Cisco Service Profile(サービスプロファイル)

サービスプロファイルについて

サービスプロファイルはUCS マネージャで提供している機能の一部です。サービスプロファイルはサーバを形成している各コンポーネントの固有情報(UUID、MACアドレス、WWN、BIOS設定、Firmwareバージョンなど)を仮想的にプール化(設定の塊)しておく機能です。サービスプロファイルで事前にいくつかのテンプレートを作成しておくことで、サーバを構築する際、迅速にOS導入前までの設定を行うことが可能になります。

サービスプロファイルの機能

ブレードサーバやラックマウントサーバの交換・保守作業の工数を短縮

サーバの交換や保守などの作業で特定のサーバをシャットダウンする必要がある場合、別のサーバにサービスプロファイルを適用することで迅速に代替サーバを構築することが可能です。これにより、システムダウンを防ぎ、サービスの提供を持続させることが可能になります。
ハードウェアの固有情報(MAC, WWN, UUID 等)はサービスプロファイルで設定できる内容です。UCSの物理サーバに付属している固有情報は使われません。例えば、物理サーバを交換する際、新たな物理サーバに付属されるWWN等の情報が変わるため、通常はSAN環境内でも変更作業が必要となりますが、新規サーバにサービスプロファイルを当てなおすだけで外部ストレージ等のSAN側の設定変更を行う必要はなく、すぐにこれまでと同様にサーバを使うことができます。特にSANブートやPXEブート の環境下でこの機能は非常大きい効果をもたらしてくれます。

ブレードサーバやラックマウントサーバの交換・保守作業の工数を短縮

サーバに関する全ての情報、設定を別のシャーシ間やラックサーバにワンタッチで移行

ブレードサーバの場合、プロファイルの適用は同一のブレードシャーシのみならず、別のシャーシに存在するブレードサーバに対しても適用することが可能です。プロファイルの適用はUCS マネージャにて簡単に行うことができます。これにより、UCSサーバは高いスケーラビリティを実現することができます。
例えば、ブレードサーバAでサービスを稼動していたが、処理に遅延が生じるようになり別途スペックの高いブレードサーバBを用意したとします。管理者はブレードサーバAのサービスプロファイルをブレードサーバBに割り当てるだけでブレードサーバAと同様にサービスを提供できるサーバとして直ぐに稼動することが可能です。
また、1台のブレードサーバにサービスプロファイルを変更し、割り当てることで複数のサーバとして利用することもできます。

サーバに関する全ての情報、設定を別のシャーシ間やラックサーバにワンタッチで移行

ブレードサーバだけでなくラックマウントサーバも合わせて管理可能

ファブリックインターコネクト(UCS マネージャ)の管理下にあるラックマウントサーバに対してもブレードサーバと同様にプロファイルを適用することが可能になります。これにより、待機サーバの選定にも柔軟に対応することができます。

ブレードサーバだけでなくラックマウントサーバも合わせて管理可能

※UCSマネージャでUCS Cシリーズのラックサーバを管理するにはサーバ側にVICを搭載する必要があります。
※UCSマネージャ v2.2からはファブリックエクステンダが無くてもUCS Cシリーズのラックサーバを管理することが可能です。

サービスプロファイルが扱える属性情報

サービスプロファイルはハードウェアの固有情報を持たないUCSブレードサーバに対して予め属性情報をプールし、テンプレート化しておく機能です。以下はサービスプロファイルで扱える主な属性情報です。

LANに関する情報

  • MACアドレス
  • NICアダプタのファームウェア
  • NICの情報

SANに関する情報

  • WWNアドレス
  • ホストバスアダプタのファームウェア
  • ホストバスアダプタの情報

サーバ内のハードウェアに関する情報

  • UUID
  • BIOSのファームウェア
  • BIOSの情報
  • ブート情報

ディスクに関する情報

RAIDのファームウェア

管理モジュールの情報

CIMC(Cisco Intelligent Management Controller)のファームウェア

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