E/EFシリーズ&オブジェクトストレージ

更新日:2025/07/22

NetApp E/EFシリーズは、高コスパなブロックストレージ。機能よりもシンプルに容量効率重視で運用したいユーザーに最適。
オブジェクトストレージ「StorageGRID」は、NetAppのオブジェクトストレージ。分散型の高い拡張性、優れた耐障害性で企業の大容量データ管理に適しています。

シンプルなDASからビッグデータ向けのブロックストレージなど、FASシリーズでは機能的・価格的にマッチしなかった案件に是非ご提案ください。

E/EFシリーズ
基本データOSSANtricity
対応プロトコルFC, iSCSI, SAS
対応ドライブEシリーズNL-SAS, SAS, SSD
EFシリーズSSDのみ
対応RAIDDDP(Dynamic Disk Pool)
RAID 0, 1, 3, 5, 6, 10
拡張方式スケールアップ, スケールアウト

Point01
シンプル&歴史あるOS「SANtricity」採用

2011年に買収した製品のため、20年以上の歴史と、約100万台の出荷実績あり。また構築もシンプルで簡単です。
NetAppブランドのもと、安心信頼してご利用いただけます。

3つの特徴

Point02
優れたディスクプールDDP

容量効率◎、パフォーマンス◎、リビルド時間◎の独自のDDP(ダイナミック・ディスク・プール)を採用。
また通常のRAID(RAID 0/1/3/5/6/10)もサポート。

一般的なRAID技術

ホットスペア領域専用のディスクが必要

一般的なRAID技術

NetAppのDynamic Disk Pools(DDP)

空き領域を従来のホットスペア領域として活用

NetAppのDynamic Disk Pools(DDP)

Point03
ほとんどの機能が標準搭載でお手頃価格

FASシリーズほど高機能ではないものの、基本的な用途であれば十分な機能が追加料金なしで使用できます。

ほとんどの機能が標準搭載でお手頃価格

標準機能(無償)

  • Snapshot
  • ボリューム Copy
  • Remote Mirroring(同期/非同期レプリケーション)
  • ダイナミック・ディスク・プール(DDP)
  • シンプロビジョニング(DDPのみ対応)
  • AutoSupport

オプション機能(有償)

  • ドライブセキュリティー(暗号化ディスク機能)
question
SANの場合、FASシリーズだとSnapshot領域を多く確保する必要があり割高になる時がありますよね?
  • 「SAN」「ブロックストレージ」というキーワードが出てきたら、手頃なEシリーズも要検討
  • FASほど多機能ではないため、機能重視ではない時に

▼NL-SAS 4TB×12での比較例(SAN環境でSnapshot 利用時)

FAS2820の場合

実効容量:約18TB
参考定価:約670万円

FAS2820の場合

E2812の場合

実効容量:約27TB
参考定価:約500万円

E2812の場合

価格は2025年3月の相場価格です。

question
価格が安くて、FASシリーズの約1.5倍の実効容量!

ワンポイントアドバイス
FASシリーズとの使い分けは?

▼EシリーズとFASシリーズの比較

Eシリーズ
FASシリーズ
EシリーズFASシリーズ
特徴手ごろな価格で安定したパフォーマンスのシンプルなブロックストレージ。1台でファイルサーバー/SANストレージとして利用可能。
多機能なユニファイドストレージ。
ラインナップE2800/E4000/E5700
シリーズ
詳細はこちら
対応ドライブSAS, NL-SAS, SSDSAS, NL-SAS, SSD
接続方式FC, iSCSI, SASCIFS, NFS, iSCSI, FCP,
FCoE , S3
OSSANtricityONTAP
対応RAIDDDP(Dynamic Disk Pools)
RAID 0,1,3,5,6,10
RAID 4, RAID-DP(RAID 6),
RAID-TEC
設定シンプルで簡単Eシリーズと比較すると複雑
おすすめ
ケース
  • 機能よりコストパフォーマンスを重視
  • 小規模なSAN及びビッグデータ分析/アーカイブ
  • シーケンシャルアクセスを重視する利用案件
  • 高機能で運用負荷の低減を重視
  • 拡張性や柔軟性、機能性を重視
  • ファイルサーバーや仮想化用途
question
シンプルにコスパ良く使いたいならEシリーズだね!

Eシリーズ

Eシリーズ

EFシリーズ

EFシリーズ

EFシリーズのディスクシェルフは1種のみ ※1…内蔵のみのモデル

コントローラとディスクシェルフの組み合わせで、モデル名が決まります。

コントローラ
E2800E4000E5700
ディスクシェルフDE212C2U, 12ドライブ
(NL-SAS, SSD)
E2812E4012-
DE224C2U, 24ドライブ
(SAS, SSD)
E2824-E5724
DE460C4U, 60ドライブ
(NL-SAS, SAS, SSD)
E2860E4060E5760

ワンポイントアドバイス
管理はSANtricity System Managerで!

Webブラウザベースのシンプルな管理画面で、AutoSupportの設定やハードウェアの監視など直感的な操作で行うことができます。

question
日本語対応済みなので安心だね
モデル名の考え方
ハイブリッドオールフラッシュ
E2800E4000E5700EF300EF600EF300CEF600C
最大物理容量選択ディスクシェルフに依存1.5PB1.5PB
ラックUnit数選択ディスクシェルフに依存2U2U
ディスク搭載方式内蔵/拡張シェルフ内蔵のみ
内蔵ドライブNL-SAS、SAS、SSDNL-SAS、SSDNL-SAS、SAS、SSDNVMe SSD
インターフェース16Gb FC × 4
または10Gb iSCSI
(光ファイバ/カッパー) × 4
25Gb iSCSI×416Gb FC × 4
または10Gb iSCSI
(光ファイバ/カッパー) × 4
10GBase-T × 4
オプションインターフェース10Gb iSCSI81088888
10G Base-T48-----
12Gb SAS8888888
25Gb iSCSI-888888
16Gb FC--88888
32Gb FC-888888
100Gb InfiniBand--48888
32Gb NVMe over FC--48888
100Gb NVMe
over InfiniBand
--44444
100Gb
NVMe over RoCE
--44444
200Gb
InfiniBand
----4-4
200Gb NVMe
over InfiniBand
----4-4
200Gb NVMe
over RoCE
----4-4
電源DE212C利用時:100-240V,200-240V
DE460Cシェルフ利用時:200-240V
200-240V

データをオブジェクトと呼ばれる単位で保存し、大量のデータを保存することが可能な大容量オブジェクトストレージをNetAppではソフトウェア製品とアプライアンス製品で提供しています。

StorageGRID:
基本データOSSANtricity
対応プロトコルS3
対応ドライブNL-SAS, NVMe SSD,NVMe QLC SSD
対応RAIDDDP8, DDP16, RAID5, RAID6 (モデルによる)
拡張方式スケールアップ,スケールアウト

Point01
地理的に分散した複数拠点をまたいだ巨大なデータリポジトリを実現

最大70PB、1000億個のオブジェクトを格納できる巨大なストレージを単一のネームスペースで管理。
Amazon S3やテープにアーカイブも可能です。

地理的に分散した複数拠点をまたいだ巨大なデータリポジトリを実現

Point02
あらゆるワークロードに

オンプレミスだけじゃない!仮想基盤、クラウド…あらゆるワークロード・運用方法に適した提供形態を選べます。

ソフトウェア

仮想環境やクラウド環境で運用するためのソフトウェア

ソフトウェア

ストレージアプライアンス

オンプレミス環境のためのハードウェアアプライアンス

ストレージアプライアンス

サービスアプライアンス

ハイブリッドクラウド環境のためのサービス型アプライアンス

サービスアプライアンス

ソフトウェア

ソフトウェア

ストレージアプライアンス

ストレージアプライアンス

サービスアプライアンス

サービスアプライアンス

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