中外テクノス

創  業: 1953年9月19日
資本金: 4700万円
U R L: http://www.chuga-tec.co.jp/
業  種: 技術サービス業
会社概要: 公共・都市、輸送機・機械、エネルギー・プラントの3分野を柱とする総合検査会社

導入前までの経緯

  • 全社のビジネスを支える仮想化基盤用ストレージを刷新すること
  • ストレージ運用の内製化が可能なシンプルな環境を実現すること

導入後期待される効果

  • コストパフォーマンスに優れた先進的な ストレージ環境を確立
  • 容易な操作性を活かし、初期構築や 運用管理を自前で行うことが可能に

プロジェクトメンバー

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中外テクノス株式会社
総務本部 副本部長
兼 総務部 部長

阿部 佳祐 氏

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中外テクノス株式会社
総務本部 総務部
システム管理課
シニアマネージャー

桝田 章雄 氏

全社仮想化基盤を支えるストレージの刷新に着手

広島市に本社を置く中外テクノスは、「公共・都市」「輸送機・機械」「エネルギー・プラント」の3分野で事業を展開する総合検査会社である。総務本部副本部長兼総務部部長阿部佳祐氏は「当社では大気/水質等の環境調査や橋梁/トンネル等の構造物調査、製造業向けの材料試験やシミュレーション、各種プラント設備の試験や非破壊検査など、幅広い領域にわたるサービスを提供。また、長年培ったモノ作り技術を活かし、原発の廃炉作業支援ロボットの研究開発なども進めています」と説明する。
同社では、こうした事業活動を下支えする社内インフラの整備・拡充にも積極的に取り組んでいる。総務本部総務部システム管理課シニアマネージャー桝田章雄氏は「業務サーバーの運用負担も年々増え続けていたことから、2012年にシステムの全面仮想化を決断。 現在では、基幹系/情報系を問わず、ほぼ全て の社内業務システムをこの仮想化基盤上で動 かしています」と語る。
そして今回、新たに取り組んだのが、この仮 想化基盤用ストレージの刷新だ。導入から約5年が経過したことを機に、今後のビジネスを支える先進的なストレージ環境の実現を目指したのだ。

コストパフォーマンスの高さを評価しDell EMC Unityを採用

今回のストレージ刷新にあたっては、まず 性能・容量の改善がテーマとして掲げられた。 桝田氏は「たとえば旧環境ではストレージとの接続が1Gbpsだったため、VMwareの『StoragevMotion』や大量データの移行などに時間が掛かる点がネックになっていました。これを10Gbps化することで、メンテナンス作業などの効率化を図りたいということが一つ。 また、今後のサーバー増加などにも対応できる よう、容量についてもある程度の余裕を持ちたいと考えました」と振り返る。
さらに、もう一つ大きなポイントとなったのが、IT投資の最適化をいかに実現するかという点だ。阿部氏は「もちろん、多額のコストを掛ければいくらでも良い環境は作れるでしょう。しかし企業としては、費用に見合う効果が得られるのかという点も、十分に吟味しなくてはな りません」と語る。
こうした要件をクリアできる製品として新 たに採用されたのが、ネットワールドが提供するDellEMC製ユニファイド・ストレージ「DellEMCUnity」(以下、Unity)である。
桝田氏はその理由を「旧環境でもDellEMC 製品を使っていましたが、導入から約5年間の 間にほとんどトラブルらしいトラブルを経験したことがありません。その信頼性については身を持って体感していましたので、次もDell EMC製品が良いだろうと考えていました。そこにちょうどネットワールドから提案されたのが、当時新製品として登場したUnityです。非常にコストパフォーマンスに優れたストレージでしたので、すぐにこれで行こうと決めました」と語る。
導入コストを押さえられることに加えて、Unityの使いやすさも高く評価したとのこと。 桝田氏は「GUIベースの分かりやすい管理画面が用意されている上に、パフォーマンス情報 のモニタリングなども簡単に行えます。これなら運用も楽に行えると感じましたので、今回は他社ストレージとの比較検討なども全く行っていません」と続ける。

性能・容量面での課題を解消 優れた使い勝手にも高評価

Unityによる新ストレージ基盤は、2017年5月より本番稼働を開始。具体的な製品としてはエントリーモデルの「DellEMCUnity300」が導入されており、内蔵ディスクもHDDのみとなっている。Unityのラインナップの中でも最もベーシックな構成だが、これでもパフォーマンスは十分とのことだ。
「システムのレスポンスも以前より軽くなり、効率的に業務が行えるようになりました。性能面での不満は完全に解消されましたね」と桝田氏。ちなみに同社では、各種の業務アプリケーションを自社開発しているが、ユーザーの要望を取り入れてきたことで動作が重くなる傾向もあったという。しかし、Unityを導入したことで、こうした問題も解決。多額のコストや時間を投じて、アプリケーションを改修する必要もなくなった。また、もう一つの懸案であった容量不足への対応も実現。桝田氏は「Unityはディスク増設も簡単に行えますので、今後のシステム拡張ニーズにも柔軟に対応できます」と続ける。
さらに、Unityの使いやすさも期待通りだったとのこと。同社では、2018年3月に2台目のUnityを導入しているが、この時の構築作業はすべて自社内で実施している。「『社内でできることは社内でやる』というのが当社の社風。初回はネットワールドに支援してもらいましたが、2回目は我々だけで初期構築を行いました。GUIの画面を見ながら半日程度で作業が行えましたので、非常に扱いやすいストレージだと感じましたね。ユーザーサイドで簡単に作業が行えるのは大変ありがたい」と桝田氏はにこやかに語る。
なお、今回構築された環境では、Unityのソフトウェアバージョンである「UnityVSA」も活用されている。「元々はUnityの製品知識習得が目的でしたが、実際に触ってみると、とても使いやすく、他の用途でも使いたくなりました。現在では、仮想サーバーのレプリケーション先としてUnityVSAを用いています」と桝田氏は説明する。

日本道路株式会社

IT投資の最適化も実現 サーバーへの適用も視野に

今回導入されたUnityは、IT投資の最適化にも大きな効果を発揮している。性能や機能を大幅にアップできた一方で、コストは逆に約10%ほど減少。阿部氏は「業務効率化とコスト削減を同時に実現できたことの意義は大きい。コストパフォーマンスに優れたUnityを選んで正解でしたね」と満足げに語る。
加えてUnityは、各種の管理ツールやローカル保護、レプリケーションなどのソフトウェアなどがすべて標準装備となっているため、今後の新たなニーズにも追加コスト無しで対応できる。SSDを搭載すれば、自動階層化機能「FASTCache/VP」なども利用可能だ。同社でも必要に応じて、これらの機能を活用していく考えだ。
「今後は業務プロセスの見直しなども実施し、より最適なビジネス環境の実現を目指したい」と展望を語る阿部氏。ネットワールドの支援に対しても、高い期待が掛けられている。桝田氏は「クラウドとIoTを融合させた新サービスの開発などにも取り組んでいますので、ぜひ今後も積極的な提案をお願いしたいですね」と述べた。

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