日本道路株式会社

本  社: 東京都港区新橋1-6-5
創  業: 1929年3月1 0日
資本金: 122億9026万円
U R L: http://www.nipponroad.co.jp/
業  種: 建設業
会社概要: 道路建設・道路舗装のエキスパート企業。アスファルト合材・乳剤の製造も手がける

導入前までの経緯

  • 全国の建設現場で稼働するPCの業務データをトラブルから保護すること
  • 膨大なバックアップデータの転送・保管・管理をより効率的に行うこと

導入後期待される効果

  • PCの障害やデータロスによる業務への影響 を最小限に抑えることが可能に
  • 重複排除機能の効果により、データ容量を最大99%以上削減

プロジェクトメンバー

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日本道路株式会社
経営企画部
課長

河村 憲彦 氏

竹内太地-氏.jpg

日本道路株式会社
経営企画部

竹内 太地 氏

日比康之-氏.jpg

エヌディーリース・システム株式会社
システム商事部
システムサポート室長

日比 康之 氏

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リコージャパン株式会社
販売事業本部 首都圏MA事業部
産業第一営業部 建設グループ
アシスタントマネージャー

小川 健司 氏

全国の現場で稼働するPCのデータ保護が大きな課題に

東京都港区に本社を置く日本道路は、その名の通り道路建設/道路舗装を専門に手がける建設会社である。同社経営企画部課長河村憲彦氏は「長年にわたり培った高度な技術力が当社の強み。高速道路や一般道路はもちろんのこと、スポーツ施設向けの人工芝/合成樹脂系舗装や公園/遊歩道向けの景観舗装など、幅広い領域で事業を展開中です。また、お客様の多様なニーズにスピーディにお応えすると同時に、事業を通して社会や環境への貢献を果たすことを目指しています」と語る。
その同社において大きな課題となっていたのが、全国の拠点や建設現場で稼働するクライアントPCのデータ保護だ。たとえば、埃や塵の多い現場では、PCの内蔵HDDが障害を起こしてしまうケースもある。こうした際には、多額の費用を払ってデータサルベージ会社に復旧を依頼していたという。さらに最近では、年々深刻化するサイバー攻撃への対応も大きな課題に。
「ビジネスの安心・安全を確保するためには、 こうしたリスクからユーザーを守れる仕組みが 不可欠です。そこで、現場PCのデータを本社 側でバックアップできる環境を整備したいと考えました」(河村氏)。

Dell EMC Avamar+Data Domainでバックアップシステムを構築

こうして現場PCのデータバックアップに着 手した同社だが、これを実現するのはそう簡 単なことではなかった。同社では数百ヶ所規 模の工事現場を抱えており、そこで稼働する PCの数も約2500台に上る。加えて、現場の中 には、光/ケーブルTV回線はもちろん、 ADSLさえも引かれていないような場所も存在するのである。
同社のグループ企業であり、IT戦略の実 働部隊でもあるエヌディーリース・システムの 日比康之氏は「しかも全ての現場にIT要員が 居るわけではありませんので、社員が特別に意識しなくとも、自動的にバックアップが行えるような仕組みでなくてはなりません。今回のシステム構築にあたっては、これらの要件をすべてクリアできるソリューションが求められました」と説明する。
このような難題を解決できる製品として新たに採用されたのが、ネットワールドが提供するDellEMC社製データ保護ソリューション「DellEMCAvamar」(以下、Avamar)と「DellEMCDataDomain」(以下、DataDomain)である。同社のITパートナーである、リコージャパンの小川健司氏は「大量のクライアントPCのバックアップをできるだけ簡単に、かつ効率的に行うためには、当社での導入実績も豊富なAvamar+DataDomainの組み合わせがベストと判断しました」と語る。 
Avamarには独自のグローバル重複排除機能が装備されており、クライアント側で重複排除を行った上でユニークなデータだけを転送する。このため、今回のように十分な回線帯域が確保できない環境でも、確実なバックアップを行うことが可能だ。また、DataDomainとの連携を行うことで、バックアップデータの効率的な保管や運用管理の一元化も実現できる。「現場のPCには、同じ書類のバージョン違いなど、似たようなデータが保存されていることも多いので、重複排除で容量削減が図れるというのはかなり魅力的でしたね」と日比氏は語る。

5分程度でバックアップを完了 データ容量も最大99%削減

Avamar+DataDomainによる新バックアップシステムは、2017年7月より本番稼働を開始。同社では、AvamarのエージェントをPCに導入するためのインストーラーを社内ポータルサイトの掲示板にアップし、これをユーザー側で実行してもらう形で社内展開を進めていった。
同社経営企画部 竹内太地氏は「インストーラーの指示に沿って数クリック程度の操作を行うだけなので、各現場のユーザーに大きな負担を掛けるようなこともありません。私自身も自部門内のPCへの展開を担当しましたが、特に悩む場面もなく30分程度で作業を完了できました」と語る。
現在では、PCの稼働率が最も低いお昼休みに各クライアントからのバックアップを実行。ここではAvamarの圧縮・重複排除機能も大きな効果を発揮している。「二回目以降は差分データしか転送されませんから、ほとんどの拠点で概ね5分以内でバックアップを終えられています。圧縮・重複排除により最大99%以上のデータを削減できたケースもあります。まさに我々の期待以上の成果でしたね」と日比氏は満足げに語る。
また、リストア作業の容易さも大いに役立っている。現在同社では、過去30日分のデータを保持しておき、ユーザーからの要望に応じて復旧を実施している。実運用を担当するエヌディーリース・システムには、既に数件のリストア依頼が寄せられているが、その際の対応も迅速に行えたとのこと。現場のPCをサイバー攻撃などの脅威から100%守り切るのは極めて困難だが、こうしてデータがきちんと保全されていれば、業務への影響も最小限に抑えられる。

日本道路株式会社

IT投資の最適化も実現 サーバーへの適用も視野に

今回のプロジェクトでは、IT投資の最適化が図れた点も注目される。元々、同社ではセキュリティポリシー上の理由からオンプレミス構築を選んでいるが、実は5年間運用した場合のPC1台あたりのコストは、主要なクラウドサービスを使う場合よりも安い。しかも、クラウドサービスを利用して同様の環境を構築した場合、今回のように30世代ものバックアップデータを管理するのはほぼ不可能だ。また、Avamarのエージェントは無償で利用できるため、今後台数が増えてもコストが嵩む心配はない。ITコストを最小限に抑えつつ、最大の効果を得ることに成功しているのだ。
ネットワールドのサービス・サポートにも、高い評価が寄せられている。「今回の提案やシステム構築にあたっては、ネットワールドの情報提供や技術支援が大変役立ちました。ぜひ今後も、同様の後押しをお願いしたいですね」と小川氏は語る。
全国の現場PCのデータ保護に無事成功した同社だが、DataDomainの容量にもまだまだ余裕があるため、バックアップ対象フォルダーの拡大や業務用アプリケーションサーバーのバックアップなども検討していく考えだ。「今後は建設業においてもますます業務のIT化が加速すると考えられます。我々としても、さらなる改善に取り組む必要がありますので、ネットワールドとリコージャパンの提案にも大いに期待しています」と河村氏は語った。

パートナー概要

エプソン販売株式会社

エヌディーリース・システム株式会社

本 社:東京都文京区目白台2-6-14
設 立:1985年7月6日
資本金:6,000万円
U R L:http://www.ndls.co.jp/

エプソン販売株式会社

リコージャパン株式会社

本 社:東京都港区芝3-8-2
設 立:1959年5月2日
資本金:25億円
U R L:https://www.ricoh.co.jp/

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