Dell Technologies HCI編

更新日:2025/02/14

Dell TechnologiesはHCIソリューションも豊富。
VMwareを基盤とした「VxRail」やAzure Stack HCIを基盤とする「Dell APEX Cloud Platform」、Nutanixと提携した「Dell EMC XCシリーズ」など、様々な仮想基盤との親和性の高さ、ハードウェアの信頼性と手厚いサポート、運用性の高さから多くのユーザー企業に選ばれています。
本ページではHCIの概要とDell TechnologiesのHCIラインナップをご紹介します。

HCI(ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ)とは、サーバー・ストレージ・ネットワークを1筐体に統合したもの。
従来の3Tier構成に比べ、システム管理者の運用負荷を大きく軽減できます。
搭載する仮想基盤やプラットフォームによって多数のHCI製品が登場しています。

3Tier構成

3Tier構成
(コンバージドインフラ)

サーバー・ストレージ・ネットワーク・仮想化ソフトウェアなどをまとめたもの。
メーカーが検証済みのお墨付き構成もある。
ハードウェア部分は、同一メーカーで統一されているものの他に、複数メーカー製品を組み合わせたものもある。

おすすめユーザー

とにかくコストを抑えたいなら3Tier構成!
運用負荷の少ない
小~中規模のシステムに

3Tier構成
HCI

HCI
(ハイパーコンバージドインフラ)

サーバー・ストレージ・ネットワークを1筐体に統合したもの。(ストレージはSDSを共有ストレージとして利用)

  • 省スペース
  • 電力消費削減
  • 導入・運用が簡単

おすすめユーザー

運用負荷を軽減し、シンプルに運用したいならHCI!
管理運用が複雑な
大規模環境や人手が足りない拠点に

3Tier構成

HCIと3Tierでは増設方法と保守窓口において以下のような違いがあります。

増設方法

3Tier

3Tierは容量だけ、CPU/メモリだけ…のように必要なリソースだけ追加可能。

3Tier
HCI

HCIは、リソースはノード単位で追加する製品が多く、性能が上がるがコストも上がる。コンポーネント単体で追加出来る製品もあるが、制限がかかっているケースが多く、3Tierの柔軟性の高さには及ばない。

HCI

保守窓口

3Tier

3Tierは各ベンダーに問合せする必要がある。障害時の切り分けが大変…

3Tier
HCI

HCIベンダー窓口一つで対応してくれる。
障害時の切り分けも不要!

HCI
メリット
  • 省スペース(2Uで環境構築が可能)
  • サーバー、ネットワーク(FC)、ストレージのサイジングが不要
  • 見積/キッティング/構築/導入が容易
  • スモールスタートが可能でスケールアウトも簡単
  • 保守窓口も一括。
デメリット
  • HCIノード丸ごと追加するため、拡張時のコストは高くなる。
  • 容量追加時にストレージ製品と比べると拡張時の自由度やコスト面では見劣る部分がある。
  • 短いサイクルで定期的なパッチ適用が必要。

Dell TechnologiesはHCIソリューションラインナップが豊富。
Dellはどの仮想基盤を選んでも適切なHCI・ハードウェアをご提案可能です。

Dell Technologies HCIソリューション一覧

Microsoft Azure Stack HCI
  • Dell APEX Cloud Platform for Microsoft Azure
  • Dell Integrated System for Microsoft Azure Stack HCI

Windows Serverでオンプレミス運用、Azureハイブリッドクラウド運用に合わせた2モデル展開。APEXはMicrosoftとDellの共同開発・検証を行う特別なカテゴリ「Premier Solutions」に認定。

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Dell VxRail

Dell VxRail

VMwareとDellが共同開発した唯一のHCI。 vSANがベースで、セキュリティパッチの維持や自動アップデートなど、VMware運用負荷軽減を実現できる製品。

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Dell VxRail

Dell XC シリーズ

DellのPowerEdgeサーバーとNutanix Cloud Platformを統合したHCI。

  • Nutanix Prism使ってサーバー、ストレージ、仮想マシンをシンプルかつ統合管理。
  • ソフトウェア更新などシステム全体をまたいだライフサイクル管理操作が数クリックで完結
  • ノードの構成に幅広い選択肢を用意、インテルおよびAMDプロセッサーの最新世代に対応。
  • 1つのクラスタに異機種混在が可能。
Dell APEX Cloud Platform for Red hat OpenShift

Dell APEX Cloud Platform for Red hat OpenShift

OpenShiftのために開発されたプラットフォーム。

  • より高速なコンテナ、クラウドネイティブなアプリ開発
  • 一貫性のあるコンテナ運用ポリシーでOpenShiftコンソールに統合
  • OpenShiftでハードウェアまでのフルスタック管理
Dell PowerFlex

Dell PowerFlex

複数のベアメタルOS、ハイパーバイザー(ESXi、RHV、Hyper-V等)、K8Sのオーケストレーション可能なプラットフォーム。

  • クラウド/ハイパーバイザーに依存しないインフラを実現可能。
  • ComputeとStorageの独立した拡張性により、リニアなパフォーマンスを実現。
  • すべてのワークロード統合。
  • ライフサイクルマネジメントなどのHCIのメリットを高パフォーマンスのワークロードに適用。

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