IBM(Software) IBM 購入方法 - ライセンス -
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災害対策などのために、バックアップ・マシンを設置する場合のライセンスの考え方のご説明です。
- コールド
- プログラムが開始されていない限り、プログラムのコピーをバックアップの目的でマシン上に常駐させることができます。このコピーに追加料金はかかりません。
- ウォーム
- プログラムのコピーをバックアップの目的でマシン上に常駐させ、開始することはできますが、それは「アイドリング」状態で、いかなる作業も実行していません。 このコピーに通常は追加料金がかかりません。
- ホット
- プログラムのコピーをバックアップの目的でマシンに常駐させ、開始して作業を実行させることができます。 お客様は、このコピーについてライセンスを取得する必要があり、追加料金がかかります。
補足
- Duplexing、Mirroring、Heartbeat などでHA環境を構築されている場合は、待機サーバーに対してもライセンスの取得が必要です。
- 上述ならびに「Disaster Recovery and Backup Policy」についての記載は、あくまでもIBMソフトウェアがマシン上でどのような挙動状態にあるかによってライセンスをどのように考えるかを示しています。IBMソフトウェアがメインシステムとバックアップシステムとの間で「Duplexing、Mirroring、Heartbeat」の動作をしている場合にはバックアップシステムにはライセンスが必要となります。お見積りご依頼時にソフトウェアの挙動情報をご提供いただくとスムーズです。
- 製品単位で挙動状態だけではない固有のルールをそれぞれのライセンス情報の中で定めているケースがあります。(例:Db2) License Information documentsをご確認ください。
- 詳細ガイドLicensing
- Backup and Disaster Recovery
パスポート・アドバンテージとパスポート・アドバンテージ・エクスプレス契約のもと提供されるソフトウェア製品につきまして、移行期間中などの非生産的な目的において、90日間に限り平行稼動中のライセンスフィー不要でご利用いただけます。
- 適用条件
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- データセンターの移行
- システム間の移行、リプレース
- トレードアップによる移行(PAトレードアップ条件によるトレードアップオファリングを取得されている場合)
- プログラムの移行過程や、現行プログラムからリプレースプログラムへの移行
- 同一プログラムでバージョンの変更
- 期間
- 90日間
⼀時使⽤期間は、移⾏作業の開始時に開始され、次のいずれか早い⽅で終了します。
i) 開始日から 90 日後、または IBM が書⾯で別途合意した日。または ii) 新しいワークロード環境が稼働し、元のワークロード環境が廃⽌された日。
⼀時使⽤期間の終了時に、お客様は、
i) 移⾏のための⼀時使⽤期間中に使⽤されたプログラムのすべてのコピーをアンインストールして破棄することに同意し、
ii) 稼働中のワークロード環境に対する⼗分な権限をお客様に付与します。
特定のプログラムの⾮プロダクション条件の詳細については、プログラムライセンス情報 をご参照ください。
参考:Temporary Additional Use Policy for IBM Programs