企業内外に存在する構造化及び非構造化データ(=コンテンツ)を迅速に可視化、マイニングし、業務ナレッジを引き出し企業価値に転換する次世代のコンテンツ探索・分析プラットフォームです。
IBM Cloud
Watson API
\ これを見ればWatson丸わかり! /
Watson とは?
Watson(ワトソン)は、IBMが提供するAIのAPIやサービス、ツールです。
紹介応答や文書検索、音声認識や画像認識などのAPI、
モデルの開発・実行環境、AIモデルの管理・監視ツールなども含まれます。
Watsonで何ができるか
- ユーザー側に
AI技術者不要 - ユーザー企業に寄り添った
コグニティブ環境を維持 - 拡張可能な安定した
システムとして保持
アルゴリズムやルールは、IBM が独自研究、開発、アップデートしています。
ユーザーは企業の特有の用語や業務など基本データを覚えさせることで精度を高めることに注力できます。
さらには、IBMのコグニティブプラットフォームとして、IBMソリューションとの連携が今後期待でき拡張性が高く、
安定した構造を保持することが可能になります。
Watsonの3つの特徴
-
ビジネス・
プロセス -
- Watsonを、いま貴社でお使いの数々の行うアプリケーションやプラットフォームに組み込んで活用することで、ビジネスプロセスやサービスにさまざまな変革を実現します。
-
効率の高い
学習 -
- Watsonのアルゴリズムは、貴社ビジネスのデータを基に限られた量のデータからでも効率的に学習ができるよう設計されています。
-
お客様知見の
保護 -
- 企業のデータ、アルゴリズム、知的財産、これらはお客様自身の大切な資産です。貴社ビジネスのデータをWatsonに学習させて得られた大切な知見を、保護します。
Watsonは複数の製品・サービスで提供されています
IBM Watsonを活用した製品・サービスのラインナップをご紹介します。Watson APIはその中の1つです。
【 Watson API 】
- Watson サービスを利用できるAPI
- IBM Cloud (PaaS) 上で提供
- オンプレミス、マルチクラウドでの利用も可能*
*IBM Cloud Pak for Dataのアドオンとして利用いただけます。
- 高度な自然言語処理技術にもとづく業務固有の情報をきめ細かに抽出。
- 量に拠らない特徴の発見。
- 企業システムやWatsonアプリケーションとの連携。
- 基本要素を予め定義し、後は推論と統計モデルを使って機械学習により自動識別を行う。
- 各ビジネス要件に対応するコーパス作成の規則を1つのアノテータパッケージに集約できる。
- Studioの操作は、簡単なドラッグ&ドロップのGUIインターフェースで行う。
- 作成されたアノテータパッケージは、Watson Explorer, Watson API (Discovery, Natural Language Understanding )で使用可能。
上記の製品・サービスは一例です。その他にもWatsonを活用した製品・サービスを多数展開しております。
Watson API とは?
Watson APIは複数の機能が提供されています。直感的な操作性で開発を支援します。
Watson API / サービス一覧
[ Language 言語系 ]
- 言語変換Language Translator
- コンテンツのテキストを、別の言語にリアルタイムで翻訳
- 自然言語分類Natural Language Classifier
- 自然言語の意図を解釈し、関連度合いを信頼度レベル付けして分類
[ Empathy 心理系 ]
- 性格分析Personality Insights
- テキストから筆者のパーソナリティ(ビッグ・ファイブ、価値、ニーズ)の3つの特徴を推測
- 感情分析Tone Analyzer
- テキストに表れるトーンや感情を分析【日本語未対応】
[ Data データ分析系 ]
- Watson Studio
- 機械学習モデルの作成と学習、データの準備と分析のための統合環境
- Watson Machine Learning
- 機械学習モデル・深層学習モデルの作成、学習、実行環境
- Watson Knowledge Catalog
- 分析に必要なデータを「加工・カタログ化」できる分析データ準備環境
[ AI Assistant 照会応答系 ]
- 照会応答Watson Assistant
- 様々なチャネルでのAIアシスタントを作成
[ Speech 音声系 ]
- 音声認識Speech to Text
- 音声からテキストを書き起こし
- 音声合成Text to Speech
- テキストから自然な音声を合成
[ Discovery 知識探索系 ]
- 探索Discovery
- 大量のデータを検索するとともに、適切な意思決定を支援
- テキスト分析Natural Language Understanding
- 自然言語によるテキスト分析により、概念、エンティティ、キーワード、などのメタデータを抽出(英語)
- ニュースDiscovery News
- 世界各地のニュース記事を保持している事前作成済み参照専用コレクション
- Knowledge Studio
- 業界や分野ごとの言葉の使われ方の微妙な違いまでWatsonに学習させるアプリケーション
[ Vision 画像系 ]
- 画像認識Visual Recognition
- 画像に写った物体・情景・顔など様々なものを分析・認識
2018年9月時点の情報となります。最新の情報はこちらをご確認ください。
>>> 閉じる <<<直感的な操作性
Watson API連携フロー
このような画面上でWatson APIを連携させます。各種サービスやファンクションをドラッグ&ドロップで繋ぎ合わせることで、コーディング不要で視覚的に開発することが可能です。
Watson API 活用例のご紹介
ネットワールドでは、Watson APIの機能を組み合わせた活用例や「とにかく体験してみたい」というパートナーさま向けのデモンストレーションなど、さまざまな活用のヒントをご紹介しています。
簡単・便利!「システム管理者サポートAIを使ってみる」編
Watson APIとスマートスピーカーを使って、音声でシステムの稼働状況の確認ができたり、異常発生時に自動で架電するシステムを組み上げました。
- 活用したWatson API
Watson APIとIBM Cloudの関係
IBM Cloudは数多くのサービスの集合体で、現在150以上のサービスを提供しています。Watson APIはその中の一員という位置づけになります。
\ 150以上の多種多様なサービスを提供しているIBM Cloud /
Watson API単体ではユーザーが利用可能なアプリケーションではありません。IBM Cloud上のアプリケーションサーバー、データベースサービスと組み合わせたソリューションとして使用されていきます。
Watsonを包括しているIBM Cloudとは?
IBM Cloudはアプリケーションを開発・実行・管理するためのクラウド基盤(PaaS)と最新の物理・仮想サーバーをご利用いただける環境(IaaS)を1つのプラットフォーム上で提供します。従来、PaaSは”Bluemix”、IaaSは”SoftLayer”として個別でIBMから提供されておりましたが、IBM Cloudはこれらを統合し、IBM総合クラウドサービスとして提供されております。
IBM Cloud PaaS(旧Bluemix)
IBM Cloud PaaS(旧Bluemix)は、アプリケーションを構築・管理・実行するためのクラウド基盤であり、インフラストラクチャー機能も統合し、ハイブリッドクラウドによるイノベーションを実現するための最適なクラウド・プラットフォームです。提供されているオープンテクノロジーを活⽤し、思い通りのアプリケーションを作ることができます。
IBM Cloudで活用されるオープン・テクノロジー
- Open
Stack -
- 3,600名以上で250万行分のコードに貢献
- 過去4リリースでトップ3の貢献
- IBMから450名以上の開発者と20名のコア・レビュアー
- Cloud
Foundry -
- 2,200名以上で320万行のコードに貢献
- IBM自身が世界最大級のCloud Foundry のデプロイメント
- IBM から12名の専任コントリビューター
- docker
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- 3x86、Power、Mainframeのシステム向け開発版をリード
- 2016年ではCommit で2位
※Linux Foundationの下でOpen Container Initiative (OCI) project をリード
- Node.js
-
- 1ヶ月で16億ダウンロード相当
- IBMは新たな組織の設立メンバーとなる
- Apache
Spark -
- IBM SystemML プラットフォームを公開
- 3,500名の開発者と研究者をSparkプロジェクトに割り当てる
- 100万人以上のデータサイエン ティストやエンジニアにSparkの教育機会を提供
IBM Cloudで活用されるオープン・テクノロジー
IBM Cloudは製造業、小売業、サービス業、ヘルスケアなど多岐にわたって導入が進められており、お客様の導入ポイントも様々です。
- スピーディーな開発
- 150を超えるサービスをIBM Cloud上で提供しており、選択するだけですぐに利用可能です。
- 最新のテクノロジー
- IBM CloudではCognitive,Block Chain,IoTといった最新の技術を利用可能です。
- DevOpsサポート
- 実行基盤・開発基盤を同時に提供しているだけでなく、継続的にデリバリー/インテグレーションを実現するためのツールを提供します。
- 複数の提供モデル
- セキュリティや利用条件の異なるパブリッククラウド、専有クラウド、オンプレミスの提供モデルを選択可能です。
- オープンテクノロジー
- Cloud FoundryベースのPaaSであり、さまざまなオープンテクノロジーをサポートします。
- レガシーの活用
- Connectソリューションを活用することで、レガシー資産をそのまま使用することが可能です。
IBM Cloud IaaS(旧SoftLayer)
IBMが提供するIaaS基盤で、仮想(マルチテナント)、仮想(シングルテナント)、ベアメタル(物理)の3つの方式でご利用可能です。クラウドならではのスピード感やシステムの柔軟性を物理サーバーにもご利用いただけます。
IBM Cloud IaaS(旧SoftLayer)導入のポイント
物理サーバ(ベアメタル)の提供
ベアメタルの高いパフォーマンス性能とオンプレミスでのスキルを継承します。
- コアあたりで課金するソフトウェアライセンスを使用する場合に、ライセンスコストを削減可能!
- AI分野やHPC領域での活用など、分析処理にCPUリソースを必要とする場合に、
分析の待ち時間を短縮可能! - オンプレミスでの設計・運用スキルとノウハウを活かし、ハイブリッドクラウドでのシステムを提供!
グローバル高速ネットワーク・バックボーン
閉域網でのグローバル高速無料ネットワークを提供します。
- 海外データセンター間で大容量での通信が発生するようなケースにおける通信コストの削減!
- 日本国内お客様データセンター(及びパートナー様データセンター)との接続によるハイブリッドクラウド化と、海外データセンターへのシステム拡張も可能!
VMwareも選択可能なクラウド
VMwareを使ったオンプレミス仮想化環境のパブリッククラウドへの拡張も可能です。
- VMwareで仮想化されたオンプレ環境を、VMwareでの監視・運用ポリシーを継承した形で、ハイブリッドクラウド環境での一元的な運用とシステム拡張が可能!
- VMwareを使ったシステム設計・運用・構築スキルをそのままクラウド上に適用可能!
- VMwareのテクノロジー(NSXを使ったデータセンター間でのL2延伸や、データセンター間を超えたLong Distance vMotionなど) の活用も可能!