便利で種類も豊富なSaaSアプリケーション。
特にSalesforceは全世界で多くのユーザーに利用されています。
でも、Salesforce上にあるたくさんの顧客データ保護の責任は、どこにあるかご存じですか?
VeeamでもいよいよSalesforceバックアップが開始されましたが、その本当の意味とは!
Networldマーケ担当わたくし木全、Salesforceを活用する皆さんにお伝えしたいことがあります!
坂崎
「前回解説したとおり、Veeam Backup for Salesforceがリリースされました!」
木全
「イエーイ!」
坂崎
「改めて、Salesforce活用において、こんな課題はありませんか?」
木全
「ん?…」
坂崎
「①データ更新時:誤って違うデータをアップロードしてしまった、あるいは古いデータで上書きしてしまった」
木全
「………」
坂崎
「②システム連携時:アプリケーションと外部連携した途端にデータが消えてしまった」
木全
「……………」
坂崎
「③システム開発・刷新時:導入コードが適切にテストされず、ロールアウト後に大障害、あるいは組織変更時などに一括変更した際データが消えた、などなど…」
※PCを使い丁寧に解説坂崎をにらみつける木全
坂崎
「Salesforceのデータは変更しやすいと言われています。『SalesforceにもバックアップツールやCSVによるバックアップデータ書き出しがあるから大丈夫』なんて高をくくっていませんか?それらの機能では十分なデータ保護やセキュリティ要件は満たせません!」
木全
「………」
坂崎
「インストールは数分で完了するシンプル性、クラウド/オンプレミス両環境に導入可能な柔軟性、そして分単位のRPOやレコードの項目単位での復旧が可能な信頼性を兼ね備えたVeeam Backup for Salesforceなら、確実にSalesforceのデータを守れます。ぜひ今一度、Veeam Backup for Salesforceのご利用を検討してみてはいかがでしょうか!お問い合わせはこちらから」
木全
「満足ですか?坂崎さん」
坂崎
「ふう。木全さん、完璧だと思います!」
木全
「寝ぼけた解説してんじゃないよ!!!」
※寝ぼけた解説をしたと激怒する木全
坂崎
「えっ…」
木全
「いいですか坂崎さん。そんなありふれたLPみたいな解説で、ほんとにユーザーはVeeam Backup for Salesforceを使いたいと思いますか!」
坂崎
「うっ、たしかにVeeamさんの資料丸読みしただけだけど…でも書いてあることはどれも大切なことで…」
木全
「ダメ、全然ダメです。こちとらSEO対策全無視でやってるんですよ。もっと現場の『生のいらだち』を伝えて共感を得ないとダメなんですこういうのは」
坂崎
「現場の『生のいらだち』…ですか」
木全
「わたしね、現場の声を聞いてきたんです。Salesforceデータ保存に関する失敗談」
坂崎
「ほうほう」
木全
「たとえば、これは某社Oさんの場合なんですけど。Salesforceって同じ顧客名をそれぞれ別の人が作れちゃうから、それぞれで書き込みすると、最後の人の書き込みで上書き保存されちゃうんですよね」
坂崎
「たとえば、『Networld』のレコードを登録するときに、『株式会社Networld』と、『(株) Networld 』っていうのが作れちゃって、画面操作で統合されてしまうってことですね。『株式会社Networld 』だけ更新してくれればいいのに『(株) Networld 』が作れちゃうから、従来とは違うデータが上書きされてしまう危険性があると」
木全
「そう、それであるソフトウェア会社の営業さんとSalesforceを共有してたら、自分がこんもり書き込んだデータが消されて、その営業さんのデータに上書きされてたんだって!」
坂崎
「実際にSalesforce社も以下の通り名言していますね。」
*引用元:Salesforceデータをバックアップするためのベストプラクティス(2022/10/13)
※恐怖におびえる木全と坂崎
坂崎
「それは悲惨ですね…」
木全
「そのときは事なきを得たみたいだけど、たとえばこれが顧客の最重要機密データだったとしたら、とんでもない失態ですよ!会社が倒産するケースだってある!怖すぎ!!」
坂崎
「たしかに」
木全
「で、Salesforceさんも対策としてバックアップ開発を進めて一応機能はあるけど、やはりバックアップは奥が深いので、サードパーティツールをうことを推奨してるんです!これ、結構大事なことですよ!!」
坂崎
「でも、前回のときもお伝えしましたけど、基本的にSaaSベンダー側にデータ保護の責任はないですもんね」
木全
「そう!そこなんです重要なのは!」
※「重要なのは、SaaSベンダーにデータ保護の責任はない!」と主張する木全
木全
「Salesforceのデータは変更しやすいからデータ保護しましょうとか、Veeam Backup for Salesforceのここがすごいから使いましょうとか、そういうのも大事ですけど、まず何より「Salesforceデータ保護の責任は自分たちにある」という意識を持つことが大切だってことを言いたいんです!」
坂崎
「うんうん」
木全
「Salesforceが、SaaSベンダーがバックアップしてくれてるから、なんとかなるだろう精神はダメです!自分たちが思うバックアップ方針を貫きたいなら、特に管理者の人たちはちゃんとSaaSデータを守りましょう!」
坂崎
「SaaSが重要視されている今、SaaSデータひとつが企業の運命を握るケースもありますからね」
木全
「そのとおり!」
坂崎
「『SaaSデータ保護は、自分たちにある』この意識を持ったうえで、ぜひもう一度Veeam Backup for Salesforceの活用を検討してほしいってことですね」
木全
「そう!…えーっと、で、Veeam Backup for Salesforceはなにがイイんでしたっけ?」
※Veeam Backup for Salesforceの良さを説明できず、おとぼけ顔の木全
坂崎
「ほらやっぱり概要解説も大切じゃないですか!そんな人は、ぜひこのブログを読み直すか、Networldまでお問い合わせくださいね」
便利で種類も豊富なSaaSアプリケーションですが、多くの場合、SaaS環境自体の保護責任はベンダー側にあっても、その上にあるデータ保護の責任はユーザー側にあります。この意識をちゃんと持ったうえで活用しないと、いつか痛い目を見てしまいます!
今から対策しても遅くはありません。Salesforceを業務活用するなら、ぜひデータバックアップも含めた利用を検討してください!