プレスリリース
ネットワールド、セキュリティ意識向上トレーニングプラットフォームプロバイダー 米KnowBe4と販売代理店契約を締結
- KnowBe4
2022.04.08
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、米KnowBe4社(ノウ・ビフォー、本社:フロリダ州タンパベイ)と販売代理店契約を締結し、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大のクラウドベースの統合型プラットフォーム「KnowBe4」を、本日4月8日より、全国をカバーする同社の販売パートナーを通じて提供開始することを発表します。
KnowBe4は、ビジネスメール詐欺、フィッシング詐欺、標的型攻撃メールなどの防御策として、社員のセキュリティに関する意識向上に着目した教育プラットフォームです。トレーニング、フィッシングシミュレーション(攻撃模擬体験)、結果の分析・効果測定のプロセスをクラウド上で一元管理し、セキュリティ教育の効果を最大化しながら、管理負荷を低減します。
ネットワールドは自社用にKnowBe4プラットフォームを導入し、自社のライセンス展開や運用事例を踏まえ、潜在的なニーズの発掘から円滑な導入・運用の一助となれますよう、付加価値と共に展開に努めてまいります。
コロナ禍で仕事や生活が大きく変わる中、サイバー攻撃が拡大し続けていますが、システムの脆弱性を狙うだけでなく、人の心理的な弱点や心の隙間を巧みに利用し、“人の脆弱性” を突くソーシャルエンジニアリング攻撃が増加しています。ビジネスメール詐欺(BEC)、フィッシング詐欺や標的型攻撃から個人、組織、企業を防御するためには、社員のセキュリティ意識を向上させ、トレーニングにより鍛えることが急務です。
ネットワールドは、入口対策、内部対策、出口対策としての次世代アプライアンスや多層型サンドボックス、エンドポイントセキュリティソフトウェアなど、さまざまな技術対策ソリューションを提供していますが、今回、KnowBe4をソリューションラインアップに加えることにより、人的対策と技術的対策の両面からサイバーセキュリティを支援します。
- ベースラインテスティング(アセスメント)
- 実際の攻撃を基にした12,000種類以上のテンプレートから社員向けに模擬攻撃を行い、その結果を基に個人や部署ごとのセキュリティレベルをスコア化してリスクレベルを可視化します。
- 社員教育プログラム
- 多言語に対応した1,300種類以上の充実した動画ベースのインタラクティブな教育コンテンツで、受講者のモチベーションを高める工夫がされており、受講スケジュールに従ってリマインダーメールを自動送信します。
- 模擬攻撃(フィッシングシミュレーションテスト)
- 豊富なテンプレートを活用し、標的型メールなど、本番さながらの攻撃を疑似体験させます。
- 分析・効果測定
- 社員個人、部署ごとに脅威に対する意識を測定。トレーニング状況とフィッシングテスト結果を連動する統計とグラフ分析により、セキュリティ管理者は教育プログラムの見直しを実施できます。
KnowBe4の詳細はこちらをご参照ください。
KnowBe4の日本を含む国際セールス部門を統括するエグゼクティブバイスプレジデント(EVP)のTony Jennings(トニー・ジェニングス)氏は次のようにコメントしています。
「ランサムウェアや様々なソーシャルエンジニアリング手法は日々進化しています。セキュリティテクノロジーだけでは、サイバー攻撃者が巧みに仕掛けてくる「人」を狙うセキュリティ攻撃を防御することがますます困難になっています。これに呼応して、日本市場においてセキュリティ意識向上の必要性への認識が顕著に高まってきています。この中、日本市場をリードするITソリューション ディストリビューターであるネットワールド様と戦略的な販売提携を締結できたことを心より歓迎しています。」
KnowBe4(NASDAQ: KNBE)は、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダーです。
KnowBe4は、IT/データセキュリティ・エキスパートであるStu Sjouwerman(ストゥ・シャワーマン)によって2010 年8 ⽉に米国フロリダ州タンパベイで設立され、セキュリティの「人的要素:ヒューマンエラーの克服」にフォーカスして、ランサムウェア、CEO攻撃/詐欺、ビジネスメール詐欺(BEC)を始めとする巧妙化するソーシャルエンジニアリング手口などの社員一人一人のセキュリティに対する認識を高めることで、「人」を狙うセキュリティ脅威から個人、組織、団体を防御することを支援しています。世界で最も著名なサイバーセキュリティ・スペシャリストであるKevin Mitnick(ケビン・ミトニック)がCHO(Chief Hacking Officer)を務めています。同氏のハッカーの視点に立った知見をベースにKnowBe4のトレーニングプログラムは組み立てられています。
2022年2月現在、 4万7千社を超える企業や団体がKnowBe4を採用して、防御の最終ラインとして「人」による防御壁を構築しています。