DigiCert 認証マーク証明書(VMC)
0
DMARC の施行 + BIMI + VMC = ロゴ認証メール
VMCを利用するには、DMARCへの準拠が要件となります。そもそも「DMARC」とは何でしょう?
※ DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)の略称です。
Eメールの認証、ポリ シー、レポーティングに関するプロトコルのことです。
広く普及しているDKIMおよびSPFプロトコルをベースに作成者 (「From:」)のドメイン名との関連付け、認証に失敗した場合に受信者がメールを処理する方法を定める公開ポリシー、受信者から送信者へのレポーティングを追加することで、ドメインを不正なメールから保護し、モニタリングします。
そして、DMARCに加えてBIMIの設定が必要になります。この「BIMI」とは何でしょう?
※BIMI (Brand Indicators for Message Identification) メッセージ識別のためのブランドインジケーターの略で、サポートしているメールクライアントに、ブランドロゴを表示できるようにしてDMARC 保護の普及を促す電子メール仕様のことです。
- DMARCに準拠する
- ロゴを商標登録する
- ロゴのフォーマットを変換する
- DigiCert VMCを購入する
認証マーク証明書(VMC)をご利用いただくためには、下記2項目に対応いただいている必要があります。
- 1. DMARCに準拠していますか?
- VMCを利用予定ドメインにDMARCレコード「p=quarantine」または「p=reject」が設定されている必要があります。
チェック方法はValimail社のドメインチェックツールにて確認いただけます。
Valimail DMARC チェッカー - 2. ロゴが商標登録されていますか?
- VMCを発行する前に、組織のロゴが下記商標機関に登録されている必要があります。
(米国特許商標庁(USPTO)、カナダ知的財産庁、EU知的財産局、英国知的財産局、ドイツ特許商標庁、経済産業省 特許庁、IPオーストラリア、ブラジル産業財産庁、韓国知的財産庁、インド特許意匠商標総局)
なお、日本の特許庁で商標登録している場合、下記プラットフォームにて登録状況を検索することができます。
特許情報プラットフォーム