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[ 初心者向け解説コーナー ]
「デスクトップ仮想化」とは?
お悩み相談コーナーの前に!
そもそも「デスクトップ仮想化」って何?という方向けの特別授業だよ。
IT基礎知識をこの機会にマスターしちゃいましょう♪

デスクトップ仮想化とは?

デスクトップ仮想化とは・・・
サーバー上でデスクトップ環境を動かし
クライアント端末から利用すること!
(Virtual Desktop Infrastructureの略でVDIとも言われるよ!)
うーん・・・よくわかんないですぅ。
そうよね。これだけじゃ伝わらないわよね。
デスクトップ仮想化は一体何がいいのか?どう使われているのか?
というところから考えていきましょう。
デスクトップ仮想化の特長
確かに何がいいんですか?
普通にパソコンを利用するんじゃダメなんですかぁ?
例えば、リモートワークを実現する方式の1つとして、
デスクトップ仮想化が採用されるケースが最近特に多いわね。
離れたところから利用できるから、
家からでもどこからでも自分のパソコンにアクセスできる
ってことですね!
でも・・・私が今使っているのはノートPCだから、
家に持ち帰れば普通に使えますよぉ?
PCを使用する点だけを考えればそれでいいけれど・・・
ノートPCを持ち運ぶリスクを考えるとどうかしら?
持ち運ぶリスク・・・?
落として壊しちゃうとかですかぁ?
壊れたらたしかに困るけれどまだマシかもね。
もし盗難にあったり、紛失したら
PC内の情報が漏えいしてしまう可能性があるでしょう。
つまり大事なデータの入ったPCを社員に持ち運ばせるのはリスク、ということね。
確かに私のPCの中に、お客様の情報や社外秘データが入ってますぅ・・・
漏えいしたら会社の信用に関わりますもんね・・・
そうそう。
セキュリティ対策は、リモートワーク実現における大きな課題の1つね。
なるほど・・・デスクトップ仮想化だと
セキュリティ面でのリスクを減らせるってことなんですね。
他にもデスクトップ仮想化だと、
サーバー側でアプリのインストールに制限をかけたり、一括管理ができるので
そういった点でもセキュリティ向上につながるわね。
仮想化前
仮想化後
データは自分のPCの中
 =PCを紛失すると情報漏えいのリスク
データはサーバー上
 =PC内にはデータがないため、PCを
  紛失しても情報漏えいにはならない
さらに、管理者からは、OS/アプリのバージョンを一括で管理したり、
新規でデスクトップを作成する際も簡単なので、
運用コストを下げることができる

ふむふむ。デスクトップを仮想化すれば、
家からでもどこからでも自分のデスクトップにアクセスができる
・持ち運ぶ端末にはデータが保存されないので、
 万が一紛失・盗難にあったときも情報漏えいのリスクが少ない
・管理者からは、OS/アプリのバージョンを一括で管理したり、
 新規でデスクトップを作成する際も簡単なので、  
 運用コストを下げることができる

ということですねっ!
なんだかいいことばっかりですけど・・・デメリットはないんですか?

沢山のデスクトップ環境を統合するわけだから、
基盤となるサーバー等に障害が発生すると影響度が大きくなってしまうことかしら。
だから、障害が発生しても業務が停止しないよう、
可用性の高い機器を選ぶこと、また冗長化構成にするなどの対策が重要
ね。
そこはサーバー仮想化と一緒ね。
デスクトップ仮想化 主な2種類の方式
ふむふむ。なんとなくイメージできた気がしますぅ!
サーバー上に自分専用のPCがあって、
それを離れたところから使える感じですよね。
ちょっとややこしいんだけど・・・
デスクトップ仮想化の実現方式によっては
1人1台専用のPCがあるわけじゃない場合もあるの。
えぇーっ!皆でPCを共有するってことですかぁ!?
彼ピとのラブラブ写真とか他の人から見えちゃうんですかぁ~~(ぴえん)
個人のデータはそれぞれ個人でしか見えないから安心して(笑)
最初に紹介したような専用の仮想デスクトップを作るVDI方式と、
ユーザー間で共有するSBC方式
を紹介するわね。
VDI方式
SBC(RDS)方式
1人1つのOSを占有して遠隔操作
1つのOSを複数人で利用し、
アプリやデスクトップイメージのみを遠隔操作
特徴
個々の仮想デスクトップで
アプリケーションを利用するため
自由度が高いがコストは高い
アプリケーションやサーバーリソースを
ユーザー間で共有するため
自由度が低いがコストは抑えられる
代表的な
製品
VMware Horizon、
Citrix Virtual Desktops など
Citrix Virtual Apps、
Microsoft Remote Desktop Services (RDS)など
1人1台専用の形だと高いんですねぇ。どっちがおすすめなんでしょう・・・
ユーザーの利用状況によりけりね。
例えば、PCのリソースが沢山必要になる業務ならVDI方式がいいし、
リソースを多く必要としない業務ならSBC方式にすれば
コストを抑えられる、という具合ね。
1つの会社の中で2つの方式を組み合わせて利用されていることもあるわよ。
ところで、「デスクトップ仮想化はVDIとも言われる」ということでしたが、
デスクトップ仮想化はVDI方式のことであって、
SBC方式はデスクトップ仮想化ではないということですか?
ここもちょっとややこしいところね。
VDIとは、広い意味でデスクトップ仮想化そのものを指す場合と、
狭い意味で上のように方式の1つを指す場合がある
から注意が必要よ。
ふえぇ・・・こんがらがっちゃいそうですぅ・・・
それはちょっと慣れが必要ね。
ここからは、主にVDI方式におけるお悩みについて見ていきましょう!
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デスクトップ仮想化とは?

デスクトップ仮想化とは?

デスクトップ仮想化とは・・・
サーバー上でデスクトップ環境を動かし
クライアント端末から利用すること!
(Virtual Desktop Infrastructureの略でVDIとも言われるよ!)
うーん・・・よくわかんないですぅ。
そうよね。これだけじゃ伝わらないわよね。
デスクトップ仮想化は一体何がいいのか?
どう使われているのか?
というところから考えていきましょう。
デスクトップ仮想化の特長
デスクトップ仮想化の特長
確かに何がいいんですか?
普通にパソコンを利用するんじゃダメなんですかぁ?
例えば、リモートワークを実現する方式の1つとして、 デスクトップ仮想化が採用されるケースが最近特に多いわね。
離れたところから利用できるから、 家からでもどこからでも自分のパソコンにアクセスできるってことですね!
でも・・・私が今使っているのはノートPCだから、
家に持ち帰れば普通に使えますよぉ?
PCを使用する点だけを考えればそれでいいけれど・・・
ノートPCを持ち運ぶリスクを考えるとどうかしら?
持ち運ぶリスク・・・?
落として壊しちゃうとかですかぁ?
壊れたらたしかに困るけれどまだマシかもね。
もし盗難にあったり、紛失したら PC内の情報が漏えいしてしまう可能性があるでしょう。
つまり大事なデータの入ったPCを社員に持ち運ばせるのはリスク、ということね。
確かに私のPCの中に、
お客様の情報や社外秘データが入ってますぅ・・・
漏えいしたら会社の信用に関わりますもんね・・・
そうそう。
セキュリティ対策は、リモートワーク実現における大きな課題の1つね。
なるほど・・・デスクトップ仮想化だと セキュリティ面でのリスクを減らせるってことなんですね。
他にもデスクトップ仮想化だと、 サーバー側でアプリのインストールに制限をかけたり、一括管理ができるので そういった点でもセキュリティ向上につながるわね。

ふむふむ。デスクトップを仮想化すれば、
家からでもどこからでも自分のデスクトップにアクセスができる
・持ち運ぶ端末にはデータが保存されないので、万が一紛失・盗難にあったときも情報漏えいのリスクが少ない
・管理者からは、OS/アプリのバージョンを一括で管理したり、新規でデスクトップを作成する際も簡単なので、運用コストを下げることができる
ということですねっ!
なんだかいいことばっかりですけど・・・
デメリットはないんですか?

沢山のデスクトップ環境を統合するわけだから、 基盤となるサーバー等に障害が発生すると影響度が大きくなってしまうことかしら。
だから、
障害が発生しても業務が停止しないよう、 可用性の高い機器を選ぶこと、また冗長化構成にするなどの対策が重要ね。
そこはサーバー仮想化と一緒ね。
デスクトップ仮想化 主な2種類の方式
デスクトップ仮想化 主な2種類の方式
ふむふむ。
なんとなくイメージできた気がしますぅ!
サーバー上に自分専用のPCがあって、 それを離れたところから使える感じですよね。
ちょっとややこしいんだけど・・・
デスクトップ仮想化の実現方式によっては 1人1台専用のPCがあるわけじゃない場合もあるの。
えぇーっ!皆でPCを共有するってことですかぁ!?
彼ピとのラブラブ写真とか他の人から見えちゃうんですかぁ~~(ぴえん)
個人のデータはそれぞれ個人でしか見えないから安心して(笑)
最初に紹介したような専用の仮想デスクトップを作るVDI方式と、 ユーザー間で共有するSBC方式を紹介するわね。
1人1台専用の形だと高いんですねぇ。
どっちがおすすめなんでしょう・・・
ユーザーの利用状況によりけりね。
例えば、PCのリソースが沢山必要になる業務ならVDI方式がいいし、 リソースを多く必要としない業務ならSBC方式にすれば コストを抑えられる、という具合ね。
1つの会社の中で2つの方式を組み合わせて利用されていることもあるわよ。
ところで、「デスクトップ仮想化はVDIとも言われる」ということでしたが、 デスクトップ仮想化はVDI方式のことであって、 SBC方式はデスクトップ仮想化ではないということですか?
ここもちょっとややこしいところね。
VDIとは、広い意味でデスクトップ仮想化そのものを指す場合と、 狭い意味で上のように方式の1つを指す場合があるから注意が必要よ。
ふえぇ・・・こんがらがっちゃいそうですぅ・・・
それはちょっと慣れが必要ね。
ここからは、主にVDI方式におけるお悩みについて見ていきましょう!
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