AmazonECサイト感覚でISV製品を簡単に購入AWS Marketplace DSORモデルの仕組み外資系ITハードウェアメーカー、ソフトウェアベンダーを経て、2022年AWSに入社。AWS Marketplaceのチャネルパートナー開発担当として、パートナー企業とのアライアンス強化とMarketplaceビジネスの拡大を推進。16点を超える製品が出品されており、出品社ストレージ、ネットワーク、DB、DevOpsな揃っているほか、プロフェッショナルサービよる再販が可能で、これにより、カスタマイズ提供しており、取り扱いISVの拡大も進めてへの販売という形を取りますが、当社では猪原 現在ネットワールドでは、ITインフラのクラウド化に取り組むお客さまのご支援に力を注いでいます。その一環として、2024年4月よりアマゾン ウェブ サービス(AWS)の取り扱いを開始。クラウドインフラ構築&移行支援サービス「CloudPath Services(クラパス)」でも、AWS関連メニューを多数立ち上げました。こうした中、次の一手として着目しているのが、「AWS Marketplace」です。まずは、その概要についてご紹介いただけますか。古田 AWS Marketplaceは、AWS上で導入可能なソリューションを簡単にご購入いただけるプラットフォームです。「Amazon ECサイトのAWS版」とお考えいただければより分かりやすいかと思います。現在は2万数も5000社以上に上ります。セキュリティ、ど、幅広いカテゴリのソフトウェアやSaaSがスなどもご購入いただけます。猪原 AWS Marketplaceを利用するメリットについてもお聞かせください。古田 やはり、クラウドネイティブな調達が行える点が大きいですね。従来の調達プロセスでは、製品購入毎の購買稟議や社内承認取得などの面倒な手続きが必要でした。その点、AWS Marketplaceの場合には、AWSのアカウントをお持ちであれば、製品の検索から購入、導入、管理までのすべてのプロセスをコンソール上で完結できます。購入費用もAWSサービスの利用料と一緒にお支払いいただけますので、別途口座を開いたりするわずらわしさもありません。これにより、調達プロセスをよりシンプルに、かつスピーディに廻すことができます。猪原 製品をパートナーさま経由で購入できる仕組みも用意されていますね。古田 はい。これは「Channel Partner Private Offer(CPPO)」と呼ばれるものです。Marketplaceというと、エンドユーザーの皆さまがセルフサービスでご利用される形が一般的に思われますが、AWS Marketplaceでは各ISVと協業するチャネルパートナーにされた条件や価格での販売ができます。猪原 当社でもCrowdStrike、Trend Micro、Confluentなどの製品をCPPOでごいます。また、CPPOは仕組み上お客さま企業Dialogue Partnerチャネルパートナーと共に力を合わせ日本のマーケットの常識を変えていきたい古田 佳奈 氏認定ディストリビューターでは国内初となるパートナー経由での購入が可能な新たな提供モデルもアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社パートナーアライアンス事業統括本部AWS Marketplaceチャネルビジネス開発マネージャーDialogue with AWS Expertsクラウドネイティブ時代の新たな購入プロセスを拓く「AWS Marketplace」とは
元のページ ../index.html#16