NetApp(ネットアップ)は、あらゆる企業のデータを「安全に・効率的に・賢く」扱うための技術を提供している、アメリカ発のグローバルIT企業です。
このページでは、NetAppの歴史や技術の進化、そしてデータの未来を支える最新ビジョン「Intelligent Data Infrastructure」について、初めての方にもわかりやすくご紹介します。
会社概要
1992年米国カリフォルニア州で旧称のネットワークアプライアンス(Network Appliance)として創立し、ネットワーク対応ストレージ製品などを手掛けるアメリカの大手IT企業の一つとなりました。
2008年に旧称から現在のネットアップに改称。
1998年日本法人設立。現在では30カ国超、98拠点を設けて活動しています。(2025年現在)

Profile
設立 | 1992年(米国カリフォルニア州サニーベール) |
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本社 | 米国カリフォルニア州サンノゼ |
CEO | George Kurian ジョージ・クリアン |
上場市場 | NASDAQ |
2023年度売上高 | 約63億米ドル |
取引先企業数 | 40,000社以上 |
従業員 | 約11,000人 |
パートナー | 約10,000社 |
拠点 | 30カ国超、98拠点で活動 |
NetApp 30年の進化、そして未来へ
NetAppが創業した1992年は、電話でインターネットにつなぎ、Webの読込みを延々と待っている時代でした。
あれから30年の歴史を重ね、絶え間なく変化するテクノロジー業界で、NetAppは世界トップクラスの企業の成長を後押しするストレージベンダーとなり今なお進化し続けています。


NetAppが掲げるビジョン
「DataFabric」から「Intelligent Data Infrastructure」(IDI)へ
NetAppは2014年、オンプレミス環境もクラウド環境も含め、どこにあるデータに対しても必要な時にアクセスでき、自由に、かつ安全にデータを移動・制御できるといった「DataFabric」のビジョンを掲げておりました。
2019年以降においては、ハイブリッド/マルチクラウドの環境どこへでもデータのデプロイを実現し、統合管理が可能となる「DataFabric 2.0」を掲げ、インフラ運用者のみならずアプリ開発者もターゲットとしたものになっています。
そして2024年、NetAppは新たな「Intelligent Data Infrastructure」(IDI)のビジョンを掲げています。
AI時代に向け関連データをセキュアに管理し、統合された生成AIを実現するための基盤としてNetAppが存在するのです。

