オンプレよりコスト的にメリットがあるんだよね?
「クラウド=安い」という認識でクラウドを選択するのは大間違いよ
環境や使い方によっては、オンプレよりコストがかかってしまった、
という話もよく聞くからね。
コストを抑える方法があるわよ。
性能によって値段の高いもの安いものいろいろあるんだよね。
オブジェクトストレージは安いけど、性能は出ないんでしょ?
そんなの使って大丈夫なの??
頻繁にアクセスするデータだと影響が出てしまうから、
あまり使っていないデータの置き場にするとかね!
オブジェクトストレージに移動することなんてできるの??
安価なオブジェクトストレージに自動で移動!
まずはパブリッククラウドのストレージサービスについておさらいしましょう。
代表的なパブリッククラウドのストレージと金額イメージ
AWS | Azure | GCP | 金額例 (GB単価・月額) |
|
オブジェクトストレージ | Amazon S3 |
Azure Blob Storage |
Cloud Storage |
0.025 USD~ |
ブロックストレージ | Amazon EBS |
Managed Disks |
Persistent Disk |
0.096 USD~ |
共有ファイル |
Amazon EFS |
Azure Files |
Cloud Filestore |
0.0272 USD~ |
例えば、10TBで5年使ったとしたら、
500万円近くの金額差になると思うとなかなかの金額差だね・・・
オンプレミスのストレージだとさらにGB単価は高くなるわよ。
そこにあまり使われないデータを置いておくのって勿体ないでしょ。
クローゼットを逼迫しているのをふと思い出したよ・・・
高価だけど性能の良いストレージにはよく使うデータだけを置いておくことで
コストを削減することができるというわけね。
外部の格安で借りられる物置に、
もう着ない洋服を誰かが持って行ってくれるイメージね(笑)
何年も使っていないファイルとか沢山あるもんな。
後はSnapshotなどのバックアップデータなどもそうね。
ところで、使われていないデータは自動でクラウドに移動されるってことだけど、
勝手に移動されちゃうの?
下の3つ+「階層化しない」という4つのポリシーから、用途に応じて選択してね。
が低くなると
クラウド階層へ移動
あるデータが
読み取られると、
ローカル階層に
書き込み
ブロックのみ
クラウド階層へ移動
あるデータが
読み取られると、
ローカル階層に
書き込み
データすべてを
クラウド階層へ移動
ファイルサーバー利用など、
長期間アクセスしないデータが
沢山含まれるボリュームなど
データ変更量が多かったり、
Snapshotを長期で保存していたり、
Snapshotのデータ量が多い場合など
レプリケーション先やバックアップ先の
ボリュームなど
あーあ、僕のクローゼットも自動で整理されてほしいもんだよ!
つまりクラウド上のストレージ間での階層化ね。
さらに最近ではオンプレミスのストレージ間の階層化も可能になったのよ。
ONTAP 9.8で実装されたONTAP S3という機能により可能になったのよ。
ONTAPがS3に対応、つまりオブジェクトストレージとして扱えるようになったため、
FabricPoolの階層化先に指定できるようになったというわけ。
CIFS/NFS/iSCSI/FCPに対応していたのが、
さらにS3まで話せるようになったんだね。
そういえばネットアップって、
前からオブジェクトストレージ製品も扱ってなかったっけ・・・?
元々StorageGRIDというオブジェクトストレージがラインナップにあって、
StorageGRIDへの階層化は元々対応していたの。
でもこの度ONTAPがS3に対応したことで、
より手軽にオンプレでの階層化を実現できるようになったというわけね。
あまり使っていないデータを単価の安い
ストレージに階層化して、コスト削減できる
なんてネットアップ、最高だね!
クラウドの安価なストレージに移動してコスト削減
4種類から選択可能
オンプレミスのストレージ間でも対応
仮想化などにおいて多数の実績
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