大容量データの受け渡し、こんな課題はありませんか?
安全性にも不安
非常に遅い!
ニーズに対応できない
動画、設計データ、治験データ、さらにはログやセンサデータ、バックアップなど、ビジネスで扱うデータ容量は増加の一途。その受け渡しの場面では、「遅い!」「届かない!」といった様々な問題が噴出しています。
Asperaは、そんなデータ転送のお悩みに応える新たなファイル転送の仕組みを提供するソフトウェアです。IBMの独自開発による転送プロトコル「FASP™(Fast Adaptive and Secure Protocol)」により、 FTPの数十~百倍という驚きの高速転送を実現します。
ファイルサイズ/距離(レイテンシー)/帯域幅にかかわらず、圧倒的な転送速度を叩き出すAsperaは、これまで通信、メディア、製造業、ライフサイエンスなどの業界で採用されてきました。そして今、DX、IoTなどの隆盛を背景に、業界を問わず、将来を見据えた導入が始まっています。データ転送に課題をお持ちの企業の皆様、ぜひその詳細をご覧ください。
Asperaの高速転送を実現したのが、次世代の転送テクノロジー「FASP™」です。右図はFTPとのベンチマーク比較ですが、その優位性は一目瞭然。高いスループットを実証しています。
セキュリティについては、ユーザー/エンドポイント認証(SSH)のほか、暗号アルゴリズムにAES-128を採用。またFIPSに対応し、ビジネスユースに相応しい安全性を担保しています。
分散型の開発などにともなう海外や国内遠距離でのデータ転送では、時間ばかりがかかり、なかなか完了しません。場合によっては、ほぼ転送不可能という事態も発生します。
これに対し、Asperaは優れた帯域幅制御を提供し、グローバルレベルでの高速転送を可能にしています。右図はAsperaとFTPの転送時間の比較です。国内遠距離、日米間で、従来はFTPでほぼ不可能だった大容量転送も、わずかな時間で可能にしています。
DXやIoTによるビジネスの改革やグローバル化、そしてデスクワークのテレワーク化が急ピッチで進む中、大容量データ転送のニーズはますます高まっています。従来の体制のままインフラを使い続ければ、行き詰ることは必至。今こそ、将来に対応できるデータ転送基盤を検討する時期です。
Asperaは、グローバルで拠点をまたぐオフショア開発や膨大なデータを扱う設計や治験、そしてコンテンツ配信をはじめ、幅広い現場でお使いいただくために、様々な機能を用意しています。また、クライアント/サーバー向けのコンポーネント、インターフェースなどを各種用意し、将来的なニーズにも応えられる基盤構築をサポートします。
データの自動転送にも対応しており、ログデータやバックアップデータの蓄積といった用途でも便利にお使いいただけます。
大容量データの高速転送をはじめ、多彩な機能を搭載し、多種多様な企業のニーズに応えます。
サンプル構成 1
海外を含む複数の拠点から、高速転送でデータを収集
Aspera High-Speed Transfer Serverは、300Mbpsの帯域でAsperaを利用できるライセンス。世界各地の拠点から、クライアントアプリ(ライセンスフリー)を使ってデータを収集。1対nの転送に適した構成です。
サンプル構成 2
複数拠点にまたがるシームレスな開発環境
双方向のやり取りが必要かつ拠点数が絞られているケースでは、クライアントライセンス「Aspera High-Speed Transfer Endpoint」を利用します。各拠点に1台ずつサーバーを設置する構成ですが、拠点数や利用形態によって、安価に構築することが可能です。
サンプル構成 3
ミラーリングによる安心のコンテンツ配信環境
レプリケーション機能を活用し、サーバーにアップロードしたデータをミラーサイトに複製させることで、可用性の高いWebコンテンツ配信を行えます。本番サイトのアクセス過多によるサイトダウンなどが発生した際に、ミラーサイトよりコンテンツの配信が可能です。
「Aspera on Cloud」によるテレワーク環境構築事例
テレワーク環境の構築に伴い、データ転送基盤の構築が急務となったA社。従来、Asperaには大規模環境向きという印象を持っていたが、クラウド版ならばデータ転送量に応じた従量課金のため、安価かつ手軽に利用開始できると聞き、トライアルを実施。
実際に利用したところ、既存のオンラインストレージと比較して極めて転送速度が早く、快適に業務がを遂行することを確認。また、ユーザーインターフェースが直感的で使いやすかった点などを評価し、導入を決定。確かな導入効果を得ている。
大容量・無制限のご利用に適した買取型のライセンス購入のほか、年額・少額からお使いいただけるクラウドサービスをご用意しています。