Veeamのバックアップは何がちがう?セミナーに潜入したら、ユーザーのリアルに唖然とした

Veeam史上いちばんの成長株!?Veeam Backup for Microsoft 365 v6が出たらしいので、現役SEにすごさを聞いてきた

VB365 v6ってなにがすごいの?

体でV6リリースの喜びを表現する木全

体でV6リリースの喜びを表現する木全


Veeam Backup for Microsoft Office 365(VBO)の新バージョンVeeam Backup for Microsoft 365 v6(VB365)がリリースされたらしい。

VBOって、Veeam史上最速で市場を拡大する成長株らしいです。Networldマーケ担当わたくし木全、これはその実態に迫るしかない!

果たしてv6になると、なにが変わるのか!?

  1. 【目次】

  2. ・VBOの新バージョン、なんで教えてくれなかったの?
  3. ・セルフサービスポータルの導入で、らくらく運用
  4. ・より屈強なデータ保護を、低コストで
  5. ・とりあえずボンディ行こ

VBOの新バージョン、なんで教えてくれなかったの?

木全

木全

「河村さん」

河村

河村

「はい、なんでしょう?」

河村さん
河村

河村

「って、めっちゃ睨んできてる…

キレてるやん!
木全

木全

「河村さん、やってくれましたねえ…?

河村

河村

「な、なんでそんなに怒ってるんですか!」

木全

木全

「なんでじゃないですよ!前にVBOについて教えてくれたときあったでしょ?」

河村

河村

木全

木全

「そう!なんでそのときに新バージョンの詳細も教えてくれなかったんですか!!」

河村

河村

「えっ、いや教えようとしたら、木全さんお腹空いたからまた今度にしようって…」

木全

木全

「えっ、そうでしたっけ?」

河村

河村

「そうですよ、それでカレー食べに行ったんじゃないですか、ボンディ(神保町にある最高においしいカレー屋)に」

木全

木全

「あっ、ボンディなら仕方ない。VBOもボンディなら…って言うよ」

河村

河村

「仕方なくないですよ!まあ美味しかったですけど…」

自分のせいだと気づき何もなかったかのようにスル―する木全

自分のせいだと気づき何もなかったかのようにスル―する木全

木全

木全

「いやさ、VBOもいまや破竹の勢いで急成長してるじゃないですか?そんなVBOの新バージョンはなにがすごいのか詳しく知りたくて」

河村

河村

「そうですね。去年のVeeamONではたしか、VBOは売上高前年比220%増、17万5000社がダウンロードしていると報告されていました。名実ともにMicrosoft 365データ保護のトップクラスベンダーになっています」

木全

木全

「でしょ?だからVBOの新バージョンについてくわしく知りたいって企業様も多いんじゃないかと思いまして!」

セルフサービスポータルの導入で、らくらく運用

河村

河村

「VBO新バージョン、つまりVB365 v6のトピックは、大きく2つの機能が追加されたことです」
※バージョンアップに伴い名前もリニューアルしました。
【旧】Veeam Backup for Microsoft Office 365(略称:VBO)
【新】Veeam Backup for Microsoft 365(略称:VB365)

木全

木全

「2つの新機能?」

河村

河村

「そうです、まず1つがセルフサービスポータルの導入です」

木全

木全

「なんか聞いたことあります!私たちエンドユーザーもリストアできるようになる機能ですよね?」

河村

河村

「そのとおり!ExchangeやTeams、OneDriveからアイテムを復元する場合、管理者ではなくユーザー自身で実行できるようになります」

木全

木全

「メールなんて間違えて消しちゃうことしょっちゅうあるもんなあ。気づかず日数が経つこともあるから、あとで重要なメールがゴミ箱に入ってるのを見てゾッとすることもある」

河村

河村

「もしゴミ箱から完全に削除されてしまっても、VB365があればかんたんに戻せるようになりますよ。①ログイン→②パネルから戻したいアイテムを選択(複数選択&検索可)→③戻したい場所を選択(元の場所or新しい場所)の3STEPでリストア開始です。もちろん、ステータスはいつでも確認できます」

木全

木全

「めっちゃかんたんじゃん!これならいつ消えても安心だな」

河村

河村

「わざと消さないでくださいよ(笑)でもほんとにかんたんで、リストアも特に問題がない場合は数秒で完了します」

より屈強なデータ保護を、低コストで

木全

木全

「もう1つの新機能は?」

河村

河村

「もう1つは、Azure Archive、AWS Amazon S3 Glacierとのネイティブ統合ですね」

木全

木全

「ふむふむ?」

河村

河村

「この2つは、かんたんにいうとデータアーカイブ専用のストレージです。データの長期保管に適したストレージで、低コストでデータのアーカイブを実現します。今回のストレージ連携新機能によって、オブジェクトストレージからこれらのストレージに直接セカンダリコピーを作成できるようになりました」

木全

木全

「えっ、つまりバックアップデータを2つ作るってこと?意味あるんですかそれ?

河村

河村

「木全さん、日々脅威が増しているランサムウェアを甘くみていませんか?バックアップデータが狙われるなんてことは、もはや当たり前です。もちろん災害などから守ることも考えて、データを二重に保護することは非常に大切です」

木全

木全

「むむ、たしかに…」

河村

河村

「こういう考え方を3-2-1ルールっていうんですがね。データを3つ(データ1、バックアップ2)作ったら、最低でも異なる2つのメディアにバックアップを取得して、1つのオフサイト(離れた場所=クラウドなど)にバックアップを取得することで、よりデータを保護できるという考えに基づいたルールですが、今回の新機能によって、よりコストを抑えつつ3-2-1ルールを実現できるというわけです!」

木全

木全

「なるほど!ただ新しくストレージサポートが増えたというだけじゃないんですね」

とりあえずボンディ行こ

河村

河村

「ざっと解説しましたが、v6の概要はこんな感じです!」

木全

木全

「素晴らしい!リリースが楽しみ!」

河村

河村

「またリリースされたら、実際の使用感なんかも解説したいですね」

木全

木全

「そうですね!じゃあカレー食べに行こ!

河村

河村

「切り替え早っ!ちゃんと話聞いてたかなこの人…」


新リリースとなったVB365 v6!低運用、低コストの頑丈なデータ保護を実現してくれる新機能が追加されました。

Microsoft 365のバックアップにお悩みのかた、新機能追加されたVBO改めVB365が気になったら、ぜひいつでもご相談くださいね。Veeam担当SE河村がカレー食べながら駆けつけます!