NetApp ストレージ統合
FlexGroup
単一のネームスペースとしてアクセス可能な大容量NAS領域を作成
FlexGroupは、シングルネームスペースとしてアクセス可能な大容量NAS領域を作成する機能です。
最大20PBのボリュームの領域を、1ボリュームとしてアクセス可能です。
特にペタバイト規模(数十億個のファイル)の大容量と性能が求められる、製造・メディア・研究開発の領域などに向くソリューションです。
※ONTAP 9.1~対応
FlexGroupの特長
- FlexGroup内の複数のFlexVolメンバー間でワークロードを自動的に分散することで、大容量と高いパフォーマンスを実現
- ノードやアグリゲートをまたいだFlexGroupボリュームを利用することで、すべてのクラスタハードウェアを効率的に利用可能
- OnCommand SystemManagerから簡単かつ迅速にFlexGroupボリュームを作成・管理が可能
- ONTAPの優れた容量削減機能を使用できるので、大量のデータの使用容量を抑えることが可能
FlexArray
既存のストレージアレイを仮想化し、ONTAPで管理
FlexArrayは、EMC、HPE、IBM、日立、富士通、NetApp Eシリーズの既存のストレージアレイをFASコントローラに接続することで、ONTAPで管理可能なボリュームとして構築することが可能です。
こうして作成されたボリュームにおいては、ONTAPの優れた各種機能を利用することが可能です。
既存資産を有効活用でき、またSAN/NASを含むストレージの統合が可能なので、機器費用と管理者の負担の削減につながります。
※FAS8000シリーズ以上のモデルで対応
FlexArrayの特長
- SAN・NAS問わず、また他社製含む既存のストレージを有効活用できるので、不要な投資を抑制可能
- 機能の少ないストレージであっても、ONTAPの優れたデータ管理機能や保護機能、容量削減機能を利用して運用が可能
- 分散したストレージ環境を統合することで、管理者の負担軽減が可能