VMware App Volumes

App Volumesは、Horizon、Citrix、Microsoft、Amazon、RDSHを使用した仮想環境向けのアプリケーションとユーザーの統合管理ソリューションです。アプリケーションとOSを別々に管理し、ユーザーおよびデスクトップへのアプリケーションを迅速に配信し、マスター管理を簡素化します。

App Volumesは仮想マシンやアプリケーション自体に修正を加えずに、VMDK(仮想ディスク)を通じてアプリケーションを仮想デスクトップに配信します。
グループ毎にマスターイメージを分割することなく、管理者からユーザーに必要なアプリケーションを割り当て可能です。

従来、アプリケーションをインストールすると、アプリケーションデータとユーザ環境ファイルがOSと紐づいてしまいます。
App VolumesはアプリケーションをOSから切り離し、アプリケーション配信用のボリューム
「App Stack」とユーザ個別のアプリや環境ファイルを格納した「Writable Volume」へ分割します。
管理者は配信元のApp Stack内のアプリのみを管理すれば良く、各VMへのアプリインストールなども不要になるため、プロビジョニング時間・運用コスト・ストレージ容量が大幅に削減されます。
ユーザアカウントやグループごとに、配信するApp Stackを制御することも可能です。

App Volumesは、基本機能を提供する「Standard」、高度なアプリケーション管理機能を追加する「Advanced」、アプリケーションの関連要素を監視できる「Enterprise」の3種類が用意されています。購入単位は「同時接続ユーザー」もしくは「指定ユーザー単位」となります。

VMware App VolumesやVMwareソリューションに関する最新情報は「VMware Cloud Frontier」でもご紹介しています。