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CHAPTER 1 『本当に効率的な仮想化環境』を作ろう!Cisco UCS( Unified Computing System)&VMware vSphere

すでに仮想化に取り組んでいる他社の話を聞くと、
期待通りに効率化が進まないこともあるようだ。
仮想化のメリットをきちんと発揮できるシステムを構築する
ポイントは何だろうか?

従来のサーバ環境では、CPU、メモリ、ストレージなどのハードウェア資源(リソース)と、その上で実行される OS やアプリケーションといったソフトウェアは、ほぼ1 対1 で紐づく関係にありました。それを切り離し、目的や状況に応じて効率的にリソースを活用できるようにするのが「仮想化と呼ばれる技術です。企業システムのサーバ統合、ネットワーク(クラウド)上で提供するサービス基盤の構築など、さまざまな場面で重要な役割を担っています。

仮想化した環境はリソース活用の効率化によってスケーラビリティが向上し、運用するシステムの規模を柔軟に拡大 / 縮小しやすくなります。その際、物理的な機器構成をシンプルに保てれば、仮想化のメリットをより確かなものにすることができます。

Cisco UCS はこの点に着目し、ネットワークを含めたシステム全体を仮想化環境に最適化していることが大きな特長です。

エンジニアから一言  カギは「ファブリック インターコネクト」にあり

仮想化環境の基盤を増強するため物理的にサーバを追加する際、一般的なシステムでは管理モジュールやネットワーク スイッチなど関連する機器も一緒に増えていきます。
その結果、システム構成が複雑になり、運用や保守の負担が大きくなるのは避けられません。リソース活用の効率化を図ったものの、別のところで効率性が損なわれてしまうのです。

Cisco UCS は、管理機能やスイッチ機能を統合した専用コンポーネント「ファブリック インターコネクト」によって、サーバ追加に伴う関連機器の増加を抑え、システム構成や機器間接続の複雑化を防いでいます。仮想化のメリットを最大限発揮できるように、ハードウェアとしてもスケーラビリティに配慮した設計になっているのは、Cisco UCS ならではのポイントです。

カギは「ファブリック インターコネクト」にありのイメージ

エンジニアから一言  「仮想化」と「クラウド」は同義ではない

クラウド」とは、「ネットワーク(インターネット)を介して、アプリケーションなどのサービスを利用すること」を指します。多くのユーザが利用するサービスでは、その品質を保つ上で処理能力の増減をはじめとするリソース割り当ての効率化とスピーディな対応が重要なため、サービスの基盤として仮想化したシステムを用いるのが一般的になりました。

時折、クラウド = 仮想化と捉えられているケースもありますが、クラウドはサービスの提供・利用形態であり、仮想化はシステム効率化のための技術やプラットフォームです。「クラウド型サービスのために、仮想化システムを構築する」と考えれば、両者を混同することはなくなるでしょう。

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