ウチダスペクトラム株式会社様導入事例
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Symantec Enterprise Vault導入事例
「Symantec Enterprise Vault」で
全送受信メールをアーカイブ
メールサーバやストレージの有効活用とセキュリティ/コンプライアンスへの対応を実現
ソフトウェア分野に特化したリセール事業を展開
現代のビジネス活動において、絶対に欠かせないのがサーバやPC用の様々なソフトウェアだ。ウチダスペクトラムは、こうしたソフトウェア群のリセールを専門に手がける企業である。ウチダスペクトラム 執行役員 マーケティング担当 紀平 克哉氏は、「当社は米国の大手ソフトウェアリセラーであるソフトウェアスペクトラム社(現・インサイトエンタープライズ社)と、内田洋行のジョイントベンチャーにより設立されました。現在は主に3000台以上のクライアントを有する企業を中心に、マイクロソフト製品をはじめとする多種多様なソフトウェアを販売し
ています」と説明する。
同社のビジネスモデルのユニークな点は、 ハードウェアの販売を一切行わないという点だ。ターゲットをソフトウェア分野のみに絞り、ライセンス販売や導入コンサルティング、資産管理などのサービスを提供。ソフトウェア調達・管理業務の負荷軽減やコスト削減を支援している。
またもう一つ力を入れているのが、自社開発のエンタープライズサーチ製品『SMART/
InSight』の提供だ。業務のIT化が進んだことで、企業内に蓄積された大量の情報をいかに活用するかが大きな課題になっている。これを解消するのが、エンタープライズサーチ・ソリューションである『SMART/InSight』の目的だ。紀平氏は「社内外のあらゆる情報をデータの種別を問わずに横断的な検索を実現できます。お客様の情報活用を強力にご支援致します」
と語る。
メールサーバの負荷増大と
内部統制/セキュリティ対応が課題に
同社では2006年秋より、業務改善に向けた一つのプロジェクトに取り組むこととなった。それはMicrosoft Exchange Server 2003(以下、Exchange Server)で構築されたメールサーバの再構築である。ウチダスペクトラム執行役員 インフォメーションソリューショングループ担当 横田 将之氏は、その理由を「まず一点目として、メールサーバの負荷軽減やパフォーマンス向上が挙げられます。メールの数や容量が年々増加する一方で、旧サーバは導入から既に数年が経過。性能・容量の両面で限界に達していました」と説明する。
これまでもメールサーバの負荷を下げるために、ユーザー一人あたりのメール容量を制限する、それを超えた場合はローカルに保存するなどのルールを設けてはいた。しかしそうした対応では、もはや追いつかくなってきたのである。
また、これに加えて取り組んだのが、コンプライアンス/セキュリティへの対応だ。「日本版SOX法(金融商品取引法)などの法令整備が進む中で、メールの長期保存が大きな課題になっています。当社でもメールで注文をお受けする場合がありますから、保存や監査への対応が重要なテーマでした。また、2006年よりプライバシーマーク取得に向けた取り組みを推進してきた関係で、セキュリティ強化も実施する必要がありました」(横田氏)。
そこで目を付けたのが、メールアーカイブの導入である。「古いメールをバックアップする手もありますが、それだと障害時の復旧に時間が掛かってしまう。その点アーカイブなら、長期保存や迅速な復旧、監査への対応などの要件をすべて満たすことができます」と横田氏。ここで選ばれたのが、ネットワールドが提供するExchange Server向けアーカイブソリューション「Symantec Enterprise Vault」(以下、Enterprise Vault)である。
Exchange Serverとの高い親和性が導入の決め手に
製品選択のポイントについて、「いくつかの製品を比較検討しましたが、Enterprise Vaultが最もExchange Server+Outlook環境との親和性が高かった」と振り返る横田氏。また、ウチダスペクトラム インフォメーションソリューショングループ 福永 直昭氏も「バックアップツールとして『Symantec Backup Exec』を導入していますので、同じSymantec製品で、バックアップ/アーカイブ環境を構築できる点も大きかったですね」と続ける。
同社では2006年の年末に掛けて製品評価と詳細設計を行い、翌2007年1月にExchange Server用サーバのリプレースを実施。2月から3月に掛けて、Enterprise Vaultを各部門に展開していった。構築作業は非常にスムーズに進み、特に問題になるような点もなかったとのこと。福永氏は「Enterprise Vault自体に特に難しい点はありませんし、当社にはExchange Server構築のノウハウがあったため、ほとんど苦労らしい苦労はありませ
んでした」と語る。
今回のプロジェクトでは、個人用メールボックスのアーカイブだけでなく、Exchangeジャーナルのアーカイブによる全送受信メール保存も行っている。その結果、ユーザーがメールボックスの容量を気にしないで済むようになっただけでなく、コンプライアンス/セキュリティへの対応も可能になった。横田氏「全メールをサーバで一元管理しますので、ローカルに保存したメールから情報漏洩が生じる心配がありません。また、全送受信メールを保存することで、監査への対応なども容易になりました」と満足げに語る。
自社導入での成果を踏まえてEnterprise Vaultのリセールも開始
メールアーカイブを実施していく上では、システムの使いやすさも重要なポイントとなる。煩雑な操作を必要とするようでは、ユーザーの生産性にも大きく影響してしまう。その点、Enterprise Vaultは、こうした面でも大きなメリットがあった。「Outlookのメニューに機能をアドインすることができるため、ユーザー側で特別な意識を持つ必要がありません。これまでとまったく同じ感覚で、アーカイブ環境を利用できます」と紀平氏は語る。
ストレージ有効活用の面でも、大きな効果が挙がっている。「たとえば外部からの同報メールを複数のユーザーが受信した場合も、Enterprise Vault内では一つのアーカイブとして保存してくれます。データ圧縮技術なども組み込まれていますので、ディスク容量を以前に比べて約40%削減することができました」(福永氏)。
当初の目的であったメールサーバの負荷軽減と、セキュリティ/コンプライアンスへの対応を見事に果たした同社だが、この成果を踏まえて新たな取り組みに乗り出した。ディストリビュータであるネットワールドとの協業により、Enterprise Vaultのリセールを開始したのである。「内部統制やセキュリティへのニーズが高まる中、今後はEnterprise Vaultのような仕組みが必須になります。今回我々が実践したノウハウを、Exchange Serverを導入されているお客様にも提供していきたい」と紀平氏は力強く語る。今後は同社の顧客企業におい
ても、Enterprise Vaultの効果が発揮されていくことだろう。
| ウチダスペクトラム株式会社 |
| 本社: |
東京都中央区新川1-16-14アクロス新川ビル・アネックス |
| 創業: |
1995年3月 |
| 資本金: |
4億8400万円 |
| URL: |
http://www.spectrum.co.jp/ |
| 業務内容 : |
ソフトウェアライセンス販売及び導入コンサルティングサービス、ソフトウェア資産管理サービスなどを手がける。世界トップクラスのソフトウェアリセラーであるソフトウェアスペクトラムのネットワークを活かし、海外展開を行う日本企業に対してもグローバルなサービス・サポートを提供している。 |
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