ネットワールド TOP >  ITインフラお悩み相談室 >  クラウド編 >  クラウドの利用を進めるように言われているが、全てをクラウドに移行するのは不安です
クラウドの利用を進めるように言われているが、
全てをクラウドに移行するのは不安です
キーワード
# Cloud Volumes ONTAP(CVO) # Cloud Backup Service
クラウドの利用を考えているけれど、いきなり全部をクラウドに、
というのはちょっと勇気がいるなあ~
いきなり全てはハードルが高いわね。
コストの予測も立てづらいし、
そもそも企業のポリシーでクラウドにデータを持っていけない場合もあるから、
まずは部分的にクラウドを利用するという企業が多いわね。
部分的かあ。まず何からやってみるのがオススメなんだろう?
まずはバックアップ用途でクラウドを利用してみてはどうかしら?
クラウド利用、何から始めるべき?
部分的にクラウドを利用するなら、
まずはバックアップ用途からがオススメ!
Cloud Volumes ONTAP (CVO)を利用したクラウドバックアップ
オンプレにはネットアップの機器を置いて、
クラウドのストレージにレプリケーションしているということだね?
そうね。パブリッククラウドのストレージを、
ネットアップのOSであるONTAPで操作することが可能な
Cloud Volumes ONTAP(CVO) というソリューションがあるのよ。
パブリッククラウドのストレージと言うと、
AWSで言うとElastic Block Store(EBS)とかは聞いたことあるよ。
それをONTAPで操作するってこと?EBSをそのまま使うのではダメなの?

もちろんそのまま使うことも問題はないわよ。
でもCVOを利用することで、クラウド側のストレージを
オンプレのネットアップと同じように扱える
というのがメリットね。

なるほど、クラウド側とオンプレ側で運用が変わるのは結構大変だもんね。
同じOSを利用するということは、機能も同様に使うことができるの?
ネットアップの主要な機能はほぼカバーされているわね。
この中でも、SnapMirror(レプリケーション機能)
特によく使われているわよ。
Cloud Volumes ONTAPで利用できる主な機能
・マルチプロトコル対応(NFS/CIFS/iSCSI)
・Snapshot
・SnapMirror
・SnapVault
・重複排除
・圧縮
・暗号化
・FlexClone
ふむ。これでオンプレからクラウドにバックアップを取るというわけだね。
クラウドにバックアップを取るソリューションって今は色々あると思うんだけど、
SnapMirrorでバックアップする利点ってあるの?
いい質問ね。差分ブロックだけを転送する仕組みに加え、
重複排除・圧縮されたデータをクラウドに送るので、
高速にレプリケーションできるというメリットがあるわね。
このSnapMirrorは、オンプレミスにあるネットアップ間では
長年に渡り使用されてきた実績があるのも安心ね。
バックアップにやたら時間がかかったり、失敗したりってホント不安だもんね。
その点SnapMirrorなら安心できそうだ!
災害対策(DR)用途での利用は?
ところで、災害対策(DR)用途としては使えるの?
良い質問ね。もちろん使えるわよ。
しかも上手く使えばコストを抑えて効率的にDR対策ができるのよ。
パブリッククラウドのストレージにも、色々種類があるのは知ってるかしら?
性能はいいけど値段が高いやつとか、性能は出ないけど安いやつとかだよね?
そうね、代表的なものだとこんな感じかな。

代表的なパブリッククラウドのストレージと金額イメージ

  AWS Azure GCP

金額例

(GB単価・月額)

オブジェクトストレージ

Amazon S3
(Simple Storage Service)

Azure Blob Storage

Cloud Storage

0.025 USD~

ブロックストレージ

Amazon EBS
(Elastic Block Store)

Managed Disks

Persistent Disk

0.096 USD~

共有ファイル

Amazon EFS
(Elastic File System)

Azure Files
Azure NetApp Files

Cloud Filestore

0.0272 USD~

※金額例は、AWS(東京リージョン)における2021年8月現在での金額を参考にしています。
こうしてみると、やっぱりブロックストレージは高価なんだね・・・
(しかも「~」ってついてるし・・)
DRサイトのデータは平常時は使わないから性能はいらないわよね。
だったら平常時は、性能は出ないけど
安価なオブジェクトストレージ
に置いておいて、
非常時にそのデータを本番利用する時に、
性能の出るブロックストレージに移動できればコストが抑えられると思わない?
またまた~、そんな都合のいいことできないでしょ?
ネットアップのFabricPoolという自動階層化機能を利用すれば実現できるのよ。
アクセス頻度に応じて、自動でデータの配置を変更してくれる機能よ。
そんな都合のいい機能があるなんて・・・お得感があるね(笑)
FabricPoolによる自動階層化でコストを抑えてDR環境を構築
さらに、平常時はSnapMirror実行中以外は
インスタンスをシャットダウン
しておくことで、
さらにコストを削減できる可能性もあるわよ。
そうか、クラウドだとインスタンスを使ったら使った分だけ課金されちゃうもんね。
使わない時はシャットダウンして節約!テレビやエアコンと同じだね(笑)
その他のバックアップサービス
他にもNetAppでは、
Cloud Backup Serviceという、SaaSで提供される
シンプルなバックアップサービスも提供しているのよ。
Cloud Backup Service
確かに、「まずはバックアップやDRから」
というのであれば
クラウドを始めやすそうだ。
ニーズに合わせた、あらゆるクラウドバック
アップソリューションがあるネットアップ、最高だね!
[ まとめ ]
CVOを使えば、パブリッククラウド上のストレージで
ONTAPの優れた機能が使える
実績多数&高機能なSnapMirrorで、
効率的にクラウドにバックアップ
DR環境構築にもオススメ。
FabricPoolによる自動階層化機能を使ってコスト削減。
NetAppの資料請求はこちら

クラウド連携なら、信頼と実績のネットアップ!
ネットアップとは?
1992年設立の米国ストレージ専業ベンダー
主力の「FASシリーズ」はファイルサーバー・
仮想化などにおいて多数の実績
国内有名企業にも多数導入
2020年度国内企業向けNAS市場シェアNo.1
いち早くクラウド連携に注力し、
多数の製品・ソリューションを展開
クラウド利用におすすめのネットアップ製品はこれ!
・ Cloud Volumes ONTAP
長年の実績を持つONTAP OSを
パブリッククラウド上で
クラウド上のストレージでONTAPの優れた
機能を利用可能
オンプレミスのネットアップの
バックアップ・DR先としても
いずれもエントリーモデル~ハイエンドモデルまで、ご予算・ご要件に応じた製品・
ソリューションがございます。 詳細は、お気軽にお問合せください。

オンプレ環境とクラウド環境を一元管理する
ツールにも対応。

さらにネットワールドなら一括保守窓口も提供

「でもストレージって難しくない?」
「導入のノウハウがない…」
というお客様へ
ネットアップ導入ならネットワールド にお任せください!
アジア初のネットアップのディストリビュータとして10年以上、
6,000台以上のネットアップ導入実績があります。
ご提案から導入支援・保守まで、
トータルサポートさせて頂くことが可能です。
facebook twitter ITインフラお悩み相談室

[Part4] クラウド編

クラウドの利用を進めるように言われているが、
全てをクラウドに移行するのは不安です

キーワード
# Cloud Volumes ONTAP(CVO) # Cloud Backup Service

クラウドの利用を考えているけれど、
いきなり全部をクラウドに、
というのはちょっと勇気がいるなあ~

いきなり全てはハードルが高いわね。
コストの予測も立てづらいし、
そもそも企業のポリシーでクラウドに
データを持っていけない
場合もあるから、まずは
部分的にクラウドを利用するという企業が多いわね。

部分的かあ。
まず何からやってみるのがオススメなんだろう?

まずはバックアップ用途でクラウドを利用
してみてはどうかしら?

クラウド利用、何から始めるべき?

部分的にクラウドを利用するなら、
まずはバックアップ用途からがオススメ!

Cloud Volumes ONTAP (CVO)を利用した
クラウドバックアップ

オンプレにはネットアップの機器を置いて、
クラウドのストレージにレプリケーションしている
ということだね?

そうね。パブリッククラウドのストレージを、
ネットアップのOSであるONTAPで操作することが
可能なCloud Volumes ONTAP(CVO) という
ソリューションがあるのよ。

パブリッククラウドのストレージと言うと、
AWSで言うとElastic Block Store(EBS)とかは
聞いたことあるよ。
それをONTAPで操作するってこと?
EBSをそのまま使うのではダメなの?

もちろんそのまま使うことも問題はないわよ。
でもCVOを利用することで、クラウド側の
ストレージをオンプレのネットアップと同じように
扱える
というのがメリットね。

なるほど、クラウド側とオンプレ側で運用が
変わるのは 結構大変だもんね。
同じOSを利用するということは、
機能も同様に使うことができるの?

ネットアップの主要な機能はほぼカバーされている
わね。この中でも、SnapMirror(レプリケーション
機能)
が 特によく使われているわよ。

Cloud Volumes ONTAPで利用できる主な機能

・マルチプロトコル対応(NFS/CIFS/iSCSI)
・Snapshot
・SnapMirror
・SnapVault

・重複排除
・圧縮
・暗号化
・FlexClone

ふむ。これでオンプレからクラウドにバックアップを
取るというわけだね。
クラウドにバックアップを取るソリューションって
今は色々あると思うんだけど、
SnapMirrorでバックアップする利点ってあるの?

いい質問ね。差分ブロックだけを転送する仕組みに加え、
重複排除・圧縮されたデータをクラウドに送るので、
高速にレプリケーションできるというメリットがあるわね。
このSnapMirrorは、オンプレミスにあるネットアップ間
では 長年に渡り使用されてきた実績があるのも安心ね。

バックアップにやたら時間がかかったり、
失敗したりってホント不安だもんね。
その点SnapMirrorなら安心できそうだ!

災害対策(DR)用途での利用は?

ところで、災害対策(DR)用途としては使えるの?

良い質問ね。もちろん使えるわよ。
しかも上手く使えばコストを抑えて効率的にDR対策が
できるのよ。パブリッククラウドのストレージにも、
色々種類があるのは知ってるかしら?

性能はいいけど値段が高いやつとか、
性能は出ないけど安いやつとかだよね?

そうね、代表的なものだとこんな感じかな。

代表的なパブリッククラウドのストレージと金額イメージ

  AWS Azure GCP 金額例
(GB単価・
月額)
オブジェクト
ストレージ
Amazon S3
(Simple Storage Service)
Azure Blob Storage Cloud Storage 0.025
USD~
ブロック
ストレージ
Amazon EBS
(Elastic Block Store)
Managed Disks Persistent Disk 0.096
USD~
共有ファイル Amazon EFS
(Elastic File System)
Azure Files
Azure NetApp Files
Cloud Filestore 0.0272
USD~
※金額例は、AWS(東京リージョン)における2021年8月現在での金額を参考にしています。

こうしてみると、やっぱりブロックストレージは
高価なんだね・・・
(しかも「~」ってついてるし・・)

DRサイトのデータは平常時は使わないから
性能はいらないわよね。
だったら平常時は、性能は出ないけど
安価なオブジェクトストレージ
に置いておいて、
非常時にそのデータを本番利用する時に、
性能の出るブロックストレージに移動できれば
コストが 抑えられると思わない?

またまた~、そんな都合のいいことできないでしょ?

ネットアップのFabricPoolという自動階層化機能を
利用すれば実現できるのよ。
アクセス頻度に応じて、自動でデータの配置を変更
してくれる機能よ。

そんな都合のいい機能があるなんて・・・
お得感があるね(笑)

FabricPoolによる自動階層化でコストを抑えてDR環境を構築

さらに、平常時はSnapMirror実行中以外は
インスタンスをシャットダウン
しておくことで、
さらにコストを削減できる可能性もあるわよ。

そうか、クラウドだとインスタンスを使ったら
使った分だけ 課金されちゃうもんね。
使わない時はシャットダウンして節約!
テレビやエアコンと同じだね(笑)

その他のバックアップサービス

他にもNetAppでは、
Cloud Backup Serviceという、SaaSで提供される
シンプルなバックアップサービスも提供しているのよ。

Cloud Backup Service

確かに、「まずはバックアップやDRから」
というのであれば
クラウドを始めやすそうだ。
ニーズに合わせた、あらゆるクラウドバック
アップソリューションがあるネットアップ、最高だね!

[ まとめ ]

CVOを使えば、パブリッククラウド上のストレージで
ONTAPの優れた機能が使える

実績多数&高機能なSnapMirrorで、
効率的にクラウドにバックアップ

DR環境構築にもオススメ。
FabricPoolによる自動階層化機能を使ってコスト削減。

お悩みその2を見る NetAppの資料請求はこちら
クラウド連携なら、
信頼と実績のネットアップ!

ネットアップとは?

1992年設立の米国ストレージ専業ベンダー

主力の「FASシリーズ」はファイルサーバー利用において多数の実績

国内有名企業にも多数導入
2020年 度国内企業向けNAS市場
シェアNo.1

いち早くクラウド連携に注力し、
多数の製品・ソリューションを展開

クラウド利用におすすめの製品はこれ!

・ Cloud Volumes ONTAP

長年の実績を持つONTAP OSを
パブリッククラウド上で

クラウド上のストレージで
ONTAPの優れた機能を利用可能

オンプレミスのネットアップの
バックアップ・DR先としても

オンプレ環境とクラウド環境を一元管理するツールにも対応。
さらにネットワールドなら一括保守窓口も提供

いずれもエントリーモデル~ハイエンドモデルまで、ご予算・ご要件に応じた
製品・ソリューションがございます。 詳細は、お気軽にお問合せください。

「でもストレージって難しくない?」
「導入のノウハウがない…」
というお客様へ

ネットアップ導入ならネットワールド にお任せください!
アジア初のネットアップのディストリビュータとして10年以上、
6,000台以上のネットアップ導入実績があります。

ご提案から導入支援・保守まで、
トータルサポートさせて頂くことが可能です。

pagetop

NetAppの資料請求はこちら お悩み一覧へ お悩み相談室TOPへ NetAppの資料請求はこちら お悩み一覧へ お悩み相談室TOPへ