IBM(Hardware) IBM FlashSystem ファミリー
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機能 | FlashSystem 9500 |
FlashSystem 7300 |
FlashSystem 5300 |
FlashSystem 5045 |
FlashSystem 5015 |
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Processor | ICE Lake 24 Core 2.4GHz |
Cascade Lake 10 Core 2.4GHz |
ICE Lake 12 Core 2.0GHz |
Broadwell 6 Core 2.1GHz |
Broadwell DE 2 Core 2.2GHz |
Cache | 1536-3072GB | 256-1536GB | 64-512GB | 32-64GB | 32-64GB |
HBA Slot | 6 | 3 | 2 | 1 | 1 |
Bandwidth (Max) (非クラスター構成) |
100 Gbps | 45 Gbps | 28 Gbps | 12.4 Gbps | 8.2 Gbps |
IOPS (Max) (非クラスター構成) |
8M | 3.5M | 2.2M | 1.2M | 400K |
CE Setup | Expert Care Premium |
Expert Care Premium |
Expert Care Premium |
Expert Care Premium |
Expert Care Premium |
TA/TAM | Expert Care Premium |
Expert Care Premium |
Expert Care Premium |
Expert Care Premium |
Expert Care Premium |
QA サポート | Expert Care | Expert Care | Expert Care | Expert Care | Expert Care |
24x7 保守 | Expert Care Advanced /Premium |
Expert Care Advanced /Premium |
Expert Care Advanced /Premium |
Expert Care Advanced /Premium |
Expert Care Advanced /Premium |
On Site Service | Expert Care Advanced /Premium |
Expert Care Advanced /Premium |
Expert Care Advanced /Premium |
Expert Care Advanced /Premium |
Expert Care Advanced /Premium |
機能 | FlashSystem 9500 | FlashSystem 7300 | FlashSystem 5300 | FlashSystem 5045 | FlashSystem 5015 |
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IBM Spectrum Virtualize 基本ライセンス |
ライセンス・ マシン・コード (LMC) |
ライセンス・ マシン・コード (LMC) |
ライセンス・ マシン・コード (LMC) |
ライセンス・ マシン・コード (LMC) |
ライセンス・ マシン・コード (LMC) |
Thin Provisioning | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
Easy Tier | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 無償オプション |
FlashCopy | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 無償オプション |
Remote Mirroring | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | 無償オプション |
DRP 圧縮 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ *キャッシュ64 GB以上 |
× |
重複排除 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ *キャッシュ64 GB以上 |
× |
暗号化 | オプション | オプション | オプション | 無償オプション | × |
データ移行 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
外部仮想化 | オプション | オプション | オプション | × | × |
アプリケーションの運用には永続ストレージが重要
- アプリケーションのフェイルオーバー時のデータの引継ぎが可能
Container-ready Storage
- SDS+ハードウェアのアプライアンスで導入・運用/管理が容易
- 要件に応じてパフォーマンスや信頼性、セキュリティに対応可能
- スナップショット、ミラーやレプリケーションなどの機能を利用可能
Container Storage Interface (CSI) 対応
- コンテナオーケストレーション (CO) システムのための標準化されたストレージインターフェース
- Kubernetesオーケストレーションでストレージを使用するための標準的な方法
- ストレージ操作のコマンドとオプションを標準化し、機種依存を排除
- OpenShift 4.x で対応

- Easy Tier は、ストレージへの負荷情報を自らモニタリング・学習し、本当に必要な部分(ホットな領域)のみを SCM/Flash デバイス上へ移動させることで、優れた費用対効果を実現
- 複雑な設定や作業は不要で、人手を介さずにアクセス性能を常に最適化
- キャッシュを用いた高速化メカニズムとは異なり高速なストレージ領域の容量もそのまま利用可能
- 学習したアクセス頻度に応じてデータを自動的に移動
- 移動・学習の単位はエクステント
- ボリューム・単位でオフ・オン可能
- 以下の 5種類の MDisk を活用可能
SCM ドライブ・アレイ、FCM フラッシュ・ストレージ・アレイ 、SSD、SAS HDD、NL-SAS HDD - 最大3つの階層で構成可能
IBM FlashSystem / SVC 相互間でのボリューム移動を業務無停止(*)で実現
- 業務アプリ完全無停止(*)でストレージを切替
- 既存のFlashSystem/SVCから新しいFlashSystem/SVCへの移行をスムーズかつ容易に実現
- 移行後の切り戻しも可能
- 全ての操作をGUIで実行可能
- データ移行にRemote Copyが利用されるが、本機能はRemote Copyライセンス無しで利用可能
無停止ボリューム移行の技術要件
- 移行元・移行先にSpectrum Virtualize V8.5以上が必要
- ハードウェアの機種は問わない
- 移行元・先の間でRemote Copyを設定する
- Remote Copyのためのパスが必要
- Metro Mirror(同期型)と同様に性能の考慮が必要
- 現状対応 OSは ESXi, Linux
- AIX, Windowsなどは現時点で対応なし
(*) マルチパスの切り替えによるIO待ち時間は発生
- Data Reduction Pool (DRP) はシン・プロビジョニング、圧縮、重複排除機能を活用することで、ストレージの使用容量の消費を節約することが可能
- インライン処理での圧縮、重複排除が実施される(ユーザーの読み書きに応じてリアルタイムで実施される)
- OSからのSCSI unmap要求を受け取り、レクラメーションを実施
- 過去に割り当てられたものの、その時点では未利用になったストレージ領域を解放し、再度利用可能に
- 一部の外部仮想化ストレージ装置に対してもレクラメーションを実現
FlashSystem最大4台によるクラスター・システム構成でスケール・アウト(FS5015除く)
* 機器構成や負荷によって性能は異なります。
- IBM FlashSystem*にダウンタイムゼロの高可用性構成を提供
- 災害対策機能と連動し、ビジネスや規制要件への対応を支援
- 原則として同一機種間でHyperSwap構成

- ポイント1:筐体全体のダウン時にも業務を継続
- パスの切り替えのみでアクセスを再開
- ポイント2:切り替え処理の作りこみが不要
- 手動切り替え作業や手間とコストのかかる「手組みのスクリプト」の開発・保守から解放
- ポイント3:サーバーには専用ソフトや特別な設定は不要
- アプリケーションやOS,SWに依存しない仕組み
* IBM FlashSystem 5015/5010を除く; ** IP quorumアプリケーションを用いてIP接続とすることも可能(最大五個構成可)
従来のRemote Copy
- 協力関係の定義、複製元・先毎に作成やCGへの追加などの手順をボリューム毎に実施する必要がある
- 手順が複雑なため誤りが生じやすい
Policy Based Replication (PBR)
- 簡単に設定・運用が可能な新しい筐体間ボリューム非同期複製機能
- ボリュームをボリューム・グループ (Volume Group; VG) に追加するだけで、自動的に筐体間でボリューム複製関係を作成・実施
- IBM FlashSystem*は、データをドライブに書き込む際に暗号化可能 (encryption at rest)
- 暗号化はハードウェア命令**で実施
- ドライブ盗難時にもデータが漏洩しないことを保証するには、暗号化オプション・ライセンスが必要

- 暗号化は内蔵ドライブおよび外部仮想化ストレージ上に作成されるボリュームを対象
- 圧縮や重複排除となどのデータ削減技術やEasy Tierを含む全ての機能も同時に利用可
- IBM Security Key Lifecycle ManagerまたはGemalto SafeNet KeySecure (暗号化キー管理サーバー)とUSBキーのいずれか、または両方を選択可能
- キー管理サーバーは最大4台まで対応
* IBM FlashSystem 5015/5010 はサポート対象外
** SAS 接続内蔵ドライブは SAS コントローラーにて暗号化; NVMe 接続内蔵ドライブおよび外部ストレージは Intel プロセッサーの専用命令で暗号化
FlashSystem によるデータ保護(改変不可)・復旧機能
同一ストレージ内で外部からアクセスできないエア・ギャップ領域にポリシーに従ってデータのコピー(オンライン)を取得、瞬時にデータ復旧が可能
- IBM FlashSystem 製品は NVMe-oF 対応済
- NVMe (NVM Express)
NVM は Non-Volatile Memory (不揮発性メモリー)のこと- PCI Express で接続した不揮発性メモリーをアクセスするコマンド・プロトコル
- 主として筐体内部の接続に利用する
- NVMe-oF (NVMe over Fabrics)
- PCI Express 以外のトランスポート・プロトコルを介して不揮発性メモリーをアクセスするコマンド・プロトコル
- 主として筐体外部との接続に利用する
- NVMeのメリット
- SCSI/SAS/iSCSI 等の従来から存在する接続プロトコルに比して、ソフトウェア・スタックを簡素とすることで不揮発メモリー・ストレージに対するレイテンシーを短縮
ランサムウェアの脅威の検知/ハードウェア・データ圧縮/暗号化に対応 FS5300/FS7300

物理容量 | 実効容量(3:1圧縮率) |
---|---|
4.8 TB | 22 TB *3:1以上のデータ圧縮可能 |
9.6 TB | 29 TB |
19.2 TB | 58 TB |
38.4 TB | 115 TB |
- 最新のFlashCoreテクノロジー
-
- 高い採用実績と高信頼性
- 第四世代FlashCoreテクノロジー
- PCIe Gen.4対応NVMeインターフェース
- ランサムウェアの脅威の検知
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- IOデータを常時モニター
- エントロピー、暗号化レベル、圧縮率、アクセスパターン等のデータを収集
- FlashSystem本体側でAIによる分析
- ハードウェアによるデータ圧縮・暗号化
-
- インラインによるデータ圧縮および暗号化
- IOパフォーマンスに影響しないデータ削減と暗号化を実現
- 新しい容量管理技術により最大3:1のデータ削減率を実現
- FIPS 140-3 Level 1認証(FIPS 140-3 Level 2認証中)
- 大容量化、耐久性と低遅延の実現
-
- 専用コントローラーによる低遅延のハードウェア・データパス
- SLC(高速)/3D QLC(大容量) のフラッシュ・テクノロジーを採用
- 独自のエラー訂正技術により、高いビットエラー率にも対応
- ヘルス・チェックによるフラッシュ・チップの利用率の最適化
- ウェアレベリング
ランサムウェアによるデータ破壊の脅威の早期検知
- FCM4 へのすべての IO データをモニタ
- FCM4で収集したデータを基にAIにより秒単位で検知
- IBM Storage Virtualize上の推論エンジンで検知
- IBMリサーチにより開発された機械学習モデルを採用
- Virtualizeの更新により機械学習モデルも適時更新
- IBM Storage Insights Pro と連携したデータ・レジリエンス
- IBM Storage Expert Care Premium にて Storage Insights Pro 利用可能
稼働環境
- IBM Storage Virtualize V8.6.3.x以上
- FlashSystemキャッシュ 128GB/キャニスター(256GB/システム)以上
- FCMファームウェア 4.1以上
- DRAID6およびStandard Pool

SSDを超える低遅延・ハイパフォーマンスなStorage Class Memory SSDドライブ採用
- Easy Tierの最上位層として利用
- アクセス頻度の高いアクティブデータを優先して高速なSCMドライブへ自動的に配置
- ストレージシステムのパフォーマンス向上
- アストレージの階層化による効率的な構成
- SCMドライブによる低レイテンシー
- 最大12ドライブまで搭載可能
