米沢工場の現場の様子と、お二人のお話に感動した取材班。
最後に強みや、今後の展望をそれぞれお聞きしました。

コロナ過の状況でも
品質管理できている
強みを教えて!

コロナ禍によって海外の現地工場に直接行くことは難しい状況なんだ。 その解決に向けて、運用管理マニュアル化やデジタル活用は今後も進めていく必要があると考えているよ。 その点、レノボグループでは世界各地の生産拠点で同一製品を生産しているけど、システムを活用した情報共有が容易に実現できているんだ。 これがグループが持つ強みの一つだよ。

米沢工場の今後の展望を
教えて!

Lenovo ThinkAgile MXなどのアプライアンスのキッティング作業にも徐々に適用できるようになってきたんだよ。 高品質のハードウェアを提供できる仕組みが整いつつあるんだ。 現在の1日の対応数は数十台規模だけど、今後は数百台規模のサーバーの検品を貢献できるようにチャレンジしていきたいと思ってるよ。

いろいろ教えてくれて、
ありがとうございました!

高品質な製品の安定供給を実現する力強い存在

新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、多くの国や地域でヒトやモノの移動が制限されています。その結果、生産工場の操業停止や物流の停滞などによるサプライチェーンのリスク管理の重要性が、強く認識されたのではないでしょうか。

多くの製造業がレジリエンスの高い生産・調達戦略への見直しを進める中、特に海外生産への過度な依存リスクを回避するために、生産拠点の国内回帰への動きも見られています。 そんな中でレノボESの設立以来、同社のハードウェア製品の安定供給を担ってきたのが、 NECパーソナルコンピュータの米沢工場です。同工場が今後も「Azure Stack HCI」に最適なハードウェア基盤として多くの企業が導入する製品群を支える力強い存在になることは間違いないでしょう。