Next GIGA スクール - 校務DXのセキュリティ提案における必須ポイントを解説します。
「GIGAスクール構想」とともに、教育現場における業務をデジタル技術で効率化し、教職員の負担軽減と教育活動の質向上を目指す「校務DX(デジタルトランスフォーメーション)」の取り組みも推進されています。この取り組みにより、以下の変化が進んでいます。
従来分離されていたネットワークを一元化し、効率的な情報管理を実現します。
システムをクラウドへ移行し、場所を問わないアクセスと柔軟な拡張性を提供します。
各種データを統合し、効率的な情報共有と意思決定をサポートします。
こうした変化に伴い、情報セキュリティの確保が不可欠です。本ページでは、Fortinetを活用した校務DXのセキュリティ提案における必須ポイントを紹介します。
GIGAスクール構想は2019年に開始され、現在は「GIGAスクール2.0」に進化しています。また、教育現場のデジタル化を推進する「校務DX」も見直しが進んでいます。
文部科学省は「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」を改訂し、教育情報ネットワークの在り方について新たな追加が行われています。主な変更点は以下の通りです。
ネットワーク分離を不要とし、認証によるアクセス制限を前提
ローカルブレイクアウトを追加
・パブリッククラウド活用時の強固なアクセス制御の推奨
・ゼロトラストセキュリティの概念を導入
・新システム導入時はクラウドを優先的に検討
・ただし、オンプレミス環境も許容
2023年5月に公開された「GIGAスクール構想の下での校務DXについて」によると、校務DXでは以下の点が求められます。
校務系・学習系ネットワークの一元化により、情報共有の効率化と管理の簡素化を実現します。
校務支援システムをパブリッククラウドで運用することで、柔軟性と拡張性を高めます。
情報共有を効率化し、教育データの活用を促進します。
ガイドライン中には、セキュリティ対策の検討として、以下の3つの観点が必要とされています。
校務DXの進展に伴い、情報セキュリティの重要性が増しています。教育情報ガイドラインを踏まえ、Fortinetのゼロトラストソリューションを活用することで、安全な校務DXの実現が可能です。 お客様との会話の中で、これらの要点を押さえてご提案ください。次章では、「Fortinetで支援するガイドライン」について解説します。
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