Microsoft製品販売には沢山のビジネス形態がございます。Microsoftは皆様がご存知の通りExcelやWord等のオフィス製品をはじめとしてOSやクラウド製品の多数の取り扱いがあり、製品ごとに販売形態が異なります。本Webサイトでは製品ごとの契約の違いなどを確認することが可能です。
Chapter06
最新のNewsと各種お知らせ
Technical | 2025年12月10日
開催概要
日時:2025年10月9日(木)〜2025年10月10日(⾦)
場所:湘南国際村センター
目的:本イベントはAzureの初学者向けに、基礎知識習得から提案まで一貫して体験いただくことで、スキル向上を支援する弊社独自のプログラムです。
内容:今回で3回目となる本イベントには、営業職、SE職を中心に約40名の方にご参加いただきました。
今年のメインテーマはVMwareからの移⾏先としてのAzureと題し、
参加者の皆様に以下の流れを通じ、実践的な疑似体験をしていただきました。
①基礎知識の習得
②仮の要件確認・提案書作成
③チーム単位でのプレゼンテーション実施
今後も定期的に開催予定ですので、次回開催をお楽しみに!
Technical | 2024年4月1日
onmicrosoft.comについて
onmicrosoft.comについて問い合わせがよくあり下記に概要を説明します。
「onmicrosoft.com」はMicrosoft 365やAzureを利用する際に作成されるデフォルトのドメイン名であり、「Microsoftテナント」に関連付けられています。ただし、具体的に何を意味するか、どのように機能するかについてもう少し詳しく説明します。
onmicrosoft.comとは?
Microsoft 365(旧称 Office 365)やAzureなどのサービスにサインアップすると、自動的にテナント(企業や組織のアカウント管理単位)が作成されます。
このテナントには、yourdomain.onmicrosoft.com という形式のデフォルトドメインが割当られます。
yourdomain はテナント作成時に選択した名前(通常は組織名や会社名など)です。
使用される場面
初期セットアップ:
Microsoft 365アカウントの設定やユーザーの作成時に、このドメインが利用されます。
メールアドレスやログイン:
例: username@yourdomain.onmicrosoft.com の形式で、ユーザーのメールアドレスやサインインIDに利用されます(ただし、後でカスタムドメインに切り替えることが推奨されます)。
システムバックエンド:
カスタムドメイン(例: example.com)を設定した場合でも、onmicrosoft.comドメインは裏で動作しており、システムの一部として残ります。
カスタムドメインとの併用
組織独自のドメイン(例: example.com)を登録してMicrosoft 365に設定することでusername@example.com のようなメールアドレスを使用できます。
ただし、onmicrosoft.comドメインは削除できず、一部のバックエンドプロセスで引き続き使用されます。
主な特徴
一意性:
各テナントには世界中で一意のyourdomain.onmicrosoft.comが割当られるため、他のテナントと重複しません。
変更不可:
一度作成されたonmicrosoft.comの名前部分(yourdomainの部分)は変更できません。
削除不可:
カスタムドメインを追加した場合でも、onmicrosoft.comドメインそのものは削除できません。
注意点とベストプラクティス
カスタムドメインの導入:
組織のブランドやプロフェッショナリズムを向上させるため、カスタムドメイン(例: example.com)を設定することを推奨します。
管理用途としての利用:
onmicrosoft.comドメインは、システム管理やテスト用として活用すると便利です。
メインのメールアドレスやビジネスドメインとしての利用は避けるのが一般的です。
名前選択の慎重さ:
yourdomain部分の選択には注意してください。一度選択すると変更できないため、組織の名前や業務内容に合ったものを選びましょう。
Entra IDとの関係:
Entra IDは、Microsoft 365やAzureでのIDおよびアクセス管理を行うためのディレクトリサービスで、onmicrosoft.comドメインはEntra ID内でも使用されます。
テナント分離:
大規模な組織では、複数のテナントを持つ場合がありますが、それぞれのテナントに独自のonmicrosoft.comドメインが割当られます。
まとめ
onmicrosoft.comは、Microsoft 365やAzureの基盤となるテナントのデフォルトドメインです。最初の設定や一部の内部プロセスに使用されますが、ビジネスドメインとして直接使用するよりも、カスタムドメインの利用が推奨されます。


