TechWiz 2025 vol.3
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:::2月年 〒住友商事神保町ビルTEL〒明治安田生命大阪梅田ビル06-7777-4174TEL三谷産業株式会社情報システム事業部北陸システム部担当課長奥野 弘之 氏三谷産業株式会社情報システム事業部北陸営業統括部産業営業部 産業営業第一課町田 喜子 氏お問い合わせnetapp-info@networld.co.jp03-5210-5020,5031,5095530-0001 本プロジェクトを支援したネットワールドへの評価も3-3-20 24F 450-0003面の両面で大変手厚くご支援いただきましたので、当〒ニッタビルTEL社としても盤石の体制でご提案に臨めました」と語る。:1-17-23 10F 052-588-7611812-0013 このように大きな成果を収めた同社だが、今後も引〒九勧筑紫通ビルTEL2-6-1 3F 092-461-78152 -11-15 理者であっても絶対に削除できないスナップショットを作成する「Tamperproof Snapshot」、SnapshotやSnapMirrorの削除コマンドを実行する際に複数管理者の承認を必要とする「Multi-Admin Verification」の2つの機能によって、ランサムウェアによる攻撃を受けた際にバックアップデータを確実に保護することができる。このことは、今回の新ストレージ選定を左右する重要なポイントとなった。「実は直前まで別の製品に決まりかけていたのですが、NetApp ASA C250の提案を受けて考えを改めました。ランサムウェア対策を含め、当社が求める要件をすべて満たしている上に、価格的にもリーズナブルです。これを選ばない手はないと思いましたね」と松江氏はにこやかに語る。 こうしてNetApp ASA C250の採用を決めた同社では、2024年6月より移行作業に着手。わずか1ヶ月後の7月に本番稼働を開始している。ちなみに同社では、長年にわたり社内業務システムの内製化を行っており、ハイレベルな技術力を有していることから、旧環境からの移行作業もすべて自前で行っている。「仮想サーバーの移行はVMwareの『Storage vMotion』機能で行いましたがファイルサーバーの容量が非常に大きいため、当初は移行に2ヶ月程度掛かると予想していました。しかし、受け側となるNetApp ASA C250のパフォーマン株式会社ネットワールドhttps://www.networld.co.jp/NetAppのSnapMirror機能による遠隔レプリケーショき続き環境らく内製化が、良いも通して、業います」と石川県金沢市玉川町1-5たが、現在ではそのような懸念がほぼなくなったといhttps://www.mitani.co.jp/三谷産業株式会社本 社:URL: 大阪市北区梅田 名古屋市中村区名駅南 福岡市博多区博多駅東2025本  社関西支店中部支店九州支店*記載されている会社名および製品名、ロゴは各社の商標または登録商標です。本社マシンルームデータセンターインフラの環境改善に成功セキュリティ対策強化も実現VMVMVMVMVMVMESXi理者であっても絶対に削除できないスナップショットスが非常に高いため、実際には2~3週間程度で移行作を作成する「Tamperproof Snapshot」、Snapshotや業を終えられました」と三﨑氏は語る。SnapMirrorの削除コマンドを実行する際に複数管理 これにより、社内仮想化基盤にも様々なメリットが生者の承認を必要とする「Multi-Admin Verification」のまれている。まずストレージ性能強化により各種業務2つの機能によって、ランサムウェアによる攻撃を受システムのレスポンスが改善され、業務の快適さが向けた際にバックアップデータを確実に保護することが上。また、システムの安定性も大きく改善され、以前はトできる。このことは、今回の新ストレージ選定を左右ラブル発生時にストレージの問題を疑うことが多かっする重要なポイントとなった。「実は直前まで別の製品たが、現在ではそのような懸念がほぼなくなったといに決まりかけていたのですが、NetApp ASA C250のう。さらに、圧縮・重複排除機能の効果も大きく、仮想提案を受けて考えを改めました。ランサムウェア対策をマシン内には図面等が多いファイルサーバ用途も含ま含め、当社が求める要件をすべて満たしている上に、価れる中、1.9:1の削減率を達成しているとのことだ。加え格的にもリーズナブルです。これを選ばない手はないとて懸案であったセキュリティ対策についても、さらなる思いましたね」と松江氏はにこやかに語る。弾みを付けることができた。「万一脅威に侵入された際にも、データを書き換えられる心配がないということは、ビジネス上も大きな安心感につながります。また、承認をより厳格化したことで、管理者の操作ミスによる誤消去なども防げます」と松江氏は満足感を示す。ちなみ こうしてNetApp ASA C250の採用を決めた同社でに同社では、DR(災害対策)システムも構築しており、は、2024年6月より移行作業に着手。わずか1ヶ月後の7NetAppのSnapMirror機能による遠隔レプリケーショ月に本番稼働を開始している。ちなみに同社では、長ンを日次で行っている。これにより、大規模自然災害等年にわたり社内業務システムの内製化を行っており、が発生した場合も、速やかに災対サイト側で業務を復ハイレベルな技術力を有していることから、旧環境から旧することが可能だ。の移行作業もすべて自前で行っている。「仮想サーバー 本プロジェクトを支援したネットワールドへの評価もの移行はVMwareの『Storage vMotion』機能で行いま高い。三谷産業の町田 喜子氏は「今回は技術面、情報したがファイルサーバーの容量が非常に大きいため、面の両面で大変手厚くご支援いただきましたので、当当初は移行に2ヶ月程度掛かると予想していました。し社としても盤石の体制でご提案に臨めました」と語る。かし、受け側となるNetApp ASA C250のパフォーマン このように大きな成果を収めた同社だが、今後も引VMVMVMESXiスが非常に高いため、実際には2~3週間程度で移行作き続き環境改善に取り組んでいく考えだ。松江氏は「長業を終えられました」と三﨑氏は語る。らく内製化を基本としてシステムを作り上げてきました これにより、社内仮想化基盤にも様々なメリットが生が、良いものは積極的に取り入れたい。その取り組みをまれている。まずストレージ性能強化により各種業務通して、業務プロセスの改善に寄与していければと思システムのレスポンスが改善され、業務の快適さが向います」と将来の展望を語った。上。また、システムの安定性も大きく改善され、以前はトラブル発生時にストレージの問題を疑うことが多かっう。さらに、圧縮・重複排除機能の効果も大きく、仮想マシン内には図面等が多いファイルサーバ用途も含まれる中、1.9:1の削減率を達成しているとのことだ。加えて懸案であったセキュリティ対策についても、さらなる弾みを付けることができた。「万一脅威に侵入された際にも、データを書き換えられる心配がないということは、ビジネス上も大きな安心感につながります。また、承認をより厳格化したことで、管理者の操作ミスによる誤消去なども防げます」と松江氏は満足感を示す。ちなみに同社では、DR(災害対策)システムも構築しており、ンを日次で行っている。これにより、大規模自然災害等が発生した場合も、速やかに災対サイト側で業務を復101-0051 東京都千代田区神田神保町旧することが可能だ。高い。三谷産業の町田 喜子氏は「今回は技術面、情報VMVMVMパートナー企業 【Tamperproof Snapshot】 管理者でも絶対に削除できないスナップショット 【Multi-Admin Verification】 SnapshotやSnapMirrorの削除コマンドを実行する 際に複数管理者の承認必要SANスイッチ導入メリット・オールフラッシュストレージによる性能強化で、レスポンスの改善と安定性の向上を実現・ONTAPのセキュリティ機能により、ランサムウェア対策、データ保護を強化・圧縮・重複排除機能により、データ量を大幅に削減SnapMirrorレプリケーション 今回利用されているONTAPのセキュリティ機能NetApp ASA C250 で社内仮想化基盤の性能向上とセキュリティ強化を実現

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