クラウドデータ管理プラットフォーム
Veritas Alta

目的	旧製品名	新製品名	提供モデル
データ保護	Veritas NetBackup Enterprise for the Cloud	Veritas Alta Data Protection	ソフトウェア
	Veritas NetBackup Recovery Vault	Veritas Alta Recovery Vault	SaaS
	Veritas NetBackup SaaS Protection	Veritas Alta SaaS Protection	SaaS
アプリケーション 回復力	InfoScale Enterprise for Cloud	Veritas Alta Enterprise Resiliency	ソフトウェア
	InfoScale Availability for Cloud	Veritas Alta Application Resiliency	ソフトウェア
	InfoScale Storage for Cloud	Veritas Alta Storage Resiliency	ソフトウェア
データのコンプライアンスとガバナンス	Veritas Merge1 SaaS	Veritas Alta Capture	SaaS
	Veritas Enterprise Vault.cloud	Veritas Alta Archiving	SaaS
	Veritas Management Admin Console （Enterprise Vault.cloudの管理コンソール）	Veritas Alta View (for Compliance & Governance)	SaaS
	Veritas Enterprise Vault.cloud Advanced eDiscovery	Veritas Alta eDiscovery	SaaS
	Veritas Enterprise Vault.cloud Advanced Supervision	Veritas Alta Surveillance	SaaS

Veritas Alta View for Data Protectionでできること

すべてのデータ保護サービスへの単一のポータルアクセスを提供

• すべてのNetBackupインスタンスとバージョンを集約した統一インターフェース
• 組織横断的なコラボレーションを促進するための役割ベースのアクセス権の設定が可能
• 多種のVeritas Alta サービスを表示・管理することでし、完全なクラウドデータ管理を実現

合理化・自動化で運用効率を向上

• シングルクリックでポリシーの表示と管理が可能
• しきい値アラート設定機能でSLPを監視。
• 単一画面で重要なイベントを一覧
• すべてのクライアントとホスト、バージョン、アプリケーションがどのデータセンターに関連付けられているかを特定し表示
• 失敗したジョブの監査ログを収集（案件の迅速な解決に寄与）

ハイブリッドおよびマルチクラウド環境における包括的な分析およびレポーティング

Alta ViewはIT Analyticsのバックアップ管理関連の一部機能を利用することが可能です。
インテリジェンスな機能で、運用時のパフォーマンスを監視し改善することができます

• バックアップポリシー
• 容量の状況と予測
• メディア管理
• ストレージ利用状況
• 課金・利用
• アラート等

Veritas Alta Viewのライセンスガイドはこちら

クラウドワークロード専用のNetBackupライセンスです。
NetBackupでオンプレとクラウド両方保護する場合、オンプレ版のNetBackupライセンスとVeritas Alta Data Protectionの購入が必要です。

NetBackup / Veritas Alta Data Protectionのライセンスガイドはこちら

Veritas Alta SaaS Protectionは、SaaSアプリケーションのデータ保護ソリューションです。
バックアップ基盤はベリタスがSaaSサービス（BaaS）として提供します。

日本を含む、Azureの全リージョンから選択可能複数リージョンの同時管理も可能

• 任意のAzureリージョンにお客様専用テナントをデプロイ（他のお客様とテナントを共有しません）
• データ保存場所に関する企業ルールや法規制にも対応可能（日本ローカルに保存、GDPR対応など）
• 複数リージョンを単一の管理コンソールで一元管理（バックアップ、リストア、検索）
• データが生成された地域に、自動的にバックアップデータも保存されます。

エンタープライズに求められるセキュリティも万全

アーキテクチャー

構築・管理の難しいAzure上のバックアップシステム基盤はすべてVeritasが構築・管理し提供します。

*⑴Alta SaaS Protectionのデータをレプリケーション（エアギャップコピー）する場合、Extra Data Backupのライセンスが別途必要です
*⑵ OAuth 2.0とは所有者に代わってアプリケーションにアクセス許可を与える仕組み
<M365の場合:
How to prepare a Microsoft 365 tenant for Veritas Alta SaaS Protection (ASP)>

• https://www.veritas.com/content/support/en_US/article.100050145

Veritas Alta SaaS Protectionのライセンスガイドはこちら

Veritas Alta Recovery Vaultとは、Veritas専用のシームレスなクラウドストレージ・アズ・ア・サービスです。 以下製品のバックアップ先としてサポートしています。

• NetBackup
• NetBackup Flex Appliance
• Veritas Alta Data Protection

利用開始と更新について

詳細はネットワールドまでお問合せください。

Veritas Alta Recovery Vault利用のメリット
クラウドストレージのバケット作成がカンタン！

Azure Blob Storageを利用開始するには、意外と工数がかかるものです。
Veritas Alta Recovery Vaultなら煩雑なVeritasが最適な設定でバケットを作成します。
Azureの知識がなくても簡単な手続きで利用開始することが可能です。

Veritas Alta Recovery Vaultのライセンスガイドはこちら

目的に応じてエディションが分かれます。

• Veritas Alta Enterprise Resiliency（ストレージ管理/SDS+クラスタ機能）…InfoScale Enterpriseをクラウド上で稼働する際に利用。
• Veritas Alta Storage Resiliency （ストレージ管理/SDS）…InfoScale Storageをクラウド上で稼働する際に利用。
• Veritas Alta Application Resiliency（クラスタ機能のみ）…InfoScale Availabilityをクラウド上で稼働する際に利用。

Veritas Alta Enterprise Resiliencyのライセンスガイドはこちら

各サービス内容

サービス名ごとに使える機能は異なります。
Veritas Alta Captureは単体でストレージサービスを提供しないため、Archving/eDiscovery/Surveillanceと併用ください。

	サービス名	内容
梅	Veritas Alta Archiving	⼀般メール利⽤者⽤、個⼈のメールアーカイブの参照 eディスカバリ、調査担当者⽤、アーカイブの横ぐし検索
竹	Veritas Alta eDiscovery	⼀般メール利⽤者⽤、個⼈のメールアーカイブの参照 eディスカバリ、調査担当者⽤、アーカイブの横ぐし検索 分類エンジン、データの中⾝をスキャンしタグ付け・可視化
松	Veritas Alta Surveillance	⼀般メール利⽤者⽤、個⼈のメールアーカイブの参照 eディスカバリ、調査担当者⽤、アーカイブの横ぐし検索 分類エンジン、データの中⾝をスキャンしタグ付け・可視化 コミュニケーションの監視
オプション	Veritas Alta Capture	ソーシャルメディア、インスタントメッセージ、ファイル共有などをキャプチャ

Veritas Alta Archiving / eDiscovery と他社ソリューション との機能比較

Veritas Alta Archiving / eDiscoverは、他社ソリューションと比較して非常に高い優位性を備えています。

項目	Veritas Alta Archiving / eDiscovery		他社ソリューション
調査対象	○	ジャーナルメール（受信および送信電子メールの全記録）	▲	各個人のメールボックス、共有メールボックス
メール以外の対応	○	Veritas Alta Captureとの併用により、120種類以上の コミュニケーションツールに対応	×	メールのみ
検索速度・精度	○	高速＆高い精度の検索	▲	微妙な検索速度・精度であることが多い
検索結果の表示	○	重複なし（ジャーナルメールは常に１つの原本） 検索された 全メールの中身を確認できる	▲	別メールボックスの同じメールが表示 プレビューは一部のみ、全文を見るには エクスポートが必要
電子情報開示	○	EDRMに準拠 (1) 電子情報開示プロセスに沿ったオンライン利用 (2) 複数のレビューワーが調査対象のメールを審査 (3) タグ付け、マーク、レビューステータス、コメント (4) 選定したメールを絞り込んで提出	▲	検索機能のみでエクスポートが必須 （このレベルのサービスが大半） 検索による絞り込みと審査結果はタグ付けのみ
個人情報のタグ付け	○	Veritas Information Classifier（VIC）分類エンジン クレジットカードやパスポート番号などの個人識別情報を認識するパターンが710以上、 規制対応のポリシーを110以上搭載	×	なし
保持期間	○	アーカイブ保持期間を指定可、無期限も可(費用追加無し)	○	アーカイブ保持期間を指定可 ジャーナル保持サービスがあっても別途有償
訴訟ホールド	○	ケース登録時に指定	○	ケース登録時に指定
データ提出	○	エクスポート機能	○	エクスポート機能
退職者のメールの扱い	○	退職者の過去メールはライセンス対象外 継続してデータは保持される	▲	調査対象者として選択するためには、 メールボックスを有効に変更する
過去メールのインポート	○	PST,NSF,EML,MSG形式の取込み	○	主に PST形式のメールインポート
監査・調査する利用者	○	クラウドとは完全分離したレビュー専用アカウントが用意可	▲	当クラウドサービスの利用者であること

ソフトウェア版とSaaS版の違い

Veritas Alta Archivingは、SaaS型サービスのため従来のソフトウェア製品「Enterprise Vault」で発生する構築・アップデート作業が不要です。システムリソースと保存先をVeritas社が提供するため、管理・運用工数を削減することができます。

	Enterprise Vault	Veritas Alta Archiving （旧：Enterprise Vault.cloud）
運用面	オンプレミスに構築するため、下記が必要 ハードウェア、ソフトウェアの準備 （サーバ、ストレージ、Winodws、MSSQL ハードウェア、ソフトウェアの保守、障害対応 リプレース、バージョンアップが不要 アーカイブデータのバックアップ、DRの考慮	SaaSサービスのため、左記は不要 メール以外のコミュニケーションツールへの対応も容易
検索速度	ハードウェア依存（拡張の難易度は優しくない）	平均2秒以下
ライセンス	全ての検出されたアカウント数	アクティブなアカウント数
Enterprise Vault のアップデート	EVのアップデートが必要	四半期ごとに自動アップデート
分類エンジン（VIC）のアップデート	EVのアップデートが必要	四半期ごとに自動アップデート
アーカイブ対象に関するアップデート	手動のインストールが必要	四半期ごとに自動アップデート

Veritas Alta Capture

Veritas Alta Capture は、120種類以上のコミュニケーションソースから直接キャプチャーするための最先端のソリューション。
ベリタスがSaaSで提供するサービスです。各アプリとAPI連携でコミュニケーションをキャプチャします。

• Veritas Alta Capture は、市場で15 年以上の実績を持つ信頼できるコンプライアンスソリューション
• 120以上の異なるコンテンツソースをサポート
• Microsoft、Slack、Zoom など、多くのコンテンツソースから推奨・支持
• オンプレミスやクラウドなど既存のインフラで動作
• Veritas Alta Archiving / eDiscovery / Surveillance の他、ソフトウェア版Veritas Enterprise Vaultにも対応

※単体ではストレージサービスがないオプションサービスのため、保管先を内包するVeritas Alta Archiving / eDiscovery / Surveillanceいずれかと組み合わせてご使用ください。

Veritas Alta Archiving / eDiscovery / Surveillance / Capture
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