オフィス内ではフリーアドレス化が進み、
有線LANに代わってWi-Fiが利用されることも多くなってきました。
また、WEB会議、Webinarが増えていることもあり、
オフィス内ではさまざまな困りごとが発生しています…。
オフィス内に人が増えてくると回線が遅くなるのは…
接続数に対してチャンネル数が不足しているから
多くの人が同時に接続すると通信速度は低下します。オフィス内に人が増える、つまりたくさんの人がWi-Fiに接続することで通信が過密となり、干渉しあうことで回線スピードが遅くなります。
Wi-Fiの利用シーンが増加したことにより、2.4GHz帯、5GHz帯のチャンネル数だけでは不十分となってきています。
WEB会議中に通信がプツプツと途切れるのは…
遅い機器と共存しているから
従来の2.4GHz帯・5GHz帯には、通信速度が遅い古い規格の機器も接続します。遅い通信が全体の流れを阻害し、通信が途切れる原因となっています。
WEB会議で大量の通信を行う場合や160MHz幅等の高速通信を行う場合、チャンネルを安定して確保することが難しくなっています。
なぜか定期的に通信が切れる、遅くなるのは…
「DFS」機能が働いているから
航空、気象など重要度の高いインフラで使用するレーダー波も5GHz帯の一部を利用しています。レーダーとWi-Fiの干渉を避けるため、Wi-Fi機器にはレーダー波を検出すると電波を停止する「DFS」機能が備わっています。
定期的に通信が切れたり遅くなる場合、このDFS機能が働いているのかもしれません。