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2006年11月22日更新

 
顧客企業向けの干すティングサービスを「VMware」+ブレードサーバで展開
詳細な資料は こちらから (PDF:1,261KB)

専任のIT要員を確保することが難しい中堅・中小企業にとって、システム運用の効率化は大きな課題です。サーバの監視作業などに多大な負担を強いられるようでは、ビジネスにITを活用することはできません。紙業界向けのソリューション提供を手がける株式会社 ジェー・ピー情報センター様(以下、 ジェー・ピー情報センター)では、こうしたニーズに応えるべく、ホスティングサービスの提供を開始。サービス基盤にネットワールドが提供する「VMware」を使用することで、サービスの運用向上とTCO削減を実現しています。

株式会社 ジェー・ピー情報センター
システムサービス部
部長
岩澤 仁

株式会社 ジェー・ピー情報センター
システムサービス部
システム営業課
課長
田中 徳見

株式会社 QUICK電子サービス
ソリューション本部
技術開発営業部
杉本 貴則
株式会社 ジェーピー情報センター
本社:東京都中央区日本橋室町2-3-16 三井ビル6号館
設立:1979年4月
資本金:1億円
売上高:19億(2004年3月期)
従業員:48名
URL:http://www.jpic.co.jp/
業務内容:日本紙パルプグループのIT企業。
紙卸業システム「PROTS」や統合物流システム「DTOS」など、紙業界をターゲットとしたソリューションを数多く提供している。

株式会社 RQUiCK電子サービス
本社:東京都中央区新川1-6-1
設立:1983年3月
資本金:2億5000万円
売上高:79億(2004年3月期)
従業員190名
URL:http://www.qes.co.jp/

独自のノウハウと経験を活かし、紙業界のIT化を支える

日本紙パルプ商事グループのIT企業として、紙業界向けの業務システムや流通システムを提供するジェーピー情報センター。システムサービス部 部長 岩澤 仁氏は「当社では約30年にわたって、紙業界に特化したビジネスを展開して参りました。この間に培った経験を活かし、お客様に最適なソリューションを提供しています」と説明する。
紙業界向けのシステムでは業界固有の処理も多く、汎用パッケージなどでは対応しきれないことも少なくない。しかし同社のソリューションには豊富なノウハウが注ぎ込まれているため、多種多様な顧客ニーズにも柔軟に応えることができる。現在では紙卸売御者や代理店など、様々な企業が同社のソリューションを活用。ユーザー数は全国で約220社にも上るとのことだ。これも高度な技術力と独自の強みがあればこそと言えるだろう。

ブレードサーバ+VMwareによるホスティングサービスを開始

これまで順調に成長を続けてきた同社だが、その間にはビジネス上の課題もいくつかあったという。その一つが、近年になって急速に進んだオープンシステム化の波である。ジェーピー情報センター システムサービス部 システム3課 課長 田中 徳見氏は「以前のシステムはオフコンが主体だったため、それほど手間を掛けることなくシステムコウチクが行えました。しかしWindowsサーバなどのオープンシステムが主流になったことで、導入や保守に多くの工数が掛かるようになったのです」と振り返る。
オフコンの場合であれば、ハードウェアの設置や保守などの作業はメーカーが担当する。しかしWindowsサーバを利用するとなると、サーバの立ち上げからアプリケーション導入までの作業を同社が担当しなくてはならない。
またシステムノオープン化は、ユーザー企業にとっても思わぬ事態を招くことになった。Windowsサーバを業務に活用していく上では、システム監視や障害復旧などの運用管理作業が不可欠だ。オフコン時代のように、ただシステムを利用するだけというわけにはいかない。しかし中堅・中小企業の中には、専任のシステム管理者を置くことが難しいところも多い。
せっかく新たなITインフラを導入できたのに、運用負担も増えてしまうことになったのだ。「ちょっとそんな時に、当社のITパートナーである 株式会社 QUICK電子サービス(以下、QUICK電子サービス)から、ブレードサーバの提案がありました。その活用として浮上してきたのがホスティングサービスです。お客様のシステムをお預かりしてデータセンターで運用すれば、本業に集中していただくことが可能にあんると考えました」と岩澤氏は語る。
さらにもう一つの決め手となったのが、ネットワールドが提供するサーバ仮想化ソリューション「VMware」である。QUICK電子サービス ソリューション本部 技術開発営業部の杉本貴則氏は「VMwareなら物理的にサーバを構築する必要がありませんので、スピーディにサービスを提供できます。またハードウェアの運用等についても、当社のデータセンターでご支援が可能とご提案致しました」と語る。サービス提供に必要な要素が揃ったことから、同社では穂スティングサービスの本格展開を決断。2004年10月より、顧客企業向けの本サービスを開始した。

信頼性の高いシステム環境で顧客システムの安定稼動を実現

サービス開始当初はシステムのインフラに「VMware GSX Serer」を採用。19社分のシステムを、顧客先での運用からデータセンターでのホスティングに切り替えた。
サーバ仮想化ソリューションを利用するのは初めてだったこともあり、当初は顧客向けサービスに適用して大丈夫か、懸念する声もあったという。「しかし結果的には、まったく問題はありませんでしたね。システムの信頼性に影響するようなトラブルは皆無でした」と田中氏は語る。
VMwareならではの様々なメリットも生まれている。「サーバ障害の中には、ハードウェア故障や接続不良などに起因するものが結構多い。しかしVMwareによる仮想環境なら、 そもそもこうしたハードウェアにまつわる問題が起きる心配がありません」と田中氏。高品質なハードウェアとVMwareを組み合わせた方が、顧客先に安価なPCサーバを導入してシステムを構築するよりも、ずっと信頼性の高いシステムが実現できたと続ける。「またシステムの性能が出ないような場合にも、別に仮想サーバを立てて負荷分散を行うといった対応がすぐに行えます。物理的なサーバを利用するとなると、とてもこうはいきません」(岩澤氏)


今後のソリューションにもVMwareを積極的に活用

こうしたVMwareの特長は、顧客対応を担当する現場の担当者にも好意的に受け入れられることになった。岩澤氏は「導入や保守に苦労した経験がある現場としては、VMwareの良さが直感的に分かるのでしょうね。商談案件でも、お客様先への個別導入よりホスティングをお勧めするケースが格段に増えました」とにこやかに語る。
もっとも、ホスティングサービスの引き合いが順調に伸びた結果、当初構築した環境は既に満杯になってしまった。そこで同社では第二段として、新たなブレードサーバと「VMware ESX Server」を追加導入。2006年3月よりホスティングサービスへの適用を開始している。
「VMware ESX ServerはホストOSを必要としませんので、初期導入のスピードがさらにアップしました。データセンターに設立シートを渡せば、1日〜2日程度でサーバを立ち上げられます。またエンタープライズ向けの製品だけあって、システムのレスポンスが非常に早いのも魅力です」と田中氏は満足げに語る。
VMwareによって顧客サービス向上をはたした同社だが、コスト面での効果も見逃せない。岩澤氏は「遠方のお客様先に直接伺うとなると、それだけで相当額の交通費や人件費が掛かってしまいます。その点VMwareなら、こうしたコストはまったく不要。サーバ構築や保守に掛かるコストは、以前の6割程度に抑えられています」と語る。
同社では今後提供する新しいソリューションについても、VMwareの適用を図っていくとのこと。岩澤氏は「紙業界でもサプライチェーンの再構築に向けた動きが進んでおり、様々な分野で業務改革が必要になると予想されています。当社もVMwareを強力な武器として活用し、付加価値の高いソリューションを提供していきたい」と抱負を語った。

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