PowerStoreシリーズは、NVMe対応のオールフラッシュストレージです。SAN/NAS両方の用途として使えるユニファイドストレージでもあります。
Unity XTシリーズと似ていますが、PowerStoreに搭載できるディスクはSSDオンリーです。Unity XTよりも高いIOPSが求められる環境で選択されます。
1台でSANとNASの両方に対応できる器用なユニファイドストレージです。 オールフラッシュ対応やスケールアウトに対応できる点、またコントローラーの性能が高いためUnity XTよりも高いパフォーマンスを発揮できます。
SSD向けに開発されたNVMe（Non-Volatie Memory Express）プロトコルに対応しており、通常のSSDよりも高速です。
NVMeの性能を存分に発揮できるNVMe over Fabricで、さらに高速化できます。
スケールアップとスケールアウト、両方の拡張方式に対応しています。
性能と容量のバランスをとりたい場合はスケールアウト機能の利用を検討しましょう。
Lifecycle Extensionプログラムに申し込むことにより、製品の出荷後から半年以降であれば任意のタイミングで次世代機へのアップグレードなどの特典が受けられます！
ユニファイドストレージという点ではUnity XTと同じですが、PowerStoreはオールフラッシュモデルのみです。
さらにスケールアップとスケールアウトの両方に対応しており、
Unity XTと比較して容量拡張の手段が多いことが差別化ポイントです。
PowerStoreもUnity XTと同様、SAN/NASの両方に対応するユニファイドストレージです。基本的な対応プロトコルはUnity XTと同じですが、NVMe over TCPに対応しています。
Unity XTはHDDとSSDを混在できるハイブリッドモデルですが、 PowerStoreに搭載できるディスクはSSDオンリーのオールフラッシュモデルのみ。 さらにPowerStoreはスケールアップ&スケールアウトの両方に対応しています！ PowerStoreはUnity XTよりもさらに性能が求めらる環境のプライマリ・ストレージとしてオススメ！
| 製品 | 価格重視 Unity XT | パフォーマンス・拡張性重視 PowerStore |
|---|---|---|
| レンジ | エントリー | ミッドレンジ |
| ドライブ | HDD/SSD | NVMe/SCM/SAS SSD |
| 接続 | SAN/NAS | SAN/NAS/NVMe |
| 拡張 | スケールアップ | スケールアップ スケールアウト |
NVMeとは、Non-Volatile Memory Expressの略で、SSD向けに開発されたプロトコルです。従来の規格のSSDよりも格段に性能が向上しており、圧倒的なデータ転送速度で最大20万IOPSの性能が出せると言われています。
NVMe over Fabricとは、高速な接続規格のNVMeをストレージSSDからサーバーまで通信できるようにすること。
これにより、NVMeの持つパフォーマンスを存分に発揮することができます。
ストレージの拡張方式は大きくスケールアップとスケールアウトのふたつに分けられますが、PowerStoreはこの両方の拡張方式をサポートしています。
Dell Technologiesのバックアップ専用ストレージ。重複排除に特化しているため、圧倒的な重複排除率を誇る。バックアップアプライアンスではないため、基本的には別途バックアップサーバーとバックアップソフトが必要です。
PowerStoreOS 3.5でリリースされた新機能として、バックアップストレージPowerProtect Data Domainシリーズに直接バックアップできる機能が追加されました。データ転送用のバックアップサーバー（バックアップソフト）は不要で、スナップショットを書き換え不可能な形で取得することが可能です。
PowerStore×Data Domainで ダイレクトバックアップ！
PowerStore購入時、Lifecycle Extensionに申し込むことにより、製品の出荷後から半年後以降であれば任意のタイミングで次世代機や上位モデルへのアップグレード、新しいアプライアンスの追加といった特典が受けられます。
3年 or 6年契約が必須です。各プログラムによってサポート及びデプロイメントサービスの購入が必要なケースがあるためご注意ください。
次世代のアプライアンスをご提供します。既存機器の下取りは必要なく、その時ご利用いただいているPowerStoreは引き続き使用可能です。
※発注から180日以降からいつでも交換可能
同じ世代のPowerStoreシリーズ内でアップグレードができます。たとえば3200から5200へのアップグレードが可能です。既存のドライブや筐体はそのままにコントローラーのみ新しいバージョンに交換します。
※追加料金発生致します。
スケールアウト時に増設するアプライアンスが割引になります。スケールアウト機能のメリットにより、PowerStoreクラスタをいつでも簡単に、かつコスト効率よく拡張できます。
※割引のみで追加料金発生致します。
～File環境での重複排除率編～
Dell製ストレージのデータ削減率をネットワールドが徹底検証
PowerStoreの持つ高度な重複排除&データ圧縮機能により、5:1のデータ削減率を保証。
データ圧縮用のエンジンを搭載しているため、重複排除処理をしていても通常のパフォーマンスに影響はありません。
PowerStoreはDellストレージの中でも非常に高いデータ削減効果を持ちます。
ハイエンドモデルのPowerMaxと比較してもデータ削減効果は高く、ラインナップの中では最大です。
PowerStoreだけの特別なプログラムとして、
Lifecycle Extensionのオプションを選択できます。
またPowerStoreはDell Technologiesストレージの中でも特に重複排除に優れており、5:1の優れたデータ削減率を誇ります。
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|---|---|---|---|---|---|
| PowerStore 500T | PowerStore 1200T | PowerStore 3200T/Q* | PowerStore 5200T | PowerStore 9200T | |
| CPU | 2x 12C 2.2GHz | 4x 10C 2.4GHz | 4x 16C 2.1GHz | 4x 24C 2.2GHz | 4x 28C 2.2GHz |
| Memory | 192GB | 384GB | 768GB | 1152GB | 2560GB |
| NVRAM ドライブ数 | 0 | 2 | 4 | ||
| 最大ドライブ数 (アプライアンス) | 97 | 93 | |||
| サポートドライブ | NVMe SCM, SSD | NVMe SCM, SSD | |||
| Embedded Ports(Mezz0) | 4x 25/10 GbE Optical (Optional) | 4x 25/10 GbE Optical or 4x 10/1 GbE BaseT | |||
| Embedded Ports(Mezz1) | 2x10 GbE Optical | - | |||
| オプションI/Oポート モジュール | 4x 32/16 Gb FC, 4x 25/10 GbE Optical, 4x 10/1 GbE BaseT | 4x 32/16 Gb FC, 4x 25/10 GbE Optical, 4x 10/1 GbE BaseT, 2x 100 GbE Optical | |||
| 拡張エンクロージャー | 最大3筐体(1筐体あたり2.5インチNVMe×24本) | ||||
| ユニットサイズ | 2U | ||||
| 寸法 | 高さ 8.72 cm, 幅 44.72 cm, 奥行き 79.55 cm | ||||
| 重さ | 500T: 37.4kg, 1200T～9200T: 41.7 kg | ||||
3200QモデルはQLC NVMeフラッシュ メディアのみを使用します。
PowerStoreのハードウェアは、500Tと1200T以上でディスク構成やコンポーネントが異なります。1200T以上のモデルはNVMe専用のスロットが設けられているほか、100GbEに対応していることが特徴です。
ハードウェア背面図は現物と仕様が異なる場合がございます。詳細については別途お問合せください。
製品概要・運用の基礎知識の習得には ネットワールドのハンズオンをご活用ください！
PowerStoreには複雑なライセンス体系はありません。
一般的なストレージ製品の基本的な機能は搭載されています。
| 機能 | |
|---|---|
| 管理機能 |
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| 統合 |
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| データ保護 |
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| データ削減 |
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| アップグレードプログラム （Lifecycle Extention） |
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パフォーマンス監視や容量予測もできるストレージ管理ツールです。
SaaSタイプなので、クラウド上から遠隔地のストレージのパフォーマンスをモニタリング・管理することが可能です。予測分析もできるので、将来的な増設のプラン作成にも役立ちます！
現在の利用傾向から約何日後に書き込み回数上限に到達するかを予測し表示。
緑：残り90日以上
黄：残り1-90日
赤：残り0日
※最大表示は180日以上
PowerStoreのみ設定可能なLifecycle Extensionを活用し、将来的にストレージをアップグレード・スケールアウトを考慮した構成も可能です。
NVMe over Fabricによる高速アクセスも可能です。
下記構成は2025年3月時点の定価です。詳しい金額はお問い合わせください。
ストレージ導入時にどれくらいのパフォーマンスが必要か予測がつきづらい、でもなるべくコストは削減したい…そんなお客様にはPowerStoreのLifecycle Extension+スケールアウトがおすすめ！ PowerStoreをLifecycle Extension付きで購入することで、導入後任意のタイミングで新しいアプライアンスを追加。PowerStoreはスケールアウトに対応しているため、性能+容量を同時に拡張できます。
| モデル | PowerStore500T |
|---|---|
| 参考定価 | ¥60,618,688 |
| ディスク | NVMe SSD 1.92TB ×10 |
| RAID | Single Drive Failure/Double Drive Failure(RAID5/6相当) |
| 実行容量 | 10.94TB |
| NIC | 10GBase-T ×4 25GbE 光学 ×4 |
| Lifecycle Extension | 6年 |
| 保守 | ライフサイクル延長 Prosupport Plus 4時間ミッションクリティカル6年 |
ドライブとストレージコントローラー間の接続（バックエンド）はもちろん、ストレージコントローラーと実際にストレージを利用するサーバーとの接続（フロントエンド）もNVMeで構成。 これにより、従来の接続方式よりも非常に高いパフォーマンスを発揮することができます
| モデル | PowerStore500T |
|---|---|
| 参考定価 | ¥37,169,950 |
| ディスク | NVMe SSD 1.92TB ×10 |
| RAID | Single Drive Failure/Double Drive Failure(RAID5/6相当) |
| 実行容量 | 10.94TB |
| NIC | 10GBase-T ×4 25GbE 光学 ×4 |
| Lifecycle Extension | なし |
| 保守 | ライフサイクル延長 Prosupport Plus 4時間ミッションクリティカル5年 |
