プレスリリース
ネットワールド、クラウドへのリフト&シフトを支援する新サービス 「CloudPath Services」を提供開始
2021.10.05
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、クラウドへのリフト&シフトを加速する新しい技術サービス「CloudPath Services」(略称:CloudPath)を発表し、本日10月5日より提供開始します。
「CloudPath」は、既存のオンプレミス環境の多様なデータ、アプリケーション、仮想マシン、ネットワーク、セキュリティなどを、Microsoft Azure(以下、Azure)、Amazon Web Services(以下、AWS)、または、オンプレミスとのハイブリッド環境への移行を支援するサービスで、ワークショップ形式のトレーニング、コンサルティング、移行・構築・アフターサポートなどのサービスメニューで構成されます。ネットワールドが、仮想マシン、ネットワーク、セキュリティなどの製品・ソリューションで、従来オンプレミス環境で提供してきた技術サービスの価値をクラウド環境でも提供するもので、各製品の技術エキスパートが、Azure、AWSの特性を踏まえて、クラウドへのリフト&シフトに付随する様々な課題を解決し、効率的なインフラ構築を支援します。そのため、現在Azure、AWSの資格を持つ50名の技術者での支援体制を年内中に100名規模に拡充し倍増させます。
また、クラウド型デスクトップサービス(Azure Virtual Desktop)については複数のお客様へ導入した知見を活かし、「Citrix Cloud」や「Windows 365」への対応などを更に拡充して参ります。今後、クラウドへのリフト&シフトだけでなく、PaaS 連携、コンテナ連携などのクラウドネイティブ、データ活用技術などにも領域を拡張する計画で、この「CloudPath」の売上を、有償サービス全体における比率で、2022 年度中に15%に、3年後には30%に引き上げる計画であり、“クラウドサービス・ディストリビューター”を目指します。
オンプレミスにある既存のITシステムをそのままクラウドへ持っていく「リフト」と、その後クラウド環境に最適化していく「シフト」の手法は、クラウドマイグレーションの方式として注目されていますが、多様なデータ、アプリケーション、仮想マシン、ネットワーク、セキュリティなどをクラウド環境に移行して再構築するためには、高い技術スキルとノウハウが必要です。移行する製品・サービスがクラウドに対応していなかったり、クラウドで稼働させるために追加スクリプトが必要になるなど、このような技術的課題と煩雑さがクラウド活用の妨げとなっているのが実情です。「CloudPath」は、移行する製品・サービスおよびクラウド技術のエキスパートが、お客様ごとの規模や目的などをヒアリングし、移行計画、移行・構築作業までを効率的に支援し、移行後の安定運用もカバーします。
各クラウドサービスが提供する機能との連携もカバーします。
マイクロソフト、ネットアップ、Veeam、VMwareをはじめCitrix、Cohesity、Commvault、F5、Fortinet、HashiCorpなどの製品・サービスを対象として、現時点で80以上の構築メニューをご用意しています。
*)対応ベンダー一覧をご参照ください。
仮想マシン移行、バックアップリストア移行、ストレージデータ移行、ネットワーク移行、セキュリティ移行など
弊社による導入・移行などのサービス終了後、お客様環境を理解したエンジニアによるテクニカルQAサービス も提供し運用安定化をサポートします。
※「CloudPath Services」の詳細はこちらをご参照ください。
【参考】対応ベンダー一覧(2021/10/05時点)
- AR advanced technology (ZiDOMA)
- Arcserve
- Barracuda Networks
- Citrix Systems
- Cohesity
- Commvault Systems]
- Dell Technologies
- Digital Arts
- F5 Networks
- Fortinet
- HashiCorp
- HENNGE
- Kaspersky Lab
- Microsoft
- NetApp
- NetMotion Software
- Passlogy
- Rubrik
- Tenable
- Trend Micro
- Veeam Software
- Veritas Technologies
- VMware
- Yamaha Corporation
今回のプレスリリースにあたり、エンドースメントをいただいております。
サービスパートナービジネス統括本部 業務執行役員 統括本部長 近藤 禎夫 氏
日本マイクロソフト株式会社は、この度の株式会社ネットワールド様の「CloudPath Services」の提供開始を、心より歓迎いたします。現在、企業の大半がパブリッククラウドを活用し、オンプレミスにある既存ITシステムをパブリッククラウドへ移行していく傾向も、益々加速していると実感しております。 その中でも Microsoft Azure を移行先として選定して頂いているエンドユーザー様やSI パートナー様も多く、今回、株式会社ネットワールド様が発表されたパブリッククラウドへのリフト&シフトを支援する 「CloudPath Services」が企業におけるハイブリッドクラウド化の一躍を担うことに、大いに期待をしております。今後も日本マイクロソフトは、株式会社ネットワールド様との強力な連携を通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。
多くの企業がITインフラにクラウドを利用していらっしゃいますが、新しいビジネスを生み出すはずのデータもサイロ化してしまい、有効活用に課題を抱えています。Networld CloudPath Service は、ハイブリッド マルチクラウド環境でデータを最大限に有効活用できるようにするインフラ構築の包括的なサービスであり、その中で弊社製品とサービスが貢献できることをうれしく思います。この新サービスをご利用になるお客様はデータ管理のインフラを気にすることなくビジネスの成長に向けた課題に集中していただけます。弊社も引き続きグローバルで培った幅広い知見で支援してまいります。
日本のエンタープライズITにおいて先進テクノロジーを提供しているネットワールド社と協力できることを大変嬉しく思います。リフト&シフトをはじめとする新たな本クラウドサービスが、エンタープライズのお客様のDXを加速させるものと確信しています。Veeamはパートナーとの連携に力を入れており、パートナーがビジネスの目標を達成できるように尽力しています。Veeamが提供する先進的データ保護によって、最もシンプルで柔軟かつ強力なプラットフォームでデータを保護でき、安全性を確保することで、お客様のDXの加速に貢献してまいります。