VMware Carbon Black Cloud Workloadは、vCenter Serverとの連携によって、vSphere環境における仮想マシンのセキュリティを強化します。NGAVやEDRといったCarbon Black Cloudのセキュリティ機能はもちろん、vSphere環境の仮想マシンが抱える脆弱性を自動収集して可視化することで、OSやアプリケーションレベルでリスクを把握できます。 Carbon Black Cloud Workloadは、vSphere環境に専用のCBセンサー(エージェント)と管理用の仮想アプライアンスを導入することで利用可能です。CBセンサーはVMware Toolsからプッシュインストールすることができ、VDI環境や仮想デスクトップのインスタントクローンにも完全対応しています。
各仮想マシンの脆弱性情報は、Live Query機能と仮想アプライアンスを通して収集されます。セキュリティ情報はCarbon Black Cloudの管理コンソールだけでなく、vSphere Clientから確認することができるため、セキュリティ担当者とIT管理者がぞれぞれが使いやすい管理コンソールを利用可能です。
Carbon Black Cloud Workloadは、仮想基盤として組み合わせるvSphereやHorizonのエディションを問わずに導入することができます。仮想アプライアンスを導入するたけで迅速に展開できるため、新規・既存を問わずに仮想環境のセキュリティを容易に強化できます。 また、Kubernetes環境を利用したコンテナ環境のセキュリティとコンプライアンスの確保には「Carbon Black Container」が提供されており、Workload版と同一コンソールで管理可能です。
Carbon Black Cloud Workloadは、vCenter Serverとの連携によって脆弱性を可視化する「Essentials」、NGAV+EDRの機能が追加される「Advanced」、全ての挙動を長期間保存する「Enterprise」の3種類のエディションが用意されています。 ライセンス単位は、オンプレミスのvSphere環境用途の「CPU単位」、 VMware Cloud on AWS環境で利用できる「Core単位」、vSphere+、vSphere、VMC on AWS、AWS Nativeの全てのリージョンで利用可能な「 Sensor単位」が用意されています。
