AWS、Googleといった他社プラットフォーム上で管理されているモデルに関してもガバナンス管理をwatsonx.governance上で纏めて管理可能。
- Out of the BOXとして提供される標準ワークフロー、評価テンプレートを活用することですぐにAIガバナンスへの取り組みを開始。利用しながら細かな微修正はノーコードでアジャイル形式でフィッティングが可能。
- AIライフサイクル全体を管理するために必要となるガバナンス・リスク・コンプライアンス各種機能が揃っており、お客様のAI活用レベルに応じて必要な機能だけを取捨選択で購入可能な提供形態。
エージェント型AIにご興味をお持ちの際は、IBMのVAD(Value Added Distributor)であるネットワールドにご相談ください。IBM製品の他にもAI製品を幅広くラインナップしておりますので、ご相談を承ります!