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- Chapter2 ESFに必須の4機能とNVIDIAネットワーキングの関係 (1/3)
今データセンターに求められているEthernet Storage Fabric(ESF)には、次の4つの機能が必要不可欠です。実は今回ご紹介するNVIDIAネットワーキングはこれらすべてを兼ね備えているのです。
まず、LANとSANを統合することができる広帯域性が求められます。単一のホストから出るストレージI/Oは4Gbps以上は必要ですし、仮想マシンマイグレーション用のネットワークはメモリ間通信となり、非常に大きなバーストトラフィックが発生しますので、10Gbps以上の帯域を確保することが必須となります。
NVIDIAネットワーキングは、小型なモデルでも10G/25Gbps Ethernet に対応するSFP28を18 ポート、40G/100Gbps Ethernetに対応するQSFP28を4ポート備えたモデルからなり、データセンタースイッチ、特にHyper Converged Infrastructure(HCI)用途に最適な選択となります。
ストレージの記憶媒体がハードディスク(HDD)から半導体ストレージ(SSD)で構成されるよう変化したことで、それまで数千IOPS程度だったI/O性能が、一気に100万IOPSへ変化しました。また、I/O遅延性能も、HDDで構成されていたころのミリ秒単位から、100マイクロ秒以下に向上しました。
これら高性能化したストレージの力を生かす為に、ストレージを接続するネットワークには1マイクロ秒以下の低遅延性能が必須となります。
NVIDIAネットワーキングは、スーパーコンピューティング(HPC)で定評のあるInfiniBandのテクノロジーに由来するEthernetスイッチ ASIC Spectrumを搭載しています。Ethernetスイッチ製品のみならず、サーバーのネットワークインターフェースカード(NIC)にも搭載しており、End to Endでストレージ性能を最大化することが可能です。
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