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VDIの導入って難しい、
かつコストもかかるんでしょ?
キーワード
# フルクローン # インスタントクローン # ユーザープロファイル
VDI、色々なものがいりそうで導入にはコストがかかりそうだね。
少しでもコストを抑える方法ってないのかな?
安定したVDI環境を提供するためには、それなりの投資が必要になるわね。
でもインフラ部分の選定を工夫することでコストを抑えられる可能性があるわよ。
安~いサーバーやストレージを選ぶ・・・ってわけないか。
工夫ってどういうこと?
では、今からコストを抑えられるインフラの選び方について紹介していくわよ!
VDI導入コストを抑えるインフラ選定のコツは?
重複排除などのデータ削減機能の活用や、ストレージの使い分けが鍵
フルクローンとインスタントクローンとは?
ストレージの話の前に、まずはフルクローンとインスタントクローンという
VDIの2つの方式について理解しましょう。
フルクローン
インスタントクローン
1人で1つの専有仮想デスクトップを利用する。
専有ではなく共通のOS領域が利用される。
メリット
・アプリのインストールが自由にできるなど、
 物理PCに近い柔軟性がある
・OSやアプリを共有するため
 ストレージ容量を節約できる
・マスターイメージにパッチを適用
 すればOKなので管理者の負担が少ない
デメリット
・デスクトップ個別にパッチ等を
 適用する必要があるため、
 管理負荷はインスタントクローンより高い
・アプリのインストールに制限があるなど、
 柔軟性は劣る
設計・チューニングが難しい
従来の
「リンククローン」は、
Horizon 8からは
「インスタントクローン」に
変更になったのよ。
動作的にはほぼ同じだけど、
プロビジョニングが
早くなったりと
メリットが多いわよ。
それぞれメリットデメリットがあるけれど、
それほどユーザー数が多くない場合は
柔軟性の面や設計・チューニングのシンプルさから、
フルクローンでの提案が多いかな。(※ネットワールド実績)
ふむふむ。で、これがストレージの選び方とどう関係があるの?
ここでストレージの「重複排除」が大活躍よ!
フルクローンの図をみて、何か気づくことはないかしら??
重複排除・・・重複したデータブロックを削除して使用容量を抑える機能だよね。
あ、OS部分が重複してるってことだね!?
そう!
VDI基盤上には、同じOSの複数のデスクトップが動いていることが多数だから
その重複を排除できる
と思うと、なかなか胸アツでしょ?
フルクローン環境におけるストレージの重複排除の有効性
重複排除機能が優れているストレージを選ぶことで、
かなりディスク使用量が抑えられる、ということだね!
後は、ストレージによっては重複排除実行時の負荷により
性能に影響を与えてしまうことがあるので
重複排除が性能に与える影響が少ないストレージを選ぶというのもポイントね。
ユーザープロファイルとは?
もう1つのポイントを紹介する前に、
今度はユーザープロファイルについて理解しましょう。
通常のWindowsのPCだと、CドライブのUser配下にある
ユーザーアカウントに紐づいた情報や設定、保存したファイルとかのことだよね。
それと同じ?
そうそう。VDIにおいてもユーザープロファイルを読み込むことで、
各仮想デスクトップに個人の情報を反映させるのよ。
そこは普通のPCと同じなんだね~
ただVDIの場合は、このユーザープロファイルをどこに配置するか?
も大事な検討事項の1つになるの。
ローカルユーザ―プロファイルと移動ユーザープロファイルの2種類ね。
VDI環境におけるユーザープロファイル
ローカルユーザープロファイル
移動ユーザープロファイル
各デスクトップのCドライブのUser配下に
ユーザープロファイルを配置
ネットワーク経由でアクセスできる場所に
ユーザープロファイルを配置
ユーザープロファイルが各デスクトップのローカルにあるか、
ネットワーク経由でアクセスするか
の違いってことだよね。
どちらがオススメなんだろう?
まず第一に、方式によっても選択肢が変わってくるわね。
フルクローン構成の場合は、どちらでも選択可能だけど、
インスタントクローンの場合は移動ユーザープロファイル、
つまりネットワーク上で共有してアクセスできるファイルサーバーなどに
ユーザープロファイルを配置する必要があるの。
その他の特徴としては下の表のとおりね。
  ローカルユーザー
プロファイル
移動ユーザー
プロファイル
フルクローン
インスタントクローン
データストアの
ディスク負荷
ネットワーク負荷
バックアップ運用
一長一短ってところだね。
確かに移動ユーザープロファイルは、都度ネットワーク経由で
ユーザープロファイルにアクセスしなきゃいけない分、
ネットワーク負荷がかかるということだね。
ところで、その移動ユーザープロファイルの場合、
ユーザープロファイルはファイルサーバーに置くということだけど
これもどんな製品でも良い訳じゃないんでしょ?
そうね。ログイン時には大量のリードが発生するので、
まずは性能面を考慮したいというのと、
やっぱりVDI用の基盤なので、
高可用性でバックアップの機能も充実した製品を選びたいわね。
となるとやっぱり・・・
ファイルサーバーシェアNo.1のネットアップってわけだね!?
アナタなかなかやるわね。
ネットアップは性能・可用性・バックアップ機能が充実しているから、
移動ユーザープロファイル用のファイルサーバーとして、
とてもよく利用
されているわよ。
ちなみにメインのストレージを他社製品、
ファイルサーバー部分をネットアップ、という構成もアリよ。
(私としてはメインのストレージも是非ネットアップにしてほしいけどね、モゴモゴ・・・)
そっか~、ということは結局ストレージが2台必要になるってことだよね。
これ、1台にまとめたりできないの?
ネットアップは1台で仮想化にもファイルサーバーにも、
あらゆる用途に対応するユニファイドストレージだったわよね?
つまりVDIのデータストアとユーザープロファイルを格納する
ファイルサーバーを1台に統合
できちゃうのです!
それはコストを抑えるのに有効そうだね。
おまけに管理者の負担も減らせそうだ!
小規模なVDI環境であれば、
エントリーモデルのネットアップ2台に分けて構成すれば
さらにコストを抑えることができるわよ。
NetAppによるVDIストレージ構成例
よりコストを抑えるなら…
ミッドレンジモデル1台構成
エントリーモデル2台構成
そうそう。
でもユーザープロファイルが一か所にまとまっている分、
バックアップ運用がしやすいから、何を重視するか次第ね!
なるほど、小規模から大規模まで、あらゆる規模に対応しているネットアップ
だからこそだね。 でも本当にエントリーモデルでいけるのか、
上位のモデルにすべきか、自分じゃ判断できそうにないよ。
そこはVDI導入/導入支援実績多数のネットワールドがお手伝いするわよ。
ネットアップを始め、沢山のストレージ製品の取り扱いがあるから、
要件やコストに合わせた最適な構成をご提案
してくれるはずよ。
ネットアップならVDI導入のコストを
抑えることができそうだし、
ネットワールドに相談に乗ってもらえそうなら安心だ。

ネットアップもネットワールドも最高だね!
[まとめ]
フルクローン構成の場合、OSやアプリ等ユーザー間で重複する
データが多いため重複排除効果が抜群。
重複排除がイケてるストレージを選ぶべし
ユーザープロファイル置き場のファイルサーバーには、
性能・高可用性・バックアップ機能が3拍子そろったネットアップ
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VDIのプロファイル置き場やバックアップ先は、
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SSD+HDDのハイブリッド構成もOKなので、
規模によってはデスクトップ仮想化用途でも
十分使える性能
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VDI、色々なものがいりそうで導入にはコストがかかりそうだね。
少しでもコストを抑える方法ってないのかな?
安定したVDI環境を提供するためには、それなりの投資が必要になるわね。
でもインフラ部分の選定を工夫することでコストを抑えられる可能性があるわよ。
安~いサーバーやストレージを選ぶ・・・ってわけないか。
工夫ってどういうこと?
では、今からコストを抑えられるインフラの選び方について紹介していくわよ!
VDI導入コストを抑えるインフラ選定のコツは? フルクローンとインスタントクローンとは?
それぞれメリットデメリットがあるけれど、
それほどユーザー数が多くない場合は 柔軟性の面や設計・チューニングのシンプルさから、 フルクローンでの提案が多いかな。(※ネットワールド実績)
ふむふむ。
で、これがストレージの選び方とどう関係があるの?
ここでストレージの「重複排除」が大活躍よ!
フルクローンの図をみて、何か気づくことはないかしら??
重複排除・・・重複したデータブロックを削除して使用容量を抑える機能だよね。
あ、OS部分が重複してるってことだね!?
そう!
VDI基盤上には、同じOSの複数のデスクトップが動いていることが多数だから その重複を排除できると思うと、
なかなか胸アツでしょ?
フルクローン環境におけるストレージの重複排除の有効性
重複排除機能が優れているストレージを選ぶことで、
かなりディスク使用量が抑えられる、ということだね!
後は、ストレージによっては重複排除実行時の負荷により 性能に影響を与えてしまうことがあるので 重複排除が性能に与える影響が少ないストレージを選ぶというのもポイントね。
ユーザープロファイルとは?
ユーザープロファイルとは?
もう1つのポイントを紹介する前に、
今度はユーザープロファイルについて理解しましょう。
通常のWindowsのPCだと、CドライブのUser配下にある ユーザーアカウントに紐づいた情報や設定、保存したファイルとかのことだよね。
それと同じ?
そうそう。
VDIにおいてもユーザープロファイルを読み込むことで、
各仮想デスクトップに個人の情報を反映させるのよ。
そこは普通のPCと同じなんだね~
ただVDIの場合は、
このユーザープロファイルをどこに配置するか?
も大事な検討事項の1つになるの。 ローカルユーザ―プロファイルと移動ユーザープロファイルの2種類ね。
VDI環境におけるユーザープロファイル
ユーザープロファイルが各デスクトップのローカルにあるか、 ネットワーク経由でアクセスするかの違いってことだよね。
どちらがオススメなんだろう?
まず第一に、方式によっても選択肢が変わってくるわね。
フルクローン構成の場合は、どちらでも選択可能だけど、 インスタントクローンの場合は移動ユーザープロファイル、 つまりネットワーク上で共有してアクセスできるファイルサーバーなどに ユーザープロファイルを配置する必要があるの。
その他の特徴としては下の表のとおりね。
一長一短ってところだね。
確かに移動ユーザープロファイルは、都度ネットワーク経由で ユーザープロファイルにアクセスしなきゃいけない分、 ネットワーク負荷がかかるということだね。
そうそう。
でもユーザープロファイルが一か所にまとまっている分、
バックアップ運用がしやすいから、何を重視するか次第ね!
ところで、その移動ユーザープロファイルの場合、
ユーザープロファイルはファイルサーバーに置くということだけど これもどんな製品でも良い訳じゃないんでしょ?
そうね。ログイン時には大量のリードが発生するので、
まずは性能面を考慮したいというのと、 やっぱりVDI用の基盤なので、
高可用性でバックアップの機能も充実した製品を選びたいわね。
となるとやっぱり・・・
ファイルサーバーシェアNo.1のネットアップってわけだね!?
アナタなかなかやるわね。
ネットアップは性能・可用性・バックアップ機能が充実しているから、 移動ユーザープロファイル用のファイルサーバーとして、 とてもよく利用されているわよ。
ちなみにメインのストレージを他社製品、 ファイルサーバー部分をネットアップ、という構成もアリよ。
(私としてはメインのストレージも是非ネットアップにしてほしいけどね、モゴモゴ・・・)
そっか~、ということは結局ストレージが2台必要になるってことだよね。
これ、1台にまとめたりできないの?
ネットアップは1台で仮想化にもファイルサーバーにも、
あらゆる用途に対応するユニファイドストレージだったわよね?
つまりVDIのデータストアとユーザープロファイルを格納する ファイルサーバーを1台に統合できちゃうのです!
それはコストを抑えるのに有効そうだね。
おまけに管理者の負担も減らせそうだ!
小規模なVDI環境であれば、 エントリーモデルのネットアップ2台に分けて構成すれば さらにコストを抑えることができるわよ。
NetAppによるVDIストレージ構成例
なるほど、小規模から大規模まで、あらゆる規模に対応しているネットアップ だからこそだね。
でも本当にエントリーモデルでいけるのか、 上位のモデルにすべきか、自分じゃ判断できそうにないよ。
そこはVDI導入/導入支援実績多数のネットワールドがお手伝いするわよ。
ネットアップを始め、沢山のストレージ製品の取り扱いがあるから、 要件やコストに合わせた最適な構成をご提案してくれるはずよ。
ネットアップならVDI導入のコストを 抑えることができそうだし、 ネットワールドに相談に乗ってもらえそうなら安心だ。
ネットアップもネットワールドも最高だね!
まとめ クラウド編を見る デスクトップ仮想化TOPへ戻る お悩み相談室TOPへ戻る NetAppの資料請求はこちら
デスクトップ仮想化のストレージなら、
信頼と実績のネットアップ!
ネットアップとは? おすすめのネットアップ製品はこれ! 「でもストレージって難しくない?」「導入のノウハウがない…」 というお客様へ

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