ついにVeeamがSalesforce対応!「なぜSaaSデータをバックアップするのか」を現場のリアル失敗談から考える

ついにVeeamがSalesforce対応!「なぜSaaSデータをバックアップするのか」を現場のリアル失敗談から考える


便利で種類も豊富なSaaSアプリケーション。
特にSalesforceは全世界で多くのユーザーに利用されています。

でも、Salesforce上にあるたくさんの顧客データ保護の責任は、どこにあるかご存じですか?

VeeamでもいよいよSalesforceバックアップが開始されましたが、その本当の意味とは!
Networldマーケ担当わたくし木全、Salesforceを活用する皆さんにお伝えしたいことがあります!

  1. 【目次】

  2. 「こんな課題はありませんか?」に物申す
  3. Salesforce活用現場の『リアル失敗談』を聞いてみた
  4. やっぱり概要解説も大切

「こんな課題はありませんか?」に物申す

坂崎

坂崎

前回解説したとおりVeeam Backup for Salesforceがリリースされました!」

木全

木全

「イエーイ!」

坂崎

坂崎

「改めて、Salesforce活用において、こんな課題はありませんか?

木全

木全

「ん?…」

坂崎

坂崎

「①データ更新時:誤って違うデータをアップロードしてしまった、あるいは古いデータで上書きしてしまった」

木全

木全

「………」

坂崎

坂崎

「②システム連携時:アプリケーションと外部連携した途端にデータが消えてしまった」

木全

木全

「……………」

坂崎

坂崎

「③システム開発・刷新時:導入コードが適切にテストされず、ロールアウト後に大障害、あるいは組織変更時などに一括変更した際データが消えた、などなど…」

※PCを使い丁寧に解説坂崎をにらみつける木全

※PCを使い丁寧に解説坂崎をにらみつける木全

坂崎

坂崎

「Salesforceのデータは変更しやすいと言われています。『SalesforceにもバックアップツールやCSVによるバックアップデータ書き出しがあるから大丈夫』なんて高をくくっていませんか?それらの機能では十分なデータ保護やセキュリティ要件は満たせません!」

木全

木全

「………」

坂崎

坂崎

「インストールは数分で完了するシンプル性、クラウド/オンプレミス両環境に導入可能な柔軟性、そして分単位のRPOやレコードの項目単位での復旧が可能な信頼性を兼ね備えたVeeam Backup for Salesforceなら、確実にSalesforceのデータを守れます。ぜひ今一度、Veeam Backup for Salesforceのご利用を検討してみてはいかがでしょうか!お問い合わせはこちらから」

木全

木全

「満足ですか?坂崎さん」

坂崎

坂崎

「ふう。木全さん、完璧だと思います!」

木全

木全

「寝ぼけた解説してんじゃないよ!!!」

※寝ぼけた解説をしたと激怒する木全

※寝ぼけた解説をしたと激怒する木全

坂崎

坂崎

「えっ…」

木全

木全

「いいですか坂崎さん。そんなありふれたLPみたいな解説で、ほんとにユーザーはVeeam Backup for Salesforceを使いたいと思いますか!」

坂崎

坂崎

「うっ、たしかにVeeamさんの資料丸読みしただけだけど…でも書いてあることはどれも大切なことで…」

木全

木全

「ダメ、全然ダメです。こちとらSEO対策全無視でやってるんですよ。もっと現場の『生のいらだち』を伝えて共感を得ないとダメなんですこういうのは」

Salesforce活用現場の『リアル失敗談』を聞いてみた

坂崎

坂崎

「現場の『生のいらだち』…ですか」

木全

木全

「わたしね、現場の声を聞いてきたんです。Salesforceデータ保存に関する失敗談」

坂崎

坂崎

「ほうほう」

木全

木全

「たとえば、これは某社Oさんの場合なんですけど。Salesforceって同じ顧客名をそれぞれ別の人が作れちゃうから、それぞれで書き込みすると、最後の人の書き込みで上書き保存されちゃうんですよね」

坂崎

坂崎

「たとえば、『Networld』のレコードを登録するときに、『株式会社Networld』と、『(株) Networld 』っていうのが作れちゃって、画面操作で統合されてしまうってことですね。『株式会社Networld 』だけ更新してくれればいいのに『(株) Networld 』が作れちゃうから、従来とは違うデータが上書きされてしまう危険性があると」

木全

木全

「そう、それであるソフトウェア会社の営業さんとSalesforceを共有してたら、自分がこんもり書き込んだデータが消されて、その営業さんのデータに上書きされてたんだって!」

坂崎

坂崎

「実際にSalesforce社も以下の通り名言していますね。」

Salesforceデータをバックアップするためのベストプラクティス

*引用元:Salesforceデータをバックアップするためのベストプラクティス(2022/10/13)

※恐怖におびえる木全と坂崎

※恐怖におびえる木全と坂崎

坂崎

坂崎

「それは悲惨ですね…」

木全

木全

「そのときは事なきを得たみたいだけど、たとえばこれが顧客の最重要機密データだったとしたら、とんでもない失態ですよ!会社が倒産するケースだってある!怖すぎ!!」

坂崎

坂崎

「たしかに」

木全

木全

「で、Salesforceさんも対策としてバックアップ開発を進めて一応機能はあるけど、やはりバックアップは奥が深いので、サードパーティツールをうことを推奨してるんです!これ、結構大事なことですよ!!」

坂崎

坂崎

「でも、前回のときもお伝えしましたけど、基本的にSaaSベンダー側にデータ保護の責任はないですもんね」

木全

木全

「そう!そこなんです重要なのは!」

※「重要なのは、SaaSベンダーにデータ保護の責任はない!」と主張する木全

※「重要なのは、SaaSベンダーにデータ保護の責任はない!」と主張する木全

木全

木全

「Salesforceのデータは変更しやすいからデータ保護しましょうとか、Veeam Backup for Salesforceのここがすごいから使いましょうとか、そういうのも大事ですけど、まず何より「Salesforceデータ保護の責任は自分たちにある」という意識を持つことが大切だってことを言いたいんです!」

坂崎

坂崎

「うんうん」

木全

木全

「Salesforceが、SaaSベンダーがバックアップしてくれてるから、なんとかなるだろう精神はダメです!自分たちが思うバックアップ方針を貫きたいなら、特に管理者の人たちはちゃんとSaaSデータを守りましょう!」

坂崎

坂崎

「SaaSが重要視されている今、SaaSデータひとつが企業の運命を握るケースもありますからね」

木全

木全

「そのとおり!」

やっぱり概要解説も大切

坂崎

坂崎

「『SaaSデータ保護は、自分たちにある』この意識を持ったうえで、ぜひもう一度Veeam Backup for Salesforceの活用を検討してほしいってことですね」

木全

木全

「そう!…えーっと、で、Veeam Backup for Salesforceはなにがイイんでしたっけ?」

※Veeam Backup for Salesforceの良さを説明できず、おとぼけ顔の木全

※Veeam Backup for Salesforceの良さを説明できず、おとぼけ顔の木全

坂崎

坂崎

「ほらやっぱり概要解説も大切じゃないですか!そんな人は、ぜひこのブログを読み直すか、Networldまでお問い合わせくださいね」


便利で種類も豊富なSaaSアプリケーションですが、多くの場合、SaaS環境自体の保護責任はベンダー側にあっても、その上にあるデータ保護の責任はユーザー側にあります。この意識をちゃんと持ったうえで活用しないと、いつか痛い目を見てしまいます!

今から対策しても遅くはありません。Salesforceを業務活用するなら、ぜひデータバックアップも含めた利用を検討してください!