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CHAPTER 1 Cisco UCSのラインナップを知りたい

スピーディに導入できるラックマウント型・・・C シリーズ

一般的なラックマウント型となるCシリーズはCisco IMCという管理モジュールが搭載されており、他社サーバと同様にサーバ単体で導入し、管理することが可能です。
また、C シリーズのサーバを複数台導入する際は、ファブリックインターコネクト で稼動している「Cisco UCS Manager」を使うことで、サーバやネットワークの構成を視覚的に把握、設定、管理できるようになるので、運用効率が大きくアップします。

 

こんな場合に最適

・必要な性能(ビジネス要件)はほぼ決まっているので、スピーディに導入したい

・ブレードほどの規模は必要ないが、高機能、高性能なサーバが欲しい

 

拡張性に優れたブレード型・・・B シリーズ

ブレード型のB シリーズは、サーバを収容するシャーシ、サーバ間接続を集約するファブリックエクステンダ、サーバとネットワークの橋渡し役となるファブリック インターコネクト(Cisco UCS Manager 含む)を組み合わせて導入します。
1台のシャーシに、ハーフサイズなら 8基まで、フルサイズなら 4基までブレードを搭載可能で、規模に応じた拡張/縮小が容易です。

 

こんな場合に最適

・今後のビジネス展開を踏まえ、拡張性や柔軟性を重視して導入したい

・サービス提供の基盤となる環境を、なるべくシンプルに構築したい

・システムを増強するたびに、LAN スイッチやケーブルがどんどん増えていくのは避けたい

 

ラインナップ早わかりマップ

エンジニアから一言  ビジネス要件を踏まえた最適なラインナップ構成

Cisco UCS は、Cシリーズ、Bシリーズとも、
・ 一般的な用途に適したスタンダードモデル
・メモリやストレージの搭載容量を重視したミッドレンジモデル
・基幹業務向けのハイエンドモデル
というラインナップになっており、ビジネス要件を明確にすることで、最適なモデルをスムーズに選べるようになっています。

シンプルなネットワークはCisco UCS ならでは

Cシリーズは拡張スロットでインターフェイスを増強することも可能です。サーバの性能を十分に発揮させるために、ネットワーク(LAN スイッチなど)の見直しもお勧めするポイントとなります。
Bシリーズでは、ファブリックエクステンダとファブリックインターコネクトで、サーバ間接続と外部ネットワークとの接続を集約するため、物理的なケーブル本数を抑え、スッキリと構成することができます。
高いパフォーマンスと効率的な運用管理をシンプルに実現できるのは、Cisco UCSならではの特長です。
Mシリーズは2RU のシャーシに最大8 台のコンピュートカートリッジ(最大16 ノード)を搭載でき、多数の小規模サーバで大量の並列ワークロード処理が必要な環境に最適です。

用語集