CHAPTER2 Ethernet Storage Fabricに必須の4機能とNVIDIAネットワーキングの関係

POINT4 自動化機能

Hyper Converged Infrastructure(HCI)の台頭により、コンピュートリソースやハードウェア管理の設定や制御は統合され、仮想化されました。ここにネットワーク基盤の仮想化技術、Software Defined Network(SDN)が加わり、完全に仮想化されたインフラストラクチャ 、Software Defined Datacenterの時代に進んでいます。

Software Defined Datacenterの時代に求められるネットワークには、設定や制御のオープン化はもちろん、他製品と連携する自動化機能が重要となり、これはEthernet Storage Fabric(ESF)に求められる機能の一つとなります。

NVIDIAネットワーキングは、無償ユーティリティのNVIDIAネットワーキング NEOを通じて、仮想マシン生成、削除、移動に伴うネットワーク設定を、HCIのツールや、一般的な自動化ツールフレームワークと連携し自動化します。日常運用時のサーバー管理、ネットワーク管理の負担を軽減し、人的ミスも防ぎます。

HCIシステムで仮想マシンを起動すると、自動的にLANスイッチにコマンドを発行して設定が反映される
Nutanix Prisnと NVIDIAネットワーキングの連携例