プレスリリース
ネットワールド、IBM Cloud Aggregator Agreementを締結
- IBM(Software)
2025.09.25
AWS Marketplaceは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)が提供するソフトウェアやデータ、サービスを検索・購入できるデジタルストアです。クラウド上での調達・導入を簡素化するプラットフォームとして、以下のようなメリットが見込めます。
- 販売プロセスの効率化:契約・購入手続きをオンライン化し、導入負担を軽減
- 柔軟なライセンス提供:従量課金やサブスクリプションなど、多様な契約形態に対応
- 請求の一元化:AWSの請求に統合され、経理処理が簡素化
ネットワールドは今年6月、国内初となるAWS Marketplaceにおいて日本の商習慣に対応した販売が可能な「Designated Seller of Record(DSOR)」モデルの認定を取得しました。これにより、AWS Marketplaceを利用する国内企業に対し、パートナー経由でIBMソフトウェア製品の提供が可能になります。
IBMでは、ハイブリッドクラウドとAI領域に継続的な投資を行っており、ビジネスのためのAIであるwatsonxや近年買収した製品・ソリューションの多くが、クラウドファーストでの利用を想定し、AWSユーザーに多くのメリットを提供します。
- ハイブリッドクラウド関連
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- Cloudability:AWSを含むマルチクラウド環境でのコスト最適化とFinOpsを支援
- Instana:SaaS型最先端アプリケーションパフォーマンスツール
- Turbonomic:リソース最適化を実現するオブザーバビリティ製品
- AI関連
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- watsonx.ai:IBMの基盤モデルである「Granite」をはじめ、複数の言語モデルが利用可能な生成AI開発プラットフォーム
- watsonx Orchestrate:1,500以上の処理機能を最適に組み合わせることで業務を自動化するAIエージェント製品
- watsonx.data:非構造化データを含む多様なデータを統合管理できるAI活用のための次世代データレイクハウス
株式会社ネットワールドは、1990年に設立されたITインフラストラクチャーのソリューション・ディストリビューターです。サーバー、ストレージ、ネットワーク、セキュリティ、仮想化ソフトウェアなど幅広い分野で国内外の主要ベンダーと提携し、業界をリードしてきました。社員の4分の1以上を技術者が占め、製品の流通に加えてソリューション提案まで一貫して提供できる体制を強みとしています。
クラウド分野では、AWS参入からわずか1年でアドバンストティアに昇格。現在は100名を超えるAWS認定資格保有者が在籍し、ディストリビューターとして培った技術力と支援体制を活かして、AWSパートナー企業を技術面・業務面の両面から支える“後方支援型パートナー”として活動しています。さらに、AWS Marketplaceの活用や国内初のAWS Marketplace DSOR認定を通じ、クラウド時代に即した流通モデルを推進し、全国のパートナー企業とともに日本企業のデジタルトランスフォーメーションを支えています。