Dell APEX

更新日:2025/04/24

マルチクラウドにおけるDXをDell Technologies製品でシンプルにするソリューション、
「Dell APEX」の概要を分かりやすく解説します。

Dell APEXは、Dell Technologiesのサブスクリプションモデルおよび「アズ ア サービス(as-a-service)」ポートフォリオです。
ユーザーは必要なITリソースを従量課金型で利用でき、オンプレミスやクラウド環境でのIT運用を簡素化できます。

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サブスクリプション従量課金型

サブスクリプション従量課金型

使用した分だけ支払うため、初期投資が抑えたIT機器購入が可能に。機器はオンプレミス環境に設置するため、従来の機器と同じ運用で管理も可能。
機器を資産として所有しないため、減価償却の負担を軽減して運用コストを最適化できる点が魅力。

2

環境に依存しない柔軟性の高い運用

環境に依存しない柔軟性の高い運用

オンプレミス、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウドのいずれでも。パブリッククラウド向けのサービスも充実。

  • AzureやAWSで提供するDellのストレージサービス
  • Microsoft 365やGoogle WorkspaceなどのSaaSのバックアップ
  • Azure Stack HCIのハイブリッドクラウド運用

など

3

簡素化されたインフラ管理

簡素化されたインフラ管理

クラウドベースの管理運用ツールでハードウェアとソフトウェアのプロビジョニング、モニタリング、保守、アップグレードが容易に。
ユーザー様による管理運用だけでなく、 Dell Technologiesに任せる「デルマネージド」も可能です。

将来のシステム運用計画が難しく、
初期導入コストを抑えたい企業様

将来のシステム運用計画が難しく、初期導入コストを抑えたい企業様

従来のパーペチュアル型は、数年後の運用計画を考慮した上で導入するため、初期投資が多くかかります。導入後にあれは過剰投資だった…というケースも。
APEXのサブスクリプションなら使用した分だけ支払う従量課金モデル。運用が途中で変わっても安心。スモールスタートから始められるため、将来に渡る運用コストを最適化したい企業様に適しています。

必要な時に必要な分だけ
柔軟なITリソース管理をお求めの企業様

必要な時に必要な分だけ柔軟なITリソース管理をお求めの企業様

容量増設時に一番ネックになるのがシステム設計。導入時にどれくらい容量が必要かわからないケースや増設作業が面倒なケースも多々ありますよね。APEXなら、将来を見越して容量を多めにサイジングして導入しても、「使った分だけ」課金。そのため使い始めは低めに月額基本容量を設定することが可能です。
容量が増え始めたら都度基本容量の見直しができるので、無駄の少ない運用計画ができます。

大規模で複雑なシステム管理は大変…
IT運用を簡素化したい企業様

大規模で複雑なシステム管理は大変…IT運用を簡素化したい企業様

ハードウェアの保守・管理をDell Technologiesが請け負う「デルマネージド」にすれば、万が一のシステム障害対応はまるでパブリッククラウドのIaaSのようにDellが障害対応。
システム管理者は社内への通知やその他業務に専念することができます。
極力ハードウェアの管理に工数をかけたくない企業様、障害時に人的リソースを追加できない企業様にオススメです。

Dell APEXのラインナップは大きく4つに分類されます。

Dell APEX
サブスクリプションサービス

インフラ製品をサブスク(月額)でご購入いただけます。

インフラ製品をサブスク(月額)でご購入いただけます。

Dell APEX パブリック
クラウド向けサービス

ハードウェアの購入・構築不要なクラウドサービスです。

  • SaaSバックアップ
  • 各パブリッククラウド上で提供するDellストレージ
ハードウェアの購入・構築不要なクラウドサービスです。

Dell APEX ハイブリットクラウド&
インテグレーションソリューション

オンプレミスにハードウェアを設置しハイブリッドクラウド環境を構築。オンプレとクラウドのいいとこ取り。

オンプレミスにハードウェアを設置しハイブリッドクラウド環境を構築。オンプレとクラウドのいいとこ取り。

Dell APEX tool

インフラ製品を管理・運用するためのツール。Dellがクラウドサービスとして提供。インターネットに接続された環境ならWEBでアクセス可能。

インフラ製品を管理・運用するためのツール。Dellがクラウドサービスとして提供。インターネットに接続された環境ならWEBでアクセス可能。
分類 サービス名対象設置先従量課金固定料金通常の一括
購入販売
Dell APEX
サブスクリプション
サービス
Storage as a serviceストレージ製品オンプレミス/DC先 ×
Compute as a serviceサーバー&GPUサーバーオンプレミス/DC先 ×
HCI as a serviceHCI製品オンプレミス/DC先 ×
Backup as a serviceバックアップ製品オンプレミス/DC先 ×
Dell APEX
パブリッククラウド向けサービス
APEX Backup ServicesBackup SaaSSaaS ×
APEX Block Storage for Public CloudPowerFlex SWAWS/Azure
APEX File Storage for Public CloudOneFS SWAWS/Azure
APEX Protection Storage for Public CloudDDVEAWS/Azure/GCP
/Aliba/Vmware
APEX サブスクリプションサービス経由
Dell APEX
ハイブリットクラウド&インテグレーション
APEX Cloud Platform for AzureAzureとの共同開発された
ターンキーソリューション
オンプレミス/DC先APEX サブスクリプションサービス経由
APEX Cloud Platform for RHRed Hatとの共同開発された
ターンキーソリューション
オンプレミス/DC先APEX サブスクリプションサービス経由
Dell APEX toolAPEX AIOps Infrastructure Observability旧CloudIQSaaS無償
APEX AIOps Application Observability & Incident Managementアップデート予定
APEX Navigator

ポイントAPEXは月額課金だけではない?

Dell APEXにはサブスクリプションサービスポートフォリオの他、APEX forパブリッククラウドやAEPXサービスをより使いやすくするためのAPEX tool等、様々なカテゴリが存在します。日々新しいサービスや機能がアップデートされていきます。

APEXは月額課金だけではない?
question
ハードウェアの従量課金プログラムって最近色んなメーカーから出てるけど、契約が面倒だったり、実際に機器を買うより高いんじゃないの?
question
実はそんなことないんだ!
契約の流れとコストの算出ロジックを簡単に説明しよう。

ポイント月額費用の考え方

基本使用容量(月額金額)
 + 基本使用容量を超えた分の金額

  • 最低限使用する基本容量=月額金額となる。基本容量は機器搭載容量の40~70%で設定。
  • ベースとして設定した使用率内で収まった場合は月額料金のみのお支払い
  • 基本使用容量を超える月が出た場合は、基本使用容量の見直しをオススメ
APEX Subscriptionsのご契約までの流れ APEX Subscriptionsのご契約までの流れ
▼ここをCheck!
見積作成で必要な項目
  • ストレージ製品の場合:ストレージ容量
  • サーバー(HCI)製品の場合:ストレージ容量/メモリ使用率
  • 期間:36~60か月(3~5年)から選択
       満了後は自動更新
  • 保守レベル:通常販売の保守レベルから選択可能
見積作成で必要な項目
APEX Subscriptionsに
必要な契約書(申請書)関連 4点
  • Dell Technologies APEX Subscription申込書(パートナー様用)
  • 金額確認書(パートナー様用)
  • APEXサブスクリプション注文付随書(パートナー様用)
  • APEXサブスクリプションエンドユーザーフォーム(エンドユーザー用)
APEX Subscriptionsに必要な契約書(申請書)関連 4点
導入・運用スタート

保守は機器到着から2か月後にスタートします。導入作業はネットワールド or メーカー作業が選択可能です。※
従量課金は保守開始から1か月後よりスタートします。

パートナー様が導入作業を行う場合はDell社の定めるインプリ資格が必要となります。
導入・運用スタート
運用中の従量課金のタイミングについて

毎月1月~月末分の使用状況を元に料金が算出されます。翌月中旬頃に料金の案内をネットワールドからパートナー様へ行います。翌月末を目途にご請求書を発行します

運用中の従量課金のタイミングについて

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