NetApp データ保護

Snapshot

無償で適用可能なオンラインバックアップ機能

パフォーマンスに影響を与えることなくバックアップを取得

NetAppのSnapshotは、ポインター情報だけをコピーするという独自の仕組みでSnapshotを実現しています。  そのためコピーアウト方式を採用している他社NAS製品のSnapshotに見られるパフォーマンス劣化がありません。コピーアウト手法に採用されている、書き込むブロックのデータを別の場所に移動してから書き込みを行うといった余計なI/Oが発生しないためです。

Snapshot取得によるパフォーマンスへの影響比較

システム稼動中に瞬時にオンラインバックアップを取得

Snapshotは、独自開発されたソフトウェアで、システム稼動中にオンラインバックアップイメージを取得する機能です。Snapshot はアプリケーションの実行中においても実行可能です。また、NetApp システムのボリュームサイズや処理状況を問わず、1秒以内でSnapshot コピーが作成されます。

ブロック単位でのバックアップのため、ディスクの消費量が少ない

Snapshotは、その時点のアクティブデータブロックのメタ情報のみを取得することで、スペース効率に優れたバックアップイメージを取得することができます。  NetAppが採用しているファイルシステム(WAFL)  では、ファイル更新時にデータブロックを上書きせず、更新データを別の空きデータブロックに新規に書き込むという動作を行っています。そのため、  Snapshotを削除しない限りは、過去のデータもディスク上に存在するため、ある時点のSnapshotデータ(ブロック情報)があれば、復元が可能  となります。

ユーザによる簡単な操作でSnapshot取得&ファイルのリストアが可能

Snapshotの取得スケジュールと保持期間(それぞれ、1時間単位、1日単位、1週間単位)を設定するだけ、と簡単に利用できます。また、必要に応じ  て、手動でSnapshotを取得することもできます。またファイルのリカバリも非常に簡単で、作成したSnapshotをユーザ自身でコピー&ペースト  するだけで行うことができます。これにより、テープによるリストアを必要とするリカバリの時間を短縮するとともに、リカバリにかかる管理者のコストを大幅  に削減することが可能となります。

255世代のSnapshotバックアップイメージを保持可能

ボリュームあたり最大255個のSnapshot コピーを瞬時に作成し、ユーザ主導のリカバリ用にオンラインバックアップを作成することができます。 またWindowsのVSS (Volume Shadow Copy Service)と連携することで、VSSの場合は最大64世代保持であったのが255世代の保持を可能にします。

Snapshot 動作イメージ

 1 ファイルの新規作成

              ※WAFL上に4KBのブロック単位で書き込み

2 Snapshotの初回取得

              ※ブロック情報のみをバックアップ

3 ファイルに対して上書き更新

             ※ブロックCへの変更は、C'として空きブロックに書き込み

4 2世代目のSnapshotを取得

                ※取得時点でアクティブなファイルのブロック情報をバックアップ

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SyncMirror

最大のデータ可用性を実現するためのデータの同期複製

RAID-DPのストレージをミラーリングし、5重のディスク障害からデータを保護

SyncMirror 基本構成

NetApp FASシリーズはRAID-DPにより高い可用性を実現していますが、さらなる可用性を求める場合、SyncMirrorが効果を発揮します。
RAID-DPで保護されているNetApp FASシリーズのストレージを、SyncMirrorによってミラーリングすることにより、データのコピーを2セットオンライン状態で、かつ物理的に完全に分離した状態で維持、5重の  ディスク障害からもデータを保護することが可能です。
さらに、ケーブルの破損、またはホストバスアダプタ(HBA)の障害など、機能が停止した場合にも、オペレータの介入やクライアントアプリケーションの中断なく、ミラーリングされたデータに直ちにアクセスできます。
よって、作業を中断することなく停止の原因を検出して修正でき、ビジネスを確実に継続することが可能となり、コストがかさむダウンタイムを回避することもできます。

SyncMirror 基本構成

ディスク障害からの保護

ディスク障害からの保護

SnapRestore

指定したSnapshotの時点に指定したSnapshotの時点にボリューム単位で即時復旧

短時間で終了するボリュームのフルリストア

SnapRestoreは、ファイルの容量や数に関係なく、保存した Snapshotバックアップを使用して、ファイルシステム全体またはデータボリュームのリカバリを数秒で実行します。 また、SnapRestore は 、1 つのファイルから数テラバイトのボリュームまで、あらゆるデータのリカバリを数秒で実行できます。 Snapshot プロセスは自動で瞬時に実行され、使用されるストレージ容量も非常に小さくて済みます。

SnapRestore

ファイル単位でのリストアも可能

従来のデータリカバリでは、バックアップからソースへすべてのデータを複製する必要があり、はるかに多くの時間とディスク容量が必要とされていました。し  かし、SnapRestore では 1 つのコマンドで簡単にリストアを実行できるので、システムにある Snapshot  コピーからデータを選択してリカバリすることができます。

Date ONTAPの構造

Date ONTAPの構造

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SnapMirror

遠隔地へ高速にデータを転送し、筐体間レプリケーションを実現

簡単、低コストに災害対策(DR)システムを実現

SnapMirrorは、既存ネットワーク環境を使用して、IPベースでのレプリケーションを実現することができます。そのため従来のディザスタリカバリシステムと比較して、簡単で低コストにDRシステムを実現することが可能です。

Snapshotの応用により変更のあったブロックだけを転送

SnapMirrorは、企業が必要としている災害対策や遠隔地へのデータ転送を実現する筐体間レプリケーションソフトウェアです。初期転送時はその時点で存在する全データをコピーしますが、初期転送後はSnapshotによって取得された変更データブロックのみを転送します。LANやWANを経由して変更のあったデータブロックだけをミラー先に転送するため、データ転送量を減らし、ミラーを高速に行なうことが可能となります。

DRサイトには安価なディスクを使用してさらに低コストで DRシステムが構築可能

本番サイトとDRサイトを別構成にすることも可能です。
したがって、本番サイトはパフォーマンスを重視した構成、DRサイトは安価なディスク、エントリーモデルのFASストレージを使用するというように、低コストでDRシステムを構築することが可能です。

同期、半同期、非同期の転送が可能

同期、半同期、非同期と転送モードを3パターンより選択可能です。パフォーマンスへの影響や転送距離がモードによって異なるため、使用環境に応じて転送モードを選択することが可能です。

SnapMirror 基本構造

SnapMirror 基本構造

SnapMirror 動作イメージ

ソースボリュームのアクティブファイルシステムは転送の間も変更されている

リモートボリュームはSnapshot#1のミラーになっていてかつ矛盾がない

 

SnapMirrorの転送モード

■ 同期SnapMirror

  • データロスなし
  • 距離に制限
  • パフォーマンスインパクトに注意

同期SnapMirror

■ セミ同期SnapMirror

  • データロスは最小化
  • 距離制限なし(ただしLatencyについては考慮が必要)
  • パフォーマンスインパクトを軽減

セミ同期SnapMirror

■ 非同期SnapMirror

  • データ保障は、前回の同期実行時まで
  • 距離制限なし
  • パフォーマンスインパクトなし

非同期SnapMirror

SnapVault

高速かつシンプルなバックアップソリューション

テープドライブよりも高速なバックアップ/リストア

NetAppデータをすばやく経済的に保護できるように設計された SnapVaultは、ディスクベースのバックアップとブロックレベルの差分バックアップを利用して、あらゆる環境に適した信頼性の高い低負荷なバックアップとリカバリを実現します。

Snapshotの応用により変更のあったブロックだけを転送(ブロック単位での差分転送)

SnapVaultでは、データ保護はファイル全体ではなく、ブロックレベルで行われます。つまり、前回バックアップされてから変更があったデータブロックのみがコピーされます。これにより、冗長データを移動または格納する必要がないため、頻繁にバックアップを実行することができ、使用する容量も少なくて済みます。

ネットワーク帯域の使用量を低く抑える

SnapVaultでは、変更があったデータブロックのみを転送するので、データ転送によるネットワークへの影響を最小限に抑えることができます。そのため、分散型の組織の場合、コスト効率の高いディスクベースのバックアップを構築できるだけではなく、リモート施設から中核的なデータセンターへ直接バックアップできるようになり、管理を一元化して、末端組織での投資を必要最小限に抑えることができます。

LAN環境でもWAN環境でも使用可能

SnapVaultはLAN環境/WAN環境のどちらでも使用可能です。また、IPベースでブロック転送を行うため、既存のWAN/LAN環境を使用して、容易に災害対策(DR)システムの構築が可能です。

SnapVaultによるDisk to Diskバックアップ

SnapVaultによるDisk to Diskバックアップ

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