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CHAPTER 1 システム構成を「見える化」して運用管理の効率を大幅アップ Cisco UCS Manager

仮想化環境は、物理的なハードウェア群と、システム内部の仮想的なコンポーネントが入り混じるため、運用や管理の負担が増えがちです。単にサーバだけを管理するのではなく、システム全体で構成を「見える化」できれば、日々の運用はもとより、障害時などの切り分けやハードウェアの更新、切り替え時にも負担はぐっと少なくなります。

シスコは、Cisco UCS を中心としたシステムの運用管理を取りまとめる専用ツール「Cisco UCS Manager」を提供しています。直感的に操作できるグラフィカルなインターフェイス(GUI)、迅速な対応に役立つコマンド インターフェイスを備え、物理的なサーバやネットワーク機器、仮想インターフェイスカードで構成している仮想ネットワーク、さらにストレージまで含め、一元的に管理できます。

他社製の管理ソフトウェアと統合・連携することも可能なので、少ない負担で Cisco UCS へ移行し、運用管理プロセスの一元化を図れます。

●Cisco UCS Manager の画面

Cisco UCS Manager の画面のイメージ

エンジニアから一言  「ユーザ プロファイル」でシステム設定を容易に復元

Cisco UCS Managerは、システム構成を「ユーザ プロファイル」というファイルに記録します。このファイルを読み込むことで、別の場所に構築したシステムでも、元の環境をそのまま再現することが可能です。従来はハードウェアの入れ替え時には、仮想マシンやネットワーク構成などを最初から行う必要がありましたが、Cisco UCS とCisco UCS Managerの組み合わせなら、そうした手間はかかりません。
このCisco UCS Managerは、Cisco 6200 / 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトに標準で付属しています。

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