アプライアンスのハードウェア構成
アプライアンスの利用が増えている要因として他にも
データの増え方 の変化が大きく起因している。
データの増え方 ですか?
そうじゃ。
データの増え方の変化とはつまり 「データのワークロードの変化」 と言っていいじゃろう。
時代の進化とともに、今までとデータの出力される環境が変わってきている。
今までの環境では物理サーバーや仮想化サーバーがメインであった。
ただ最近ではクラウド利用、コンテナー利用、IOTなどが多くなってきた。
センサーから出力される細かくて無数にあるテキストデータや、ビデオカメラから
出力される大きなサイズのデータなど、単純なデータの増加だけではなく、沢山の
新しい技術が出てきたことにより、データの性質がそれぞれ異なっている。
そんな異なる性質のデータの急激な増加が原因で、従来のバックアップ構成や
方式ではシステムのパフォーマンス計算が難しくなったんじゃ。
データの増え方が変わると今までのバックアップ方式では
どうしてパフォーマンス計算が難しいんですか?
例えばセンサーなどから、沢山のデータが出力された事を想定してみよう。
その際に今までのハードウェアではデータを保存する(貯める)ことを優先に
考えているので、細かいデータの検索などはあまり得意ではないんじゃ。
結果としてバックアップデータの特定のファイルの検索やリストアなどには
時間がかかってしまう。
一方でアプライアンス型は保存しているバックアップデータをただの
バックアップデータではなく、有効的に活用することを考慮して設計されている。
一般的にアプライアンス製品の基本構成は、キャッシュとしてSSDなどの
フラッシュディスクを搭載している事が多い。
これは利用頻度の高いデータや大量のメタ情報、つまり後の検索などに利用する
データをSSDに置くなど、快適にユーザーが利用出来る工夫がされているんじゃ。
今までのバックアップサーバー内蔵のディスクにキャッシュとしてSSDを入れても、その部分をキャッシュとして利用するのは、設定や何本のSSDを入れるべきかなど構成を考えるのが非常に難しい。またバックアップソフトによってはその様なSSDをキャッシュとして利用する設定が出来ないものもある。
なるほど。
アプライアンスは、いろんなことが考えられて最適にチューニングされているんですね。
お客様に自信を持って説明できる様にもう少し詳しく教えてください。
よし、その調子じゃ。
それではアプライアンスの種類を詳しくみて行こう。

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