ランサムウェアが猛威を振るっている…Veeamユーザーはこのままなす術なくやられてしまうのか!?
呆然と立ち尽くすNetworldマーケ担当わたくし木全の前に、Veeamのバージョンアップ修行から帰ってきたLinuxリポジトリが姿を現す!!
「待たせたな…」
果たしてVeeamの新機能は、ランサムウェアの脅威から人類を救えるのか!?
木全
「ぐっ…はあはあ…」
河村
「なんかやられてる…」
ランサムウェアにやられて息荒く負傷している木全
木全
「…!!おい!こんなところでなにしてる!ここは危険だ!早く安全な場所に隠れろ!!…といっても安全な場所なんてもうないがな…」
河村
「(ここにきて中二病かなあ…)なにしてるんですか木全さん」
木全
「ランサムウェアが襲ってくる!!少しでも被害の少ないところに逃げるんだ!!」
河村
「ランサムウェアでそんな物理的なケガしないでしょ」
木全
「いいから早く!!」
河村
「まったく…ランサムウェア対策用のVeeam機能を紹介したいとかですか?それならDell TechlogiesのPowerProtect DDとの連携がオススメだって教えたじゃないですか」
Dell TechlogiesのPowerProtect DD が2回目の説明な事にイラつく河村
木全
「バカヤロウ!!!」
河村
「むっ…なにがバカヤロウなんですか」
木全
「そんな金どこにあるんだバカヤロウ!!!」
SMBにはDDを買うお金なんてないと叫ぶ木全
河村
「ああ、なるほど」
木全
「なるほどじゃないだろ!!こっちは死活問題なんだぞ!!!DDを購入する体力もないまま、ランサムウェアにいいようにやられていくんだ…はは、笑えよ…チクショウ…」
DDを変えるお金なんてないままランサムウェアにやられる自分を思い落ち込む木全
河村
「それなら、Veeam v11から追加された新機能『強化Linuxリポジトリ』を活用すれば安心ですよ」
木全
「…あっ、えっ?そ、そうなの?」
河村
「そうなんです」
木全
「ど、どういうことでしょう」
河村
「まあひとことで言えば、バージョンアップによってLinuxリポジトリのセキュリティが強化されて帰ってきたということですね」
木全
「マンガみたいな…」
河村
「まあ凶悪な敵を前に、主人公が修行して強くなって帰ってきたイメージですよ。v11からLinuxリポジトリにおいて、セキュリティ機能強化によってイミュータブル(不変)なバックアップを実現できるようになりました」
木全
「……あれ、じゃあWORMストレージ買わなくてもランサムウェア対策できるってことですか?」
河村
「もちろん、重複排除など多数のメリットがありますので、DD連携による恩恵はほかにも十分にあります。くわしくはこちらをご覧ください」
木全
「そういうことですね。河村さん、強化Linuxリポジトリについてもうちょっと詳しく教えてくださいよ」
河村
「はい。強化されたリポジトリのポイントは、大きく3つあります。まず、シンプルな設定で不変バックアップを行えるようになったこと」
木全
「シンプル、はい最高です。大好きです」
河村
「Linuxリポジトリを構成する際に、所定の項目にチェックを入れて、データを変更できない日数(最低7日~)を設定すれば、それだけでバックアップデータを書き換えたり削除したりができなくなりました。つまり、ランサムウェアなどによるデータ暗号化やデータ消去を防げるようになったということです」
木全
「すばらしい。それだけやってお給料もらいたい」
河村
「設定すると管理者自身も削除ができなくなりますからね。非常にシンプルなのに堅固なデータ保護を実現できます」
木全
「2つ目は?」
河村
「2つ目、3つ目は要件的なものです。Linuxリポジトリへ接続するときの認証情報はVeeamには保存されず、また、運用時はSSH接続が不要(導入時とアップデート時のみSSH接続する)となっています」
木全
「イミュータブルデータ作成に加えて、アクセス制御することで、そもそもの攻撃の可能性すら減らしちゃおうってことね」
河村
「そういうことです!」
木全
「なんとなく概要はわかりました。簡単な設定でランサムウェア対策ができちゃうのは、コストの面から見てもかなり効果的ですね」
河村
「もちろんこれだけで十分とはいえませんけどね。でも、書き換え不可なデータによって一定期間は確実なガード能力が手に入ります」
木全
「バージョンアップという修行を経て、Linuxリポジトリは強力なガード能力を手に入れたわけだ」
河村
「ただ、この新機能をお伝えするにあたって一番声を大にしたい部分は、コストをより抑えつつイミュータブルバックアップデータを作成できるということです」
木全
「ふむふむ」
河村
「木全さんも言ってましたが、すべてのユーザーがストレージ機器や外部クラウドストレージを活用できるわけではありません。そのようなユーザーでも、脅威を増すサイバーリスクへの対抗手段として、今回の強化Linuxリポジトリが追加されたというわけです」
木全
「エンタープライズだけでなく、SMB市場にも適したVeeamだからこその機能ってことね!」
河村
「そういうことです!WORMストレージは高いから…と諦めていた企業の皆さんにもぜひ、知っていただきたいVeeamの新機能ですね」
木全
「いやあ、Veeamはv11になってますますデータ保護のリーダーとして活躍してくれそうですね」
河村
「はい。でも木全さん、v11はそれだけじゃないんですよ。ついにEnterprise Managerの日本語対応がスタートしましたし、ほかにも、もうひとつ紹介したい機能が…」
木全
「なになに?」
河村
「それはぜひこちらからどうぞ」
木全
「あっ、続くとかあるんだ!」
TO BE CONTINUED...ということで、Veeam v11で搭載された新機能「強化Linuxリポジトリ」は、あらゆるユーザーに適するための最適解でした。
バックアップデータすらサイバーリスクにさらされる時代。でもコストをかける余裕なんてない…というユーザーのみなさん。ぜひ、強化Linuxリポジトリを視野に入れて、Veeamのバックアップを検討してみてはいかがでしょうか。
お困りごとがあれば、Networldまで!