バックアップベンダーが生きる道。
それは、バックアップ対象を増やすこと。
つまり、あらゆるニーズに応えられること。
ということでNetworldマーケ担当わたくし木全、次にくるVeeam Backup for ○○を大胆予想! Techマーケ担当を司会者に添えて、Veeamは次にどんなバックアップ対象を考えているのか、クイズ形式でひも解いてみました。
果たして、Veeamが見据える先にはなにがあるのか!?
木全
「クイズ!次にくるVeeamバックアップはなんだ~!!!」
坂崎
「木全さん、朝から元気ですね…」
木全
「坂崎さん、働くってこういうことですよ。いかに自分に嘘をつけるかどうか」
坂崎
「あっ、無理してたんだ…」
木全
「そう、人は誰しも悲しきピエロ…それより坂崎さん、今日はTechマーケとしてベテランのアナタあなたに、手伝ってほしいことがあるの」
坂崎
「なんでしょう?」
木全
「Veeamの今後を予想してみたいんです。バックアップベンダーって、いかにバックアップ対象を増やせるかどうかがカギだったりするじゃないですか」
坂崎
「まあ一理ありますね。さまざまなサービスを使うお客様が増えている今、あらゆるニーズに応えているかどうかは、バックアップベンダーを選ぶうえでの1つの指標かもしれません」
Veeamはバックアップ対象いろいろあることを再認識する2人
木全
「そうでしょ?その点、VeeamはAPI連携に力を注いでいるから、いろんなサービスをバックアップできていると」
坂崎
「各ワークロードやストレージはもちろん、AWS、Azure、GCPやMicrosoft365などのクラウドサービスからKubernetesといったアプリケーション。オールラウンダーって感じですね」
木全
「そこで!次にバックアップ対象としてVeeamが選ぶのはなにかを予想したいんです。でもただ考えるだけじゃ面白くないから、クイズ形式で遊びたいなって」
坂崎
「なるほどなるほど」
木全
「坂崎さんならその答えも知ってるかと思って。だから出題者として正誤をジャッジしてほしいの」
坂崎
「そうですね。実は3月中旬に新しいバックアップ対象のVeeamサービスがリリースされる予定です」
木全
「えっ!じゃあタイムリーだね。これは当てたい!」
坂崎
「そうですね、ちょうど解説用のブログでも書こうかと思ってたので、タイミングばっちりです」
木全
「よかった!それじゃあ、さっそくお願いします!!」
坂崎
「うぉおおおお!!!!いくぞ!!!『クイズ!次にくるのはなんだ!?Veeam Backup for ○○』~!!!!!!!」
木全
「あれ…?だれか坂崎さんのやる気スイッチ押した?」
坂崎
「Veeamの未来を、見たいかー!!!」
木全
「……」
坂崎
「見たいかーーーーー!!!!!!!」
木全
「お、おぉー!!」
坂崎
「さっ!目指すはバックアップベンダー最高峰、veeamの未来。Veeamの未来はあなたの未来。Oh、マッターホルンの頂よりも、もっともっと先に歩みを進める挑戦者を、どうかどうか導きたも~れ!!!」
木全
「…坂崎さん、あなたも一生懸命自分を演じて仕事しているんですね…」
坂崎
「あーだこーだ言ってる間になんてこったのオーマイガ!最終問題!!準備はいいですかチャレンジャー木全!?」
木全
「そりゃ1問しかないからね!お願いします!!!」
坂崎
「それではいきます!『さまざまなサービスがバックアップ対象となっているVeeamですが、次に予定されているバックアップ対象サービスは何でしょうか?』さっ!早押し!!Go!!」
木全
「早押し!私一人しかいないけど早押し!はいピンポン!!」
坂崎
「早かったチャレンジャー木全!答えは!」
木全
「えー、『楽しかったころの思い出』!」
坂崎
「あーっと!まあたしかにそれがあればね、つらい仕事もいつでも乗り越えられてよさそうなサービスですけど全然違います!違うし面白くない!次ふざけたらクビです!」
木全
「えっ、軍隊出身かなこの人。答えなんだろう…」
坂崎
「あんまりふざけられても話進まないので、ヒント出します!次にくるバックアップ対象のサービスはですね、15万社以上が利用するSaaSです」
木全
「かなり人気のSaaSってことですね、うーんSlackとかChatworkとか、チャットアプリ系?」
坂崎
「ブー!違います。もしかしたらそういったSaaSも今後バックアップ対象になるかもしれませんが、今回のものはSaaSの中でもより先駆け的な存在です!」
木全
「先駆け…」
坂崎
「その分野の市場では、なんと19.8%のシェアを獲得しております!これは主要競合4社の合計よりも多い、圧倒的なシェア率となっています」
木全
「じゃあ私も絶対知ってるな…」
坂崎
「というかビジネスマンのほとんどが知ってるCRM(顧客管理)ソリューションですね」
木全
「CRM!」
坂崎
「おっとうっかり最大ヒントを口にしてしまいました!さあ、チャレンジャー木全!答えをどうぞ!」
木全
「先駆け的存在のSaaSで、15万社以上が利用する、シェア約20%を誇るCRM…わかりました!ピンポン!答えは………Salesforce!」
坂崎
「…」
木全
「………」
坂崎
「……………」
木全
「………いや早く!!」
坂崎
「大正解~!!!」
木全
「イエーイ!そうだ、そういえば去年のVeeamONで発表されてたわ!」
坂崎
「そうです。2021年のVeeanONにて、Veeam Backup for Salesforceが2022年にリリースされるとアナウンスされました」
坂崎
「もう少し詳しく概要を説明すると、Salesforceのデータとメタデータをオンプレミスからクラウドまであらゆる場所にバックアップできるというサービスですね。まあ名前のとおりですが」
急に真顔で説明をする坂崎
木全
「(急にテンション戻るのこわっ…)Salesforceメタデータってあんまり聞きなれない言葉だけど…どんなデータですか?」
坂崎
「通常使われるメタデータの意味と大きく変わりません。あるデータの詳細について記述されたデータのことですね。詳しく説明するのは難しいので、ものすごく大雑把にいうと、Salesforceの構造やプロセスなどを定義するデータを指します。Salesforceのデータが削除や破損されると、メタデータも一緒に破損してしまいます。そのためメタデータも復元しなければなりません」
木全
「なるほど、Salesforceメタデータもバックアップできるソリューションじゃないと、Salesforceはバックアップできないということですね」
坂崎
「そういうことです!ですが、そこはさすがのVeeam API連携ということで、Veeamならばっちりです」
木全
「でも、坂崎さん。単純な疑問なんだけど、なんで今Salesforceのバックアップなの?たしかにSalesforceのバックアップができるのはうれしいけど…」
坂崎
「さまざま理由は挙げられますが…まずひとついえるのは、先ほどもお伝えしたとおり、SalesforceがSaaS界隈におけるパイオニアだからです。同社の勢いはますます上り調子で、2021年度売上高は212.5億ドルを突破しました。前年度比で見ると24.27%増しています」
木全
「つまり、単純にSalesforceを必要としている企業が多いということか」
坂崎
「おっしゃるとおりです。アジア太平洋地域でもSalesforce年間収益の約10%を占めており、同地域の収益はここ一年間で24.07%増加しています」
木全
「ふむふむ」
坂崎
「つまり、世界で必要とされるデータ群だから、これを保護しないわけにはいかない、ということですね」
坂崎
「そして、Salesforceが選ばれたもうひとつの理由を挙げるとすれば、これはMicrosoft 365のときも同様の解説をしましたが、SaaSアプリケーションバックアップへの理解が深まりだしたということです」
木全
「本来はSaaSベンダー側にデータバックアップの責任はないということですね」
坂崎
「そうです。Salesforceにおいてもネイティブのバックアップ機能がリリースされましたが、ランサムウェアなどの脅威がはびこる現在において、これは十分ではありません。基本的な保護とコンプライアンス遵守ができる程度(詳しくはSalesforce公式サイトをご覧ください)です。データを正しくビジネスに活用するためには、バックアップベンダーの力が必要です」
木全
「バックアップして終わりではなく、そのデータからより多くの価値を引き出すために、より耐障害性のあるソリューションでデータを保護すべきってわけだ」
Salesforceのバックアップだけでは足りないことを説明する坂崎
坂崎
「というように、大きく2つの理由からSalesforceが次のバックアップ対象として選ばれたというわけです」
木全
「なるほど。まあこれも、Veeamが目指すクラウド・データ・マネジメントの一環ってことか」
坂崎
「そのとおり!SaaSが活用されるようになってデータはより分散されるようになりました。人間が管理できるデータの限界を、Veeamの活用によって越えることが、目下Veeamが目指すべき世界です」
木全
「次に発表されるVeeamバックアップサービスが何になるのか予想するのも、世界の流れを考えるみたいで楽しいね!果たして今度はどんなサービスが対象となるのでしょうか!」
Veeam Backup for Salesforceがいよいよリリースされます!
Salesforce単体では、大事な顧客データは完全には保護できません。データを確実に保護・活用するために、Salesforceを利用されているユーザーのみなさんはぜひ、Veeam Backup for Salesforceの利用も検討してみてはいかがでしょうか。