ThinkAgile MXシリーズは、具体的にどういった利用ケースが考えられるのでしょうか。

例えば、ThinkAgile MX1021/1020は、MX1021/1020は無線LANに対応しているため、店舗や倉庫などのエッジ環境で処理を行うフロントサーバーとしての活用が想定できます。ケーブルレスでエッジ環境にHCIを導入できるのです。

また、ThinkAgile MX3320とThink Agile MXは、主に仮想化基盤の統合やデータセンターでの活用を想定しています。最近では仮想デスクトップ環境(VDI)での採用基盤としても注目が集まっています。

エッジ環境でHCIを活用する際には、その管理対象が膨大になることも考えられます。一人情シスなどシステム運用の負荷に課題を抱える企業は、どうすればいいのでしょうか?

ThinkAgile MXシリーズ では「Lenovo XClarity Controller」を利用することで、Windows Admin Centerの機能を統合し、複数のインフラや仮想マシン、ソフトウェア、ハードウェア全体を一元管理できます。

さらにAzure Arcと組み合わせることで、オンプレミス環境とクラウド間の相互運用を実現できます。例えば、データセンターなどのオンプレミス環境に重要なワークロードを集約しつつ、ディザスタリカバリ(DR)やバックアップ対策などでクラウド環境を活用するという“ハイブリッドなシステム”をシンプルで効率的に管理できるようになります。