バックアップのための記憶媒体
博士~~!!
バックアップ先のメディアですが、すごーく高いんですよ。
ほらこの見積を見てください。
これなんて10TBで100万円越えですよ。
これならDVDやUSBメモリでもよくないですか?
要求仕様でHDDでないとダメな場合でも、
秋葉原の家電量販店ならRAID付のハードディスクが
同じ容量なのに5万円で売ってましたよ!?
そう、家電量販店には確かに安価でいいものも沢山販売されておる。
ただ、城宝くんが仕事でバックアップするものは、
個人のデータではなく企業のデータ じゃ。
最初に説明したように1時間に100万円の利益を出す通販サイトを運
営する企業もあるし、どこの企業にも 一度なくすと取り返しのつかない
顧客データや会計データ
はある。

これらを守るためには データを保存するメディアや機器も信用性が高い
ものを利用する必要がある
んじゃ。企業内のバックアップには
こういった理由でメディアやストレージも信頼性の高いものが使われる。
価格だけでなくその製品の質や機能も考慮して製品を選定してほしい。
さて、ここで問題じゃ。
例えば下記のような状況の時、どんな対策をすればいいかな?
ビルが丸ごと火事になってしまった!!
書き込み速度が遅く、バックアップが終わらない。
バックアップデータが複数の拠点に点在して管理が面倒。
ビルが丸ごと火事の場合は、 あらかじめデータを他の場所に保管です。
でも毎日USBメモリを交換したり他の場所に保管したりするのは大変ですね。
書き込み速度が遅くてバックアップが終わらない…
これは書き込みを速いメディアを使えば…うーん、でもそれって何だろう???
複数拠点のバックアップ…
毎日はとにかく面倒ですね。何か自動でバックアップできる仕組みはないかな…
うーん。
色んな状況を想定すると、バックアップの
仕組みを作るためにスクリプトを自作したり、
毎日メディアを交換したりしなくてはならないのは
何かと難しいし面倒ですね。
そう。だから多少費用が掛かってでも、
確実にバックアップできる手法を考えることが重要なんじゃ。
まずはデータの保存先から勉強しよう!!こんな種類があるぞ。
それぞれ特徴があるからよーく覚えるんじゃ。

・USBやDVDと比べて大容量かつ高速。

・故障率も低く、災害対策として遠隔地での長期保管に向く。

・テープカートリッジ交換もオートテープローダーという機器を導入すればカートリッジを自動で交換してくれる。

・データの書き込み速度が高速で、迅速に復旧することが可能。

・高度な重複排除機能が使用でき、データを圧縮して保存できる製品もある

・大容量のデータのやり取りを行う企業に向き、ストレージの統合的管理を実現できる。

・初期投資が少なく、導入がスムーズ。

・運用の手間が省けるため、技術者の少ない会社でも気軽に利用できる。

・どの端末からでもアクセスできる。

・従量課金で料金が固定されない。バックアップ対象のマシンの増減に合わせてサービスを選択できるため無駄がない。

・データ量が大容量でない限り、比較的費用がかかる。

・テープライブラリーやオートローダーの使用時は設置場所を確保する必要がある。

・磁気ヘッドに付着するゴミを除去するため、定期的なクリーニングが必要となる。

・メディアの交換ができない。

・テープに比べて容量単価が高い。

・インターネットに繋げられないオフライン環境下では利用できない。

・データの書き込み速度が遅く、大容量のバックアップには不向き。

・オンプレミス環境ほどインフラのカスタマイズができない。

・テープ/ストレージよりもセキュリティリスク・データ損失の恐れがある。

博士… クラウド環境はなかなか最近の
ソリューションですよね。
そうじゃ。
クラウドはこれから先は必ずと言っていいほど、
バックアップする際に候補に挙がる保存先じゃ。
テープ
ハードディスク
クラウドバックアップ
メリット
デメリット
複数拠点のオンプレ環境にバックアップシステムを構築するよりも
初期投資を抑えられたり、クラウドにシステムを統合して
バックアップできる
など、いろんなメリットがある。

そのメリットの中の一つなんじゃが・・・
データをそのままバックアップの形式で保存すると、有事の際
クラウド環境でその形式のまま復旧できないため、
クラウド環境に合わせたデータフォーマットに変換しながら
バックアップする
ことも最近はよくある。
例えば AWSではAmazon マシンイメージ (AMI) に変換して
AWS上にバックアップとして保存することでより早い
RTOを達成できるんじゃ。
はぁ~~~博士… まったくわかりません…

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