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ソケットサブスクリプションライセンスとは?
更新日:2023/9/26
ソケットサブスクリプションライセンスは、ESXi/Hyper-Vの仮想環境専用で、ハイパーバイザー上の仮想マシン数が数えられないケースに対応するためのライセンスです。必要なライセンス数はホストマシンに搭載されたCPUソケット数を数えるだけです。
Veeam Data Platform (Foundation,Advanced,Essentials)から選択可能です。
ソケットサブスクリプションライセンスの概要

ユニバーサルライセンスへの移行が必要なケース

CPUソケット単位の課金のため、ソケットサブスクリプションライセンスはバックアップ対象の環境に依存します。
以下の場合、ユニバーサルライセンスへの移行が必要です。

  • オンプレのVMware/Hyper-V仮想マシンをクラウドへ移行する場合
  • オンプレのVMware/Hyper-V仮想マシン以外をバックアップする場合
ライセンスルール
その① ESXi/Hyper-V環境限定!ライセンス対象が数えられない時に最適

ESXi/Hyper-V上の仮想マシンが膨大すぎて把握しきれない、バックアップ対象数の増減が激しいなどの理由で、CPUソケット単位で購入したい場合に最適なライセンス。

ソケットサブスクリプションライセンスの種類
※補足※
Veeam Data Platform PremiumはSocket Subscriptionの提供はありません。
Veeam Recovery Orchestratorが必要な場合、別途単体ライセンスを購入ください。
その② 課金方法はCPUソケット単位(ホストマシン搭載CPU数で数える)
バックアップ対象のホストマシンが搭載するCPUソケット数を数えましょう。
空きソケットは課金対象外
その③ ESXiとHyper-Vが混在した環境でも型番は同じ
ESXi,Hyper-V上の仮想マシンであれば同一型番でご購入いただけます。
ただし、ソケットライセンスではAHV,RHV環境に対応していません。ユニバーサルライセンスをご購入ください。
ESXiとHyper-V混在OK
その④ コンポーネントに追加料金はかからない
どのコンポーネントをどれだけ拡張しても、Veeamに支払う金額はライセンス料金のみでOKです。
(コンポーネントを搭載するリソースは別途ご準備ください)
主なコンポーネント
※コンポーネントの詳細はこちら
その⑤ VBRの基本機能が使える
ソケットサブスクリプションライセンスは、保護対象範囲と使用できるソフトウェアに制限あり。ESXi,Hyper-V上の仮想マシン限定でVeeam Backup & Replicationの機能が使えます。

▼ソケットサブスクリプションライセンスで使えるもの

ソフトウェア/プラグイン 機能概要
Veeam Backup & Replication ESXi/Hyper-V上の仮想マシンの保護

▼ソケットサブスクリプションライセンスで使えないもの

ソフトウェア/プラグイン 機能概要
Veeam Backup for Nutanix AHV AHV上の仮想マシンの保護
Veeam Backup for Red Hat Virtualization RHV上の仮想マシンの保護
Veeam Agent 物理サーバー、PC、クラウド上の仮想マシンの保護
Veeam Plug-in for SAP HANA/Oracle RMAN/
SAP on Oracle/SQL Server
データベース環境の保護
Veeam Backup for AWS Amazon EC2/RDS/EFS/VPCの保護
Veeam Backup for Azure Azure VM/SQL/Filesの保護
Veeam Backup for Google Cloud Google Cloud Compute Engine/SQLの保護
※SaaS(Microsoft 365,Salesforce)やKubernetesのバックアップや追加ツールなどを使用されたい場合は、別途ライセンスが必要です。詳細はこちら

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